お久しぶりです!
すっかり正月気分も抜けてしまい、通常運転になりましたね。
自戒更新時に今年の目標でも掲げたいと思います。
さて、本紹介!
今日紹介する本は(今季4冊目)
昨秋出版された小説。普段は小説は手に取らないのですが、久々に読んでみました。
大人気ミステリー作家のデビュー前に執筆されたノンフィクション小説が作家の死後、遺作として出版されることになったというところからスタート。
しかし、その作品には削除されたエピソードが。それはなぜ、どのような意図があって、そうしたのか?
遺作と併せて、今を行ったり来たしながらの構成で話は進んでいきます。
遺作として残されたストーリー単体でも大変面白かったのですが、
それを踏まえての作中読了後に残された違和感(エピソードが削除されているのでは?)の正体が明かされていくさまも読んでいてとても痛快でした。伏線の回収の仕方も鋭く、まさか表紙もヒントになっているとは。。。
けど、最後はほっこりした終わり方でしたね
これまで小説はあまり読んでこなかったのですが、小説の良さは他人の人生を追体験できることですね。
今年は少し小説も手に取ってみようと思います。
オススメ度:★★★★