● 見守るVS見てるだけ
こんにちは 三浦真弓です。
「わが子の成長を安心して見守るってなに?」
ちょくちょく、聴かれます。
ニュアンスとしては
「見守るって、どんなことするの~?」(^∇^) ←顔文字重要!
というよりも
「見てるだけと何が違うの?」(?_?)
というよう雰囲気の発言ですね。
確かに、親として、何をしているのかと言われれば、行動としては
「子どもを見ている」
になります。
でも、その見ている親の、内面にも色々あるのです。
例えば、歩き出した赤ちゃんを見ているとき、
行動としては、「見ている」のですが、
転びそうになったら、助けに行こかな…
人や何か、ぶつかりそうになったら、その前に抱っこしようかな…
以前よりも、足取りが丈夫になってきたな…
見ている側に、そうした内面の動きがありますよね。
その行為は「見守っている」になりますね。
行動・態度としては、「見ている」ですが、
色々な(良き)想いを持って「見ている」のが見守るです。
思春期・反抗期の子どもに対して
「最近の行動、わけがわからん。言っても聴かないし、もう、しらなーい」
「とりあえず、勉強も運動も習い事も頑張っているみたいだから、いい子だわ♪」
「そろそろお受験に向けて、頑張らせないと行けないんだけど、やる気スイッチはどこ!?」
なんて、目の前の様子について、思うことがありますね。
気になることがあると、目の前対応になりがちです。
でも、小学校3,4年生ごろからは、目の前対応をし続けるだけでは、
・うっとうしがられる
・子どもの自主性を奪う
という心配があります。
そうは言っても、小学生ですと、
・どこまで任せていいの?
・任せて本当に大丈夫?
という不安も生まれるかもしれません。
ですが、親の言うことを聴かせようとしたら、
まだ、言い負かせることはできるかもしれませんが…
でも、ここからが大切な時期なので、ぜひ、目の前の対応だけでなく、
・どうしてわが子がそういう行動をするのか?
・その発言の奥にはどのような想いがあるのか?
ということにも、意識しながら
「見守って」
いただきたいのです。
目の前対応の「見守る」は、
別な言い方をすると「見張っている」にもつながるかもしれませんよ!?
「見守る」VS「見てるだけ」ではなくて
「見守る」vs「見張る」も意識してほしい。
見守るタイミング、ポイントなどは、お子様の成長の様子に合わせれば
スムーズに行きますよ。