子どもの気持ち・想いを大切にできる場面は、日常にいっぱいあります。 | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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保健室教諭21年とわが子の子育て経験を活かして、子どもの育て方見守り方をお伝えします。
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コーチングの技術を使って、子どもの育て方、見守り方をお伝えしています。

● 子どもの気持ち・想いを大切にできる場面は日常にいっぱいあります。




こんにちは! 三浦真弓です。

過ごしやすい季節になり、どこかへお出かけしやすくなりましたね。

近くのちょっとした公園で遊んでいると、

そこへ遊びに来たお友だちと、

遊具やおもちゃの取り合いになることがあります。

今、あなたのお子さまが遊んでいる遊具に、

ほかのお子さまが近寄ってきました。

あなはは、どうしますか?

 



かわってあげるように声をかけますか?
ほかのお子さまが何か言うまで、待っていますか?


同じ場所にいる、ほかのママの目を考えると、ついつい

「かわってあげようか」

と、自分の子どもに言ってしまうことがあります。

みんなと仲良くできる、

ほかのお友だちのことも考えることができる、

そういう子どもでいて欲しいという気持ちもあることでしょう。

でも、自分の子どもが、まだ、

その遊具で遊ぶことに満足できていないと、

素直に交替しませんし、不満が残ります。

自分の子どもに声をかけるのなら

「お友だちが、乗りたいみたいだよ。どうする? かわってあげる?」

と聴いてみるとよいですね。
かわってくれるのなら、すぐに、替わればいいですね。

「やだー」

と言う返事の場合は、近寄ってきたお友だちに

「もう少し待ってくれる? まだ、遊びたいんだって」

と声をかけましょう。

 



近づいてきたお友だちは、

ほかの遊具に行くかもしれませんし、そのまま待っているかもしれません。

小さいながらも、子どもは

「自分がどうしたいのか?」

ということに忠実に、行動しています。

「自分がどうしたい」という

自分の欲求・感情・想いに素直に行動していくことで、

子どもの「意志」が育っていきます。

将来、自分が何かしたい!と言うことに出会ったとき、

そのしたいことに対して、

さっとカラダを動かすことができる人に育てるためにも!

子どもの意志を尊重できるような、働きかけができるとよいですね。

 

親としては、忍耐力が必要…に見えますが、

その忍耐力を自分の中で育てることで、

 

子どものやる気スイッチが育っていくのであれば!

こんな良いことはありませんよね。

 

 

周りのママから、どんな風に見えているのかな…も

気になるところだと思いますが、

 

わが子の気持ちを大切に育てて行くことを

優先したいですね。