またまた2か月ほどご無沙汰に…
ほどほどにこちらも続けていきます。
 
最近は日に日に冬が近づいてきており、困りますねあせる
寒がりだからどうしても暑い方が好きになってしまう。
耐える季節がやってきたな…
 
今日紹介する本は(今季9冊目)
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆/集英社新書)

 

文芸評論家として、YouTubeを中心に多方面で活躍している三宅氏の1冊。

タイトルにある問いに対して、労働と読書の歴史について、明治時代から現代にかけて紹介するとともに、著者が目指したい社会

について述べられています。

 

労働と読書の歴史については大変興味深く読めました。

社会状況と労働者のインサイト、流行り本がリンクしているのが伺えました。

また、知識と情報の差異についての考察も言い得て妙でした。

本著で述べられている「知識」は現代の労働社会では不可欠なものと考えていますし、故に読書は続けていきたいなというのが個人の所感です。

 

「ノイズ」こそ人を深くするものかと。

 

また、ラストで著者が主張する半身社会についても、おおむね同意です。

まずは個人個人の意識付けが第1歩になるのかなと思います。

 

それにしても、著者の読書量には驚きです。

同じ年ですが、見習わないと。。。

 

おススメ度:★★★★

 

9月になりましたが、引き続き暑いですね。

とはいえ、寒いの苦手なので冬よりはマシですが汗

 

今日紹介する本は(今季8冊目)

『自分を探すな 世界を見よう』(田端信太郎/マガジンハウス)

 

NTTデータ、リクルート、LINE、ZOZOなど多くの有名企業は渡り歩いてきた田端氏による人生哲学書。

自分の息子に向けてメッセージのような文体になっていて読みやすいです。

 

・なぜ勉強するのか?

・学校に行くことの意味とは

・親としての在り方、子育て論

 

など素朴な疑問に対して、田端氏の考えが書かれています。

 

個人的にはブランドエクイティピラミッドの話が一番印象的でした。

 

今の自分、今後の自分を鑑みるいいきっかけとなった一冊です。

 

それにしても、田端氏のいたるところで垣間見れる教養の深さは尊敬します。

こういう上司の下で働いてみたいものだ・・・

 

おススメ度:★★★★

 

 

ご無沙汰です。

最近はとにかく暑い。。。

今日まですごく久しぶりに河合塾の夏期講習に行ってました。

 

久しぶりに学んだって感じだったし、勉強意欲も増しました。

コツコツと独学で頑張っていきますあせる

 

今日紹介する本は(今季7冊目)

『億までの人 億からの人』(田中渓/徳間書店)

 

著者はゴールドマン・サックスに17年勤め、投資部門の日本共同統括まで昇りつめた方。
これまで出会ってきた富裕層のマインドについて、様々な角度から述べられています。
 
・お金がお金を稼ぐ体制を構築する(インカムゲイン×キャピタルゲイン)
・意思決定を他人に委ねない(上に確認しますで打合せを終わらせない)
・タスクへの取り組みは確実性よりもスピード感を重視
・金融リテラシーを身につける
・継続を優先してスタートのハードルを低くする
 
この辺りは自分の中でも意識をしていきたいマインドや行動ですね。
種々自己啓発本に書かれている点もありますが、具体例も交えながらまとめていただいているので、理解しやすく、総覧的な本にもなるのかなという所感です。
 
YouTubeでも発信されていますが、田中さんのルーティンすごいですね(笑)
けど、世界トップの企業で長年走り続けてきた方のマインドに触れられるのはありがたいです。
 
是非、ビジネスパーソンは手に取ってみることをお勧めします。
 
おススメ度:★★★★
 

 

今日から3連休クラッカー

今日は実家に戻りつつ、参院選の期日前投票に行ってきましたDASH!

 

今までずっと当日に投票行ってたので、実は期日前投票初めてだったんですよね。

 

それにしても暑いショックちょっと外出ただけで、汗だくでバテバテに…

高校球児すごいな…

 

今日紹介する本は(今季6冊目)

『情報分析力』(小泉悠/祥伝社)

 

著者はロシア軍事や安全保障の研究者。自身のエピソードを交えながら情報過多な時代の中でどのように情報を収集し、そして分析していくのかそして情報についてのスタンスについても記されています。
 
・集めた食材(情報)を調理(処理)して、お客さん(情報需要者)が食べられる料理(情報資料)に仕立て上げなければならない。
⇒情報を集めただけで満足してはではダメ。情報や知識も頭を使うことで宝の山になる
・情報をインプットして判断するだけでなく、足で稼ぐ情報やバックグランド情報も踏まえて、総合的に思考していく
⇒人と会って話しての情報収集の重要性、またそういった人のネットワーク形成が必要
・資料作成時は実際に書いてみることで不足している要素や収集すべき情報が見えてくる
⇒論理構造の整理もなる、また行き詰ったら一旦そこから離れて時間をおいてから戻ってくるのが吉
・アウトプットができないときはインプットが足りてない場合が多い
・予断やミラーイメージには気を付ける
 
これまでそんなにロシア軍事について触れる機会もなかったので、こういった研究に従事している方もいるのだな~と思いながら読み進めていました。
 
 
おススメ度:★★★
 
 

 

またまた期間が空いてしまいました…

 

色々最低限頑張っていますが、もっと時間が欲しい。。。

そして、暑い…

 

周りでも体調崩している人がちらほらあせる

自分も気を付けます。

 

今日紹介する本は(今季5冊目)

『失敗の科学』(マシュー・サイド/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

 

英「タイムズ」紙のライターによる一冊。
 
様々なケースとともに失敗にフォーカスし、そこから読み取れるインサイトについて述べられています。
航空業界と医療業界の対比は興味深かったですし、どういった仕組み化、マインドが必要なのかも考えさせられました。
 
今年読んだ中では一番の本かも。
また読み返したくなる本です。
 
おススメ度:★★★★★