CX-60×ソウルレッド | 損小神無恒の間違いだらけのMAZDA選び

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巨匠、損小神無恒が走る白物家電を断罪する!

戦争さえなかったら…

 

考えてみると、個人同士のいざこざがある限り、国家間の争いは尽きないのかもしれない。会社も、国家も、もとはといえば人間の集合体だ。万民が仲良くなれない限り、世界平和は実現しえないだろう。

 

ロシアのウクライナ侵攻は意外なところに影を落とした。

 

スティーブン・セガールが「プーチン最高!」と叫んだとかで、BSでセガール映画が放映されなくなったのである。ミシガン州生まれ大阪育ちであるはずのセガールがなぜロシアに…は置いておくとして、セガール映画はつまらない映画だ。いや、映画というより、セガールのプロモーション動画といった方がより正確だ。

 

とにかくつまらない。『沈黙の戦艦』はまだしも、最近のセガール映画を見るくらいなら、イチジクの種の数を数える方がまだ有意義だと思われる。親戚の子供から「セガール映画ってどんな映画?」と聞かれれば、私はこう答えるだろう。「素晴らしい映画だよ。ただし、セガールが大好きならね」

 

ヘンリー・フォードが言ったとされる、「顧客はどんなカラーでも選べる。それが黒である限りね」。生産効率上、発売当初のT型フォードは黒しか選べなかったのだが、フォードは売れると踏んだのだろう。

 

 

 

もしもCX-60に赤しかなかったら。意外と売れるかもしれない。たまたま街で会ったCX-60とソウルレッドの食い合わせが、私の琴線に触れたのだ。

 

今日、テレビをつけると珍しくセガール映画をやっていた。くだんの問題はどうなったのやら、しかしやっているのだから見ない手はない。結果は言うまでもなかった。それでも観て良かったと思える私は実のところセガール・ファンなのかもしれない。それならば、つまらないことやってないで早くつまらない映画を撮ってくれ。ロシアの広報大使に成り下がった姿だけは見たくない。