学校とは… 映画『夢みる小学校』をみてきました。 | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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● 学校とは… 映画『夢みる小学校』をみてきました。

 

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こんにちは 三浦真弓です。

 

映画「夢みる小学校」を見てきました。

子どもたちの学校生活、本当に楽しそう。

 

映画を見ながら、自分が通っていた学校のことや

わが子のためにと考えた園や、学校のことも

思い出していました。

 

わが子には効率よく学習内容を学ばせて

ゆくゆくは偏差値高めの学校に進学させたい!

というご家庭は、目に入らない学校かもしれませんね。

 

一方で

「子どもが本来持っている力を、子どもらしく伸ばしてほしい」

と思われる方には、魅力的に見えると思います。

 

私立学校だもんね、いいよね~

という声もあるのかな。

 

映画の中では、長野県の伊那市立伊奈小学校が

56年前から通知表のない小学校として紹介されていました。

 

古い話ですが、

私が学生時代に色々な教育について学んだ中では、

長野県は、地域の子供のために、

独自の(という表現がよいのか?)教育に取り組んでいる学校が、

たくさんあるなという印象でした。

 

公立の学校では、特色ある学校づくりは

しにくいように思われるかもしれませんが、

愛知県内にも、東浦町に緒川小学校というオープンスクールの

小学校があります。

右東浦町立緒川小学校HP

 

先輩や同級生が勤めていたので、

教師側からみると、どのような学校なのかを

聞いたことがあります。

 

一般的な、教科書を読んで、話し合いをしてプリントをして~

という授業スタイルではないので、

「この学校独自の授業の準備が大変アセアセ

とは言っていましたが、

 

「でも、子どもたちが、自分で学ぼうとする姿勢や力が、いいよね」

とも言っていました。

 

 

この映画に関しては、ご覧になられた方が

あちらこちらで、感想シェア会をされていらっしゃるんですよね。

 

よいですよね~。

学校がこんな風ならいいな~とか、

あれは、どうしてこうなっているんだろうな~とか

 

そういう想いが、「どうなってんの?」を変える力にもなると思います。

 

私の勤務時代は、同僚の職員の先生方に恵まれていたことと

「そんなこと言っても、子どもの健康最優先ですよね!」

というエラソーな態度で、

 

変えたほうがよいのでは?ということを、

変えられることを、できるだけ変える方向で動くことができました。

(たとえば、学校の校則とか)

右出来れば、子どもが「自分たちでやった!」と思えるように

 

とはいえ、同じ愛知県内であっても、

同じ公立中学校なのに

別の教育事務所管内の学校に異動したら、

 

「えー!そんなことになってるの?びっくり

みたいなこともたくさんで、

変えたかったけど、変えられなかったり、

そもそも、変えたいと思っても、職員内の反対にあったりアセアセ

 

なので、同じ「公立」の学校であっても、どこでも同じとは限らず

今、「おしい!」と思うことがあっても、

何かのきっかけで、よい方向に変えていけることもあるかと思います。

 

公立だから無理かも~

ということもないと思います。

 

多くの方が、この映画をご覧になって

それぞれの立場での感想を持たれ、

何か、1つでも、未来を生きる子供たちのため

できることを見つけられたら、と思います。

 

私も、考えて、何かします♪

右夢みる小学校劇場情報