子どもの要求に負けず、親のみなさん、がんばろう! | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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● 子どもの要求に負けず、親のみなさん、がんばろう!

こんにちは! 三浦真弓です。

三連休、いかがお過ごしですかー。

私は昨日、次女の部活の試合の応援に行ってきました~。

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団体戦で、1回戦を突破し、2回戦で残念ながら負けてしまいました。

来週、個人戦もありますので、頑張ってほしいです。

そして、今回の市総体にエントリーされなかった仲間の試合が8月にあり、それで引退となります。

いよいよ、本格的に夏休みです。

夏休みに入ると、いろいろ子どもから要求がありますよね。

「アイス食べていい?」

「エアコンつけたい」

「映画に行きたいから、お金ちょうだい」

「今日は、特別に○○って映画があるから、見てから寝たい」

どれくらいの要求まで「いいよ」と言ってあげますか?

その場限りですと、子どもに言われます。

「この前、いいよっていったのに、なんで、今日はダメなのー?」

「○○ちゃんの家はいいって言うのに、なんでうちはダメなのー?」

ってね。

これらの質問に答えることができるのでしたら、その場対応もよいでしょう。

でも、思春期・反抗期の子どもは、記憶力もよいですし、あやふやなことは突っ込んできますよぉ。

ぜひぜひ「我が家の夏休みルール!」「○○家ルール」でよいので、決めておきましょう。

親が決めていいんですよ。

もちろん、相談する時間が取れれば、お子さまと相談して決めてもよいです。

でも、お子さまがお小さい場合は、考える基準を子どもは持っていません。

思春期・反抗期の子どもは、自分に都合がよい意見を出してくる可能性が高くなります。

そうなると、すでに決める段階でバトルになるので、それなら、親の希望という形でもよいので、親が決めて、何か不都合があれば、その都度、話し合うということでよいんです。

子どもに寄り添うのが、よい親ではないですよ。

周りのママ友からは、優しいママと認められるかもしれませんが、子どもの方は、内心

「エラソーなこと言ってるけど、実は自分で決められない親だな…」

なんて思っていたりもします。

あまりに、子どもに寄り添いすぎちゃうと、こんなナゾな思考回路にもなっちゃいますよー。

「法律で規制できないのか」EXILE映画の“舞台挨拶商法”に中高生の保護者が悲鳴

それは、むりですって。

確かに、やり方としてどうなの?という部分はあるかもしれません。

でも、会社としては、自分のお客様のために、どんなふうに映画や舞台挨拶を楽しんでもらおうか考えて、企画しただけ…とも言えます。

「だれが、舞台挨拶に来るかわからないから、たくさんの会場に何度も来てね~」

なんてことは、だれも言ってないんです。

「自分のファンが出る会場に行きたいの!」と思ったのは子どもで、「自分の子どものファンが出る会場に行かせてあげたい」と思ったのは、親ですよね?

こんなやり方は汚いから、法律で規制できないものか?って、クレームの矛先が違います。

我が子に

「何勝手なこと言ってるの? 1回分は出してあげるから、何度も行きたいのなら、お年玉で行きなさい」

って言えばいいんですよ。

1つ、許可しちゃうと、どんどんリクエストがやってきますよっ。

暑さに負けず、こどもからの要求にも負けず、頑張っていきましょうー!

ひとりで頑張れない方は、ご相談にのりますよ。