その後のドラゴンボール第七話 「よみがえるか!? 孫 悟空」その二
第7話-6
第7話-7
第7話-8
第7話-9
第7話-10
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更新余話
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製作当初、この話でいったん製作を中断しました。描きたかったのですが、仕事が急がしくなりスローペースを余儀なくされました。ストーリーですが、世界の異変に気がついたクリリンでしたが楽観的に「いつだって悟空がなんとかしてくれたじゃないですか!」と言います。逆に言うと悟空がいなければ地球の危機はたやすく回避できないということなんです。ドラゴンボールという物語は、今ある力をはるかに上回る脅威があらわれ、それらに悟空と仲間たちがどうやって立ち向かうのか・・・という事を想像するとハラハラトキドキ感があらわれ、「早く続きが読みたい!」という気持ちにさせます。しかし、強さのインフレにみまわれたDBワールドでは地球を守る主人公の悟空があまりにも強すぎて生半可な敵ではすぐに倒せてしまうという気持ちになりませんか?例えばアニメ版のシリーズ最終作ともいえる「ドラゴンボールGT」の邪悪龍たちにたいする悟空の状況が、かつて宇宙の帝王として君臨するフリーザに対するZ戦士の状況を上回る絶望的状況に思えませんでした。もはや、あのハラハラドキドキ感を再現するには、新に造った敵キャラではかなり難しいと思えてなりません。そんな中最強の悟空がいなくなり、敵になってしまうという状況はいかがでしょうか?これは作者の私の主観ですので、作品をお読みいただいた皆様にどう写るかは分かりません。第7話-8の一番下部のコマの悟空をみて少しでも作中の緊迫感を感じていただけたなら嬉しいですが・・・。
さて、次回8話ですが、サブタイトルの窮鼠(きゅうそ)は「おいつめられたネズミはネコをもかむ」の窮鼠です。つまり、とんでもなくおいつめられた悟飯を意味しています。かつてセルゲームで悟空の実力を上回った悟飯ですが、本来なら悟空と5分の勝負ができるハズです。しかし、悟飯はやさしいのです。父を思いやるあまり悟飯は本気で攻撃できません。このあたりを思って読んでいたあだければ嬉しいです。
その後のドラゴンボール第七話 「よみがえるか!? 孫 悟空」その一
第7話-1
第7話-2
第7話-3
第7話-4
第7話-5
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更新余話
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悟空が超サイヤ人になったきっかけはクリリンの死に対する怒りでした。いつもあっけらかんとしている悟空でしたが、子供の頃、一緒に修行したクリリンにだけには特別な感情があるようです。「その後のドラゴンボール」でも『カカロット』の中に少し残された『孫 悟空』の記憶がクリリンに反応します。
第7話は前半のキーとなる物語ですので、次回upをお楽しみに!!
第7話-6はこちらです
その後のドラゴンボール第六話 「一つ目の願い」その二
第6話-6
第6話-7
第6話-8
第6話-9
第6話-10
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更新余話
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ここまでが、手作りのコピー誌「その後のドラゴンボール完全版1巻」に収録した全話です。
つまり冊子1冊分ですが、いかがでしょうか?ページ数的には読み応えはあるとは思いますが、この当時は「漫画」の描き方・パソコン処理など、何も分からず手探り状態で作業していましたのでまんがとしては・・・(汗)。とはいえ、「ドラゴンボール」を復活させたいという一念も強く、製作スピードも今では考えられないくらい速かったです。
しかし、クオリティ的にはやはりイマイチで、まだまだ単行本を片手に原作の構図を利用して、なんとか「本家ドラゴンボール」の世界観を表現しようと努力していました。そんな中、「いつまでも原作の構図の転用はいけない」という考えが出てきたのも丁度第6話ぐらいからで、ところどころ自分なりの構図を使って描いています。
さて、次回ですが、悟空に異変が起こります。ある事をきっかけに「元の穏やかな孫悟空」の記憶が甦ります。サイヤ人の破壊衝動と過去の仲間たちとの想い出で葛藤する悟空に注目して下さい。
「その後のドラゴンボール」オフセット計画(1)
さて、「その後のドラゴンボール」ですが、まんがである以上冊子としてまとめてみたいものです。
過去に何度か冊子化したのですが、全てごく小部数のコピー誌でした。
一番多い発行が「完全版」とよばれるシリーズで、1~2巻まで発行していました。
今回はこの「完全版」シリーズをリニューアルし、オフセット印刷の冊子にする計画をしています。ちなみに私がオフセット発行するのは今回が初めてです。
さて、完全版ですが、その名のとおりカラー原稿をインクジェットプリンタでそのまま収録し、モノクロのコピー誌の中の数ページカラー原稿といったものでした。しかし、オフセットの場合、冊子にカラー原稿を収録するとコストが高くなりますので、今回はカラー原稿収録をみおくることにしました。カラーページがない以上、「完全版」を名乗るわけにはいきませんので、「総集版」と改題します。
そこで悩んだのが表紙。「完全版」シリーズの表紙は「何も資料を見ないで、自分が今もつ最高のクオリティーで描く」というコンセプトで描いた私の中でもお気に入りのイラストでした。これをこのまま採用するか、描き直すかなやんいます。
しかし、表紙が同じでは仕様変更の印象が悪くおもえたので、書き直して見ることにしました。しかし、現在の完全版の表紙より気に入ったものが描けなければ、過去の表紙をそのまま使います。
総集版1巻の表紙は「悟空vsベジータ」がモチーフ。拳をぶつけ合う下書を何枚か描きましたが、何故か納得いきません。そこで思い浮かんだアイデアが、じっと見つめあい(にらみ合い)、いまにも闘いが始まらんとする「静」的な力の均衡です。
そして、ここでも何も見ないで、今自分が描ける最高のクオリティーをモチーフに悟空とベジータの両名を描いてみました。
1 悟空
そして、これをパソ処理で組み合わせます。
そして、本では、今まで白い背景でしたが、赤にしようか・・・などと考えています。
この2枚、まんがの原稿1ページを描くよりはるかに時間をかけたのですが、どうなる事やら・・・。
ひとまず、パソコンで着色してみます。
今日はつまらない話で申しわけありません。明日はまんがの更新しますね~!
「その後のドラゴンボール」オフセット計画(2)へ続く