第2章3-4
スポーツに関わる関係性と役割が変化すれば、当然のことですが「スポーツとは何か?」という解も変化します。 だからいつまでも競技者としての視点のみでスポーツを定義しても、それは決して最適解にはならないのです。不十分で一面的な定義にしか過ぎないのです。 それぞれの関係性と役割によってスポーツを多重的・多面的に定義していけば、熱く動的なゲームであるスポーツの概念がさらに豊潤になり、その豊潤になった概念を提示することにより、多くの方々がスポーツに関心を抱く、スポーツに関わる方々を少しでも幸せにする、その蓋然性が高まるのです。 そのような態度でスポーツを定義しようとする私の立場は、関係・役割的スポーツ存在論者と言えるかもしれません。