今回は突き放し回です。
形意拳では四象、四梢と言う表現がよく使われます。
知っていますか?
基本中の基本です。
基本ですので非常に大切です。
これを知らないのであれば、ボイストレーニングもせずに、歌手になろうとしているのと同じです。
練習することは大切ですが、自分の課題もわからずに練習しては、時間の無駄です。
基本はシッカリと抑えましょう。
孫祿堂先生が伝えた孫式形意拳を主に練習しています。
形意拳は直線的で単純簡明、質実剛健と言われる中国拳法ですが、内包される、身法、手法、腿法、心法は形からは想像できないほど、繊細かつ巧妙です。
学習は容易だが習得するのは難しいと言われる所以です。
形意拳は孫家拳の母体となる拳種で基本的な身体の操作を学ぶのに大変優れています。
形意拳は剛的で体力的にきついイメージがありますが、老若男女、体力、各人のレベルに応じた教授を行っています。
形意拳紹介
形意拳は、太極拳、八卦掌とともに内家三拳の一つに数えられます。
民末清初に山西省の姫際可先生により興されたとされます。
この姫際可先生の拳は心意拳と称し、そこから心意六合拳と形意拳が派生しました。
現在の形意拳の形と名称が整い広く知られるようになるのは、河北・李洛能先生の代になってからです。
理論的基盤は陰陽五行説であり、基本技は木、火、土、金、水から成る五本の拳、形意五行拳です。
形意拳は河北派と山西派に大別されています。
河北派には劉奇蘭、郭雲深、李存義、張占魁の諸先生など、山西派には車毅斎、宋世栄の諸先生がいます。
孫式形意拳の系譜(名古屋孫式形意拳研究会)
姫際可(心意拳) → 曹継武 → 戴龍邦(戴式心意拳) → 李洛能(形意拳) →郭雲深 → 李魁元 → 孫祿堂 → 孫剣雲 → 後藤英二 → 三輪修二
見学、体験をご希望の方は直接会場へお越しください。
見学は一回に限り可能です。
体験は初回に限り1000円で申し受けます。