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ソニエリのブログ~マインドコントロールの功罪~

真如苑の欺瞞について、経験に基づき掲載しています。

ガスライティング被害者は些細な嫌がらせや、わざと誤った情報提供を受けることで自身の記憶や知覚、正気などを疑うように仕向ける心理的虐待を受けています。
宗教を信じる信者から受ける情報は、その教義を信じられない人にとっては真実ではないのですが、信者が真実であると押しつけてくると信じられない人にとっては誤った情報となります。
信者は教えを信じられない人が正気ではないと働きかければ折れると思える人をターゲットにして勧誘しようとします。
宗教的ガスライティングは信教の自由の侵害とも言える教義の強要から始まり、霊感商法を使う教義ならば、後からどうとでも言える言葉で教えを信じない人を追い込もうとして続けられます。
世の中のニュースで過度な献金、身体的虐待が話題となっていますが、心理的虐待が主で表に出にくいケースもあります。それでもその団体特有の言い回しや人を追い込む手法を情報共有して自分の身を守ることが、世の中で問題となる団体の意図どおりに行動する信者から自らを守る手段です。

ガスライティングは些細な嫌がらせを行ったり、わざと誤った情報を提示し続けたりすることで、被害者が自身の記憶や知覚、正気などを疑うように仕向ける心理的虐待の手法だそうです。
教えの手法でも霊的ハラスメントやこの教えは仏教であると誤った情報を流されることがありますが、こちらが霊感商法と気づいて教えを否定する危険性を信者が感じると、ガスライティングと同様な手法が使われて教えを信じないのが悪く、まともではないと思わせようと信者は働きかけてきます。
教え被害を立ち止まって考えてみると、教えのお力を信じているときも霊的ハラスメントは続き、信じていなければガスライティングのようなハラスメントを受けていることを意識できます。
それらが被害ではないと思わせるように働きかけてくるのも手口ですが、心理的虐待と感じれば被害なのですから、霊感商法を使い、信教の自由の侵害を伴う宗教に対して毅然と距離をとって対処し、その手法を情報提供します。

その手口として、霊感商法ではないと思わせるところから始まります。しかし、先祖霊などを持ち出して不安を煽る手口がお寺と言われる場所で大勢の中で行われると、集団圧力というマインドコントロール手法として使われて、そこにいる人は信じやすくなります。
コロナ禍でリモートを使った集会や少人数の施設への収容ではやりにくい手法でしょう。
世の中で霊感商法の手法が法規制され、報道されると信者は勧誘時に霊感商法が使われると気づかれやすくなりますし、かつて騙されていた人が再び騙される可能性も低くなります。それでも霊感商法ではなく教えのお力で示された救いの言葉と信じる信者を悪いように刺激すれば、精神的に追い詰められた信者からの精神的攻撃が及ぶこともあります。
また、信者が精神的に挑発してきても感情を動かされない心の自己管理能力も必要となってきます。心の距離をうまく取りつつも、その手法や傾向について情報提供されれば、騙されない人が増えることと信じます。

霊感商法ではないと信者は言い張るでしょう。むしろその事実を表沙汰にしなしために沈黙するでしょうが、人の不幸を観察し、「それは霊因縁の仕業」と思わせようとしてくるでしょう。
人を誘わなければ救われないねずみ講型の教えの前に、心の弱った、別名脳のワーキングメモリーが一杯の状態の人に霊感によって恐怖を与えて信じさせようとする手口は、霊感商法そのものです。
被害者救済法(法人等による寄付の不当な勧誘の防止等に関する法律)に霊感商法への規制が明記され、担当窓口に相談が寄せられるでしょう。また、世間の目も厳しく向けられるでしょう。
これを機に霊感商法を水面下で繰り返す団体の実態を浮き彫りにして、迷惑活動が抑制され続けるべきです。

どのカルトも手口が一緒という前提で話すと、過去に解散命令が下ったカルトとは違うと言われていたことを思い出します。
今回は先祖の因縁を持ち出した霊感商法に対して法令によって禁止事項が明文化されたので、カルトはさらに静かに同じようなことを繰り返そうとしていると予想できます。
単純に、信者が勧誘時に「あなたが不幸なのは先祖の因縁によって‥」と言い出すと、霊感商法であると分かってしまいます。
それまでと同じように心の弱った人を狙うのでしょうが、予め霊感商法を使うという予備知識をネットやニュース等で知っていれば、被害を避けられる率は高くなるでしょう。
過去にネット掲示板の自分の所属していた宗教団体への批判を潰していたけれど、目が覚めた人もいます。宗教は一定の入る人、辞める人がいて新陳代謝がないと古い信者が疲弊すると言われます。
それでもカルト教団は水面下で同じ手口を繰り返そうとするのですが、被害を受けた人が信者の近くにいると信者はまた同じような手口を使って迷惑行為をしようとします。信者の「この人はまた騙されるだろう」と思う楽観的な思考が被害を広めます。
被害者救済法が成立して、宗教2世以上の被害者が声を上げている状況から、同じようなことが繰り返されないように手口についての情報が流れ続けることが大事ではないでしょうか。