さて、
今回の三田女史という役。
いろいろな方からご質問いただいたので、
今更ながら自己紹介。
「畸形嚢腫」の原作には出てこない、
舞台におけるオリジナルの
キャラクターですが、
実はブラック・ジャックの
「スター誕生」という別エピソードに
登場するキャラクターが
モデルになっています。
こんなに頭が長くなったのは初めてです（笑）
メイクのココさん、ありがとう◎
さて、
モデルとなったキャラクターは、
「スター誕生」で、
ブラック・ジャックによる
大整形手術で美貌を手に入れ、
スターとなった女優の
マネージャー“及川さん”。
ブラック・ジャックに想いを寄せる
女優のスキャンダルを恐れた
及川さんは、
なんと！
ブラック・ジャックを
抹殺しようとしますっ。
激しい女性ですね。
この後駆けつけた女優が止めに入り、
及川さんは泣き崩れ、
二人はブラック・ジャックのもとを
去ってゆきます。
キャスティング当初は、
このキャラクターをモデルに
ヒステリックに演じてほしい、
という演出でした。
でも稽古を進め、
共演者のみなさまと交流するうちに、
どんどんコミカルになっていったのは
言うまでもありません（笑）。
ちなみに数珠をぶん回していたのは、
お嬢様の“さる高貴なご門跡”
という設定によるところから、
演出に提案し、採用されたもの（笑）
手塚治虫ワールドの
ユーモアの一端を担えたなら、
そしてみなさまに
お楽しみいただけたなら幸いです。
手塚ユーモアのアイデンティティ、
ヒョウタンツギ。
できれば芝居で絡んでみたかった。
三田さん、
ありがとう、さよなら。
さてさて、
次回はどんな作品と役と
めぐり逢えるでしょうか。
どうぞお楽しみに( ´ ▽ ` )ﾉ
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