● もう、あなた(子ども)のことはあきらめたわ…の2種類
こんにちは。三浦真弓です。
一生懸命お世話をして育てているのに、
なにか良き結果が見られないと
「もう、○○(お子さんの名前)のことはあきらめたー」
なんて想ったり、言ってしまうことありませんか?
こんなに一生懸命育てているのにー!
もういいやー!!!
なんてね。
つい、口をついてしまう「あきらめた」なのですが、
何をあきらめたのか、心の中をのぞいてみてください。
立派な人に育てようと思っているのに、
その期待になかなか応えてくれないから、
あなたが立派な人に育つだろうなと期待することをあきらめた?
でしょうか?
立派な人に育てようと思っているのに、
その期待に応えてくれないということは、
自分が期待してお世話していることが間違っているのかも~と思って、
あれこれ世話をすることをあきらめた。
でしょうか?
似ているようで、全然違います。
親としては、
子どもがこんな人に育つといいな~という期待はありますよね。
だからと言って、あれこれ世話を焼いて、
自分の期待通りに育てようとするのは、どうでしょうか?
また、子どもの側から見たときはどうでしょう。
「もう、お世話するのはやめたから、あなたの好きに生きていいよ」
と、すっかりほおっておかれたら、嬉しいでしょうか。
思春期後半になってきたら、その方が嬉しいかもしれません。
まだ、思春期真っ只中のお子様は、
親に反抗的なことを言っているからといって、
すっかりスルーな対応をされることは望んでいません。
ご自身がお子様だったときを、
振り返ってみるのもいいかもしれませんね。
「一生懸命育てたから、自分の期待通りに育つはず(または、育つといいなー)」
という期待をあきらめて、
ただただ、お子様が自分自身を輝かせて生活できることを、応援していく。
そういうあきらめなら、
反抗期に入っているお子様も大歓迎なことでしょう。
新年度の初めに「あきらめ」の話。
「さぁ、新学期!」って、親子ともども肩に力が入りがちです。
子どもの学年が一つ上がり、自分でできることも増えていきます。
ママ人生も、学年が上がったと思って、
子どものお世話から手を放していくこと1つずつ、増やしていきましょう。
「どんなふうに手を離すの?」
「成長に合わせて、どのように距離を取っていって良いのやら…」
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