沢知恵「私は誰でしょう?」 | 韓国語 英語トリリンガル♪楽習ブログ

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元フリーの英語・韓国語講師, 「なぞなぞ英語」編著者のブログです。最近はK-Pop のシークレット/시크릿、ココソリ/코코소리、TWICE LUNY/루니 の応援ブログ的な性格が強くなってますが、歌やドラマの台詞、ジョーク、ことわざなどは必ず語学力アップに役立ちますよ!

 

沢知恵/SAWA TOMOEWho Am I?/私は誰でしょう?

 

僕が1998年頃にあるきっかけで購入したCDに、沢知恵/SAWA TOMOE/사와토모에 という歌手のファースト・ライブ・イン・ソウル/First Live In Seoul  があります。 沢知恵/SAWA TOMOE/사와토모에 という歌手が韓国、ソウルでコンサートを行ったライブ・アルバムです。 彼女は自作曲の日本語の歌詞を全部韓国語に訳して、何曲かの英語の曲も交えてピアノ弾き語りで熱唱したのですが、日本語の歌は一曲も歌いませんでした。 というのも、このコンサートが実施された1996年当時、韓国ではまだ日本のうたを歌ったり流したりすることが違法だったのです。 日本語の歌が歌えるようになるのはもう少し待たなければいけない時期でした。 そのおかげで、成り行き上仕方なく彼女の曲の韓国語バージョンが出来上がり、このアルバムを通して世に出ることになりました。

 

 

沢知恵/SAWA TOMOE/사와토모에 は母親が韓国人であるハーフ女性です。 彼女の代表曲に「私は誰でしょう/Who Am I?」という自己紹介曲があります。 歌詞に彼女自身の出自や成長過程などが込められた自己紹介ソングです。 まだK-POPという言葉ができる前の、日本発祥の韓国語曲という、特殊な存在の歌だと思います。

 

この曲のオリジナルの日本語と韓国語バージョンをご紹介します。

 

日本人と韓国人、また、その他の全てのハーフの皆さんに聞いて欲しい曲です。

 

歌詞はいつもの歌詞和訳と同じ形で韓国語と日本語を並べてみました。

(最後の方にそれぞれの縦動画もあります)

日本日本語オリジナル

韓国韓国語

 

メモ한국어 가사/日本語歌詞/補助訳カラオケ

 

가와사키에서 태어나   川崎で生まれて 
여기저기서 자라고  あちこちで育ち
아침은 낫토, 저녁에는 김치  朝は納豆 夜はキムチ 
나는 누구일까요.  私は誰でしょう
아버지는 고지식한 일본사람,  おやじは九州のがんこおやじで  石頭の日本人
어머니는 고집쟁이 한국여자  おふくろは韓国のわがままなやつで
두 사람을 합쳐서 둘로 갈라놓은  ふたりを足して二で割った 
나는 누구일까요. 私は誰でしょう

I don't care, I don't care,   気にしない、気にしない

I don't care, I don't care   気にしない、気にしない
나는 누구일까요 (repeat)  , 私はだれでしょう

블랙뮤직에 미치고  ブラックミュージックが大好きで
고스펠에 맞춰 부르지만 ゴスペルだってかっこよくうたうけど
노래방에 가면 가요도 부르는  カラオケじゃ演歌をうたう   가요' 歌謡
나는 누구일까요. , 私はだれでしょう

쌀쌀하게 못 본척 하다가   あなたなしじゃ生きられないと    会えないと冷たく言ってみたり
당신이 없으면 못 살겠다고  さんざん振り回した挙げ句に  あなた無しでは生きられないと
순진한 눈으로 사랑을 속삭이는  つぶらな瞳で愛をささやく 
나는 누구일까요.  私は誰でしょう
 

I don't care, I don't care,  気にしない、気にしない

I don't care, I don't care  気にしない、気にしない
나는 누구일까요 (repeat)  私はだれでしょう


너무 생각 많이 해서   考え過ぎて 
뭐가 뭔지 몰라요  わからなくなる
폭발할것 같아요  爆発しそう 
그래도 할수 없어요  それがどうした

I'm a woman, I'm an artist,   私は女、アーチスト
I'm everything that I am  全て、そのまま私
나는 누구일까요   私はだれでしょう

 

I don't care, I don't care,   気にしない、気にしない

I don't care, I don't care   気にしない、気にしない
나는 누구일까요 (repeat)  ,私はだれでしょう


나는 나에요  私は私 
나는 사와 토모에  私は私  私はサワトモエ
Oh yeah
 

沢知恵/SAWA TOMOE/사와토모에 は今も精力的に全国各地でコンサートを行ったり、社会的なテーマを持った歌のレコーディングに参加したりしています。 現在の日本や韓国のメディアではなかなか取り上げられません。 この歌が気に入ったらぜひ友人や知人にシェアしてください!

 

 

 

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