先日本を整理していたところ、「睡眠こそ最強の解決策である」という本を発見!
読んだ記憶はないので積読本のまま埋もれてたんだな…
購入履歴を調べたら2018年12月になっていた。
読みたいと思って買ったはずなのに5年以上放置って何なんでしょう、我ながら。
で、遅ればせながら少しずつ読み始めた。
するといきなり目からウロコの箇所が!
以下要約。↓ ↓ ↓
たいていの人は、12時間から16時間起きているともう眠くて眠くてたまらないという状態になる。
しかし化学物質カフェインを使えば睡眠信号を消し、眠気を覚ますことが出来る。
カフェインは最も広く使われている抗精神性の物質だ。
カフェインの摂取は、人類史上もっとも長く続いている薬品の人体実験とも言えるだろう。
体内のカフェイン量は、飲んでからおよそ30分後にピークを迎える。
薬理学の世界では、薬の効果について語るときに、「半減期」という表現を使う。
これは読んで字のごとく、薬の成分の半分が体外へ排出されるまでの時間だ。
カフェインの半減期は、平均して5時間から7時間になる。
たとえば午後7時30分ごろに夕食後のコーヒーを1杯飲んだとすると、午後1時30分になってもまだ半分のカフェインが体内に残っていることになる。
たった半分だと甘く見てはいけない。
カフェインはかなり強力であり、もう半分を分解するという大変な作業がまだ残っている。
脳は夜通しカフェインの影響と戦うことになるので、その状態でぐっすり眠れるわけがない。
そのためよく眠れないまま朝を迎えたときに、まさか10時間前に飲んだ夕食後のコーヒーのせいだとは思いもよらない。
カフェインを含んでいるのは、コーヒーや一部のお茶、多くのエナジードリンクだけではない、
ダークチョコレート、アイスクリーム、錠剤や痛み止めなどにも含まれている。
カフェインをとりのぞいた「デカフェ」も通常のコーヒーの15%~30%のカフェインが含まれていて注意しておきたい。
カフェインの分解を担当するのは、肝臓から分泌されるある酵素だが、この酵素による分解の速度は人によって異なり、その大部分は遺伝で決まっている。
とくに分解の速い人は、夕食時にエスプレッソを飲んでも、午前0時頃にぐっすり眠ることができる。
しかし、たいていの人はここまで効率的にカフェインを分解することはできない。
朝に1杯のコーヒーかお茶を飲むだけでカフェインの効果は1日中続くことになる。
さらに、もう1杯飲んだりしたら、たとえそれが午後の早い時間であっても、かなり寝付きが悪くなるだろう。
年齢もカフェインの分解速度に影響を与える。年齢が上がるほど、分解速度が遅くなり、体内に長くカフェインが残ることになる。
夜更かしのためにコーヒーを飲むときは。その副作用を覚悟しなければならない。
それは、肝臓がカフェインを完全に分解したときに起こる「カフェイン・クラッシュ」だ。
おもちゃの電池が切れた瞬間と同じで、カフェインがなくなったことでエネルギーのレベルがガクッと低下する。
集中力が切れ、頭がうまく働かなくなり、強烈な眠気が襲ってくる。
これに対抗するには更にカフェインを摂取するしかない。これが悪循環の始まりであり、やがてカフェインの依存を招く。カフェインがないと起きていられないような状態だ。
はっきりと指摘するが、カフェインは精神刺激性のドラッグだ。
以上要約終わり。↑ ↑ ↑
以前中途覚醒の原因と対策について投稿したけれど、カフェインは全く頭になかった。
というのは副腎疲労の私にとってはカフェインはNGなのでコーヒーや緑茶を飲むことが殆どなかったから。
おまけにコーヒーや緑茶は農薬が危険という話も知っていたので。
しかし!実は糖質制限を解除してからしばらくしてチョコレートを解禁したのだ。
砂糖や乳化剤などの添加物はナシの100%有機カカオマスのものに蜂蜜をチョロリとかけて食べていた。
しかも夕食後に!
えぇ~もしや中途覚醒とか浅い眠りと感じていたのはチョコレートが原因だったの?!
というわけで早速ほぼ毎日食べていたのをやめてみた。
すると、就寝してから約2時間後に目覚めてしまうのはなくなり、睡眠も深くなった気がする!
…私の場合、チョコレートが原因だった
確かに100%カカオマスなんてカフェインが多いに決まっているわ。
カフェインを完全に分解した状態で夜11時に床に就くとすると朝8時にはチョコレートを食べ終えてなくてはいけない、ということになる。
えーー朝っぱらからチョコなんて食べたくないわー
そもそもカカオ100%のものは松果体を活性化するというのもあって好んで摂っていたけど、少量でしかも朝というのが条件なのかも。特に私のように年齢を重ねた人間にとっては。
ただチョコレートは糖分を含むメチルブロミンとエチルブロミンの2つのガンの原因となる酸が含まれているためガンのリスクが高まるという研究者もいる。
同じくコーヒーはガン細胞を生かすのに最適なpHという。
本の著者は健やかに眠るために12のアドバイスをしているがその中で飲食に関しては、
・カフェインとニコチンを摂取しない
・寝る前にアルコールを摂取しない
・夜の遅い時間に大量の飲食をしない
としている。