● 中学生になって、急に思春期・反抗期に入るわけではなくて…
こんにちは! 三浦真弓です。
先日、名古屋で中学生1年生の生徒が「いじめ」を苦に自殺をした事件を受けて、現在までの取り組みや、これからのことが報道されています。
それによれば、学校に用意されている大人はスクールカウンセラーだけでないようです。
スクールソーシャルワーカー、スクールアドバイザー、スクールポリスという方々も、子ども応援委員会として用意されているそうです。
保健室の先生時代、スクールカウンセラーの先生が週に一度、相談室にいらっしゃるようになりました。
生徒の側からすると、自分のことをあまり知らないけど、相談できる大人が増えたことになります。
自分のことをあまり知らない方なので、話がしやすいと思った生徒もいれば、これまでの事情とか自分のことを知らない人に話をしても解決してもらえるような気がしないと言った生徒もいました。
思春期・反抗期に子どもが入ると、大人にはココロや口を開かない場面も多くなります。
この人になら、話をしてみようかな~と思うことができる大人が、子どもの周りにたくさんいたらよいのでしょうね。
ただ、親としては、さみしい想いも生まれます。
こんなに真剣にわが子のことを考えて心配しているのに、大切に育ててきているのに、本当に必要なときに、相談もしてもらえないなんて…
子どもは親に心配をかけてはいけないと思っているのかもしれませんけどね。
小学校高学年くらいから、思春期に片足をつっこみ出します。
お子さまによっては、小学校3年生頃から、雰囲気や話す言葉が変わっていきます。
そんなちょっとした変化に気づいておいていただけると、いわゆる中学生の思春期・反抗期になってもじっくり構えてお子さまを見ていていただけると思っています。