『マツダ・RX-8のロードテスト』小林彰蒲焼太郎 | 損小神無恒の間違いだらけのMAZDA選び

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巨匠、損小神無恒が走る白物家電を断罪する!

 

マツダ・RX-8のハンドルを握って思い切り飛ばす事、それは恐らくすべてのマツダ愛好家の見果てぬ夢に違いない。ある晴れた春の1日、私はこの幸福を120%味わうことが出来た。テスト車は損小神無恒氏が所有する後期型ベースグレードの5段ギアボックス、場所は某テストコース。

 

加速性能をテストするのに、GPSを用いた専用のアプリケーションを活用した。ソーシャルネットワーク時代を生きる我々にとって、もはや第5輪を使ったテストは古いと判断した。

 

加速性能のデータは次の通りであった。乗員1名、燃料約15ℓ、晴天無風、各2回のテストの平均値である。

 

 

0-50km/h  3.45秒

0-100km/h  8.7秒

 

2速7500rpmあたりで丁度100km/hに到達することを考えると、5段ギアボックスのギア比がいかに0-60マイルテスト向きであるかが分かるであろう。それでもタイムがあまり芳しくないのは、親しき友人の良き伴侶を傷つけたくないとの、私の良心によるところである。RX-8の名誉のために付け加えておくと、私がもし本気で走れば、0-100km/hで8秒切りは堅いはずだ。尚、コーナーリング性能については別頁を参照されたし。