2025/7/29(火)
富士登山3日目②
7:53
いよいよ大砂走り
ガイドさんの説明
- ゲイターを持っている人は着けた方が良い
- 砂埃が立つのでフェイスマスク推奨
- サングラスはしてもしなくても良い(埃で汚れて見えなくなってしまうから)
- 早く走れる人は順番を気にせず先に行っても良い。但し、先頭のガイドを追い越さないこと
- 踵で着地する
これが今年は楽しかった
「今年は」というのは、去年は吉田ルートの下山道でずるずる滑って尻もちをついたり、足の親指の裏が皮が剥けそうな痛みがあったり、膝がヨロヨロだったりしたから。
御殿場口下山道の大砂走りは、吉田ルートの下山道よりも砂が深い。
「踵で着地、踵で着地、
踵で着地、踵で着地」
と心の中で唱えながら
右足、左足、右足、左足…
と交互に足を運ぶ。
昨年、吉田ルートでガイドさんに教わったことも思い出しながら
右足、左足、右足、左足…
えっほっ、えっほっ、えっほっ…
と一定のリズムで走ります。
普通、硬い地面の下り坂を走ると体が前傾姿勢になって、顔から転びそうで怖いけど、深い砂に踵だけ埋め込むように着地しながら走ると、体は水平のまま下りていくので怖くない。階段を下りるときの姿勢、と言ったら伝わるでしょうか。
(これが正しいやり方かわからないけど「踵で着地」を意識したらこうなりました)
ただ、これを軽快に走り下りるには、ある程度の筋力が必要だと感じました。
重たい荷物を背負ったまま走り、スピードが出過ぎないよう制御したり、止まりたい所でブレーキをかけるためには、大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)の強化が必要
そして、足が絡まったりもつれたりしないようにするために、ふくらはぎの筋肉もあった方が良い。
わたしは今年の春頃から筋トレの負荷を増量したので、その成果が出たように思う。昨年の筋力だったら走れず、そろりそろりと下りたかもしれない。
先に下りたので、後から来る人を待っております。
我ながらすごい
筋トレを頑張って良かったと密かに喜びを噛みしめ、ひとり静かに満足感に浸っておりました
↑靴が砂まみれで変色
↓本当は綺麗なボルドーカラーです
ちなみに大砂走りでゲイター代わりに使用したのはこの100均のレッグウォーマー。これで全く問題ありませんでした
わたしの靴はハイカットシューズですが、ローカットシューズだとたぶん砂は入ると思います。
⬇︎ゲイターにお金をかけたくない人のご参考になれば⬇︎
ちゃんとしたゲイターの人
ゲイターを使わない人もいます
大砂走り下山道の続きを
走り下りている人の砂煙りが見える。