「その後のドラゴンボール」オフセット計画(1)
さて、「その後のドラゴンボール」ですが、まんがである以上冊子としてまとめてみたいものです。
過去に何度か冊子化したのですが、全てごく小部数のコピー誌でした。
一番多い発行が「完全版」とよばれるシリーズで、1~2巻まで発行していました。
今回はこの「完全版」シリーズをリニューアルし、オフセット印刷の冊子にする計画をしています。ちなみに私がオフセット発行するのは今回が初めてです。
さて、完全版ですが、その名のとおりカラー原稿をインクジェットプリンタでそのまま収録し、モノクロのコピー誌の中の数ページカラー原稿といったものでした。しかし、オフセットの場合、冊子にカラー原稿を収録するとコストが高くなりますので、今回はカラー原稿収録をみおくることにしました。カラーページがない以上、「完全版」を名乗るわけにはいきませんので、「総集版」と改題します。
そこで悩んだのが表紙。「完全版」シリーズの表紙は「何も資料を見ないで、自分が今もつ最高のクオリティーで描く」というコンセプトで描いた私の中でもお気に入りのイラストでした。これをこのまま採用するか、描き直すかなやんいます。
しかし、表紙が同じでは仕様変更の印象が悪くおもえたので、書き直して見ることにしました。しかし、現在の完全版の表紙より気に入ったものが描けなければ、過去の表紙をそのまま使います。
総集版1巻の表紙は「悟空vsベジータ」がモチーフ。拳をぶつけ合う下書を何枚か描きましたが、何故か納得いきません。そこで思い浮かんだアイデアが、じっと見つめあい(にらみ合い)、いまにも闘いが始まらんとする「静」的な力の均衡です。
そして、ここでも何も見ないで、今自分が描ける最高のクオリティーをモチーフに悟空とベジータの両名を描いてみました。
1 悟空
そして、これをパソ処理で組み合わせます。
そして、本では、今まで白い背景でしたが、赤にしようか・・・などと考えています。
この2枚、まんがの原稿1ページを描くよりはるかに時間をかけたのですが、どうなる事やら・・・。
ひとまず、パソコンで着色してみます。
今日はつまらない話で申しわけありません。明日はまんがの更新しますね~!
「その後のドラゴンボール」オフセット計画(2)へ続く