● 子どもの持っているものを大切にしようという、大人のまなざしがあります。
こんにちは。三浦真弓です。
1月6日より、3人の博士がやって来ます。
博士がやって来たのは、馬小屋で生まれたイエスのもとに。
(我が家ですと、玄関にやって来た!みたいになるのですが 汗)
子どもたちを通わせたシュタイナー園では、2つのお話があります。
羊飼いが、天使に導かれてイエスのもとにやって来たお話と、3人の博士がやって来たお話。
どちらも、教育的な視点があります。
羊飼いが、天使に導かれてイエスのもとにやって来たということ。
これは、自然の流れに逆らうことなく、天使の言葉を信用して、ついて来たわけです。
そして、
イエスに出会うことができました。
3人の博士がやって来たお話。
博士たちは、天文学を始め、様々な知識により、光り輝く星のもとに到着することができ、そこでは、イエスが誕生していました。
知恵と知識により、イエスのもとに来ることができたのですね。
3人の博士たちは、肌の色もそれぞれ違います。
来ているマントの色も違います。
それぞれ、意味があります。
イエスのもとに到着するということを、人生に例えると。
博士たちのように、
知恵と知識により、計画を立て、コツコツと人生の目標に向かう方法
もあれば、
そんなに知恵や知識はないかもしれないけれども、
自分の周りで起きていることを信じて、進んでいく方法もある。
と、観ることができます。
自己啓発本などには、目標に向かう方法として
あなたはどのタイプ?「達成型」「展開型」?
ということが書かれていたりします。
シュタイナー教育では、
展開型(天使に導かれた羊飼い)も、達成型(3人の博士)もありますよ。
どちらの方法でも、到着したいところ(イエスのもと)に到着しますよ。
と、教えてくれます。
もちろん、こども一人一人によって、どちらのパターンが得意なのか?ということはあるでしょうが。
こちらでないとダメ!
ということは、ないわけです。
受験期が近づくと、親としては
「あぁ〜小さい頃から、コツコツと、いろんなことをさせておけばよかったー!」
みたいなこと、あれこれ思いがちです。
ましてや、結果が出だすと!?
目の前の受験に関しては、合否が出るので、そう感じるかもしれません。
でも、人生という長い目で見たら。。。
本当に、子どもが持っている力を信じて、それを伸ばしてあげられたらいいですよね。
シュタイナー教育を実践しているところでは、子どもの力を信じて、伸ばしてあげたいという思いの大人の輪があります。
幼児期は、近くの園に通わせたという場合も、土曜日に、シュタイナー教育に触れられる機会がありますよ。
名古屋シュタイナー土曜学校 やまさとの森です。
愛知県内だけでなく、三重県からも、お子様を連れていらっしゃるご家庭もあります。
そろそろ、新年度の入学の説明会なども、始まります。
土曜日だけでも、シュタイナー教育に触れさせて見たいなと関心のある方は、ぜひ、問い合わせて見てくださいね