どこの社会でも、役立つお話…と感じた指導でした | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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● どこの社会でも、役立つお話…と感じた指導でした

 

 

こんにちは 三浦真弓です。

 

甲子園の都道府県予選が始まっていたり

各中学校でも、地区大会が始まっていたり

 

最後の試合に向けて、練習も、本番も

力が入っていることと思います。

 

勝って、次々と試合にのぞむ学校がある一方で

負けてしまい、これで終了という場合もありますね。

負けてしまっても、チームで練習してきたことや

勝つために努力してきたことは

この先の、お子様の、何かの力になると思っています。

 

次女がミニバスケットをしていたとき

指導してくださっていたパパコーチが

このようなことをおっしゃいました。

 

あの子が上手とか、レギュラーだ、とか、
いつも試合に使ってもらっているとか、
それでチームができているけれど、
本当のチームというのは、それだけではない。

もし、レギュラーが、5ファウルで退場したとしよう。
そして、誰かが、そこを埋めるように、入ったとしよう。

すると、
前の5人でできたことができなくなっていては、チームではない。

人がかわったのだから、できないこともあるかもしれないけど、
それでは、チームとは言えない。

人が入れ替わって入っても、同じように、動けること。
ポジションがかわったとしても、みんなが、同じようにできること。

それが、チームとして、大切なことなんだけど、
すぐには、できない。

では、どうしたらできるようになるのか?

それは、
声を出すこと。

自分がしていることは、これでいいのか?と確認する。
自分は、今これをしている、と、声を出す。
あそこに動いてほしい、と、声を出す。

声を出して、気持ちや考えを確認してプレーしていくことで、
みんなが、したいプレーができるようになる。

それが、チームとして成長すること。
頑張ってやっていこう!


なんとなく、レギュラーは決まっちゃってるし…

○○ちゃんの代わりに入ったとき

うまく出来なかったらどうしよう…

 

小学生は、そのように思って、プレイが小さくなりがち。

 

でも、チームみんなで、戦っているんだよ!

ということを、

いつもレギュラーになる子どもにも、

控えにいることがおおい子どもにも

わかるように話してくださいました。


これ、ミニバスでなくても、

この先、社会人になって、どこかに配属されたとしても、言えることですよね。

中学生になって、始めてもお友達と同じクラスになったときや、

新しい学級だったりしても、言えることですね。

みんなで、どこを向いて進んでいるのか

「これでいいと思う?」

「あってるかな?」

そんな確認をしながら、声を出し合いながら

チームが目指すところに、進んで行けたらなと思います。

 

そして、その経験を

この先の人生の、いろいろなところで活かしてくださいねー!