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ONもOFFもあらゆるものに興味を持つ欲張りな人のブログ

人材紹介会社の事業企画・マーケティング担当。しごと・キャリア・マーケティング・雑誌・ネット・スポーツ・デザインなど関心分野は際限ありませんが「これは」と思った情報を自由奔放に発信してゆきます!新たな気づきや共感・笑いを感じていただければと思います。

「建築」に関しては恥ずかしながらほとんど知識を持ち合わせていません。


が!建築設計の仕事(構造家というそうです)をしている友人や、

有名な建築物を眺めることが好きな友人がいたりで、すぐ周りの

影響を受けてしまいがちなぼくは、最近その面白さと奥深さに

ようやく気づき始めてしまっています。


sideburnzのブログ-CASA BRUTUS ニッポンのモダニズム建築100

去年買ったCASA BRUTUSです。

有名な建築家たちの手による公共施設、邸宅、ビル、工場などが

その特徴、評価、歴史的背景、アクセスマップ付きで詳細に解説されています。

建築好きにはたまらない完全保存版といえるでしょう。


夏休みを利用して1箇所くらいは行ってみたいと考えていたぼくが選んだのは

阿佐ヶ谷(近い!家からバスで行ける)でした。

解体の危機に瀕している「絶滅建築」特集でとりあげられ、

ひときわ惹きつける何かがあったからです。


sideburnzのブログ-Asagaya 51

異国的な雰囲気溢れるこのテラスハウス、なんと南阿佐ヶ谷一帯に

232戸も密集しているんです。そのうちの174戸が、日本の誇る

モダニズム建築家・前川國男氏(初めて知りました)により設計され、

1958年に日本住宅公団により売り出されたそうです。


戦後日本の課題の1つが深刻な住宅不足でした。

前川氏は、同じく第1次大戦後のドイツで提唱された「ドミノ」と呼ばれる

工業化による安価かつ大量の住宅供給システムのモデルを日本に

持ち帰ったのだそうです。


特徴は、順番に振られたタイル張りの数字と、玄関側が1階、庭側が

メゾネットの2階建てという、その独特な建築構造と、「コモン」と呼ばれる

中庭の広さ。境界を設けず、入居者皆で緑を共有し、心豊かに暮らそう

という想いが背景にあるようです。「軽井沢の別荘」が連想されます。

そして低階層なので空が広い!


sideburnzのブログ-Asagaya path
ハウスとハウスの間にはこんな小道があり、花が咲いてます。

奥のほうには小さい公園と遊具(ブランコやジャングルジム)が

見えました。子供なら格好の遊び場になること間違いなし!


sideburnzのブログ-Asagaya 10
それぞれ雰囲気が微妙に違います。これも建築家の遊び心でしょうか。

数字のタイルの色も様々です。


sideburnzのブログ-Asagaya 30and31

4階建ての集合住宅もいくつかあります。

時間が経つのを忘れて1番から60番くらいまで全部見てしまいました。


悲しいことには、老朽化、土地の有効活用の観点から、

近い将来高層住宅に再開発されるという計画が進められているそうです。


こんな古きよき「理想的な住宅」が姿を消してしまうのは残念です・・・。


今年、開港150周年船を迎える横浜が、最近「アート」をの街として

また新たな取組みを始めているとのこと。


↓はメトロミニッツの6月号です

(駅のラックから取ったまま部屋で忘れ去られていました)


sideburnzのブログ-metromin.079 YOKOHAMA

遠出をすると、大渋滞に巻き込まれそうですが、

「横浜なら逆に空いているのでは」と期待し、様子を見に行ってきましたくるま。B


まずは黄金町。

ひと昔前までは関東屈指の青線地帯(違法風俗店の営業地域)として

有名だったそうで、それらが一掃され、治安が良くなったのと引き換えに、

ゴーストタウン化廃病院。。空き家となった建物をリノベートし、若者アーティストらに

アトリエとして貸し出すことで「アート」に触れられる街として再生しよう、

という取組みが始まっているようです。


ですが、お盆休みのせいなのか、紹介されていたギャラリーも

ほとんど閉店状態。中には早くもお店を畳んでしまったと思われる所も。

一度廃れてしまった街を再生させることの難しさが垣間見えたような気がします。

時間はかかると思いますが、応援したいです応援
sideburnzのブログ-Koganecho1
そして、「横浜の歴史的建造物をアートの拠点に」という

取組みの象徴ともいえるのが、ここ。

日本大通り沿いにある旧関東財務局(ZAIM)です。

部屋1つ1つにクリエイター達が入居し、各々の作品を

展示していて、サークル的な雰囲気です。

(残念ながら到着したのが遅く、中に入れませんでした。次回こそ!)
sideburnzのブログ-ZAIM
文化に触れるというよりは、

結局その後向かった横浜中華街中華とみなとみらいのショッピングという

中学生の遠足的な結果に終わってしまい、涙目になりながら首都高を

ぶっとばして帰ってきたのですが、他にも見るべきポイントを沢山みつけて

きたので、近々再挑戦しようと思います!





「日本最南端の有人島、波照間島で観光客の自転車のカゴ

から財布が盗まれた!犯人は??」


これ、推理小説ではなく実話です。

島のたった1人の警察官はこう思ったそうです。

「島民が物を盗んだりするはずはない」

彼はメロンパンを罠に、それがカラスカラスのいたずらだ

という証拠をつきとめたのでした。


sideburnzのブログ-HAPPY NEWS


こんな心温まる新聞記事を「HAPPY NEWS」として

全国からの応募を受け付け、日本新聞協会の選考による

コンテスト受賞作品を中心に紹介したのがこの本です。


出版社に勤める昔からの友人がこの本の製作に関わった

こともあって、真っ先に買いました。4年前の出版で、たまたま

本棚の整理をしていて見つけたのですが、何度読んでも良い気分に

させてくれるお気に入りの本です。


●サメの襲撃を群れで囲んで助けてくれたイルカ
●闘病の妻を毎日のショートショート1778話で応援した作家
●静岡から埼玉まで届いた風船と向日葵のタネ


が、紹介されている記事の中でぼくが特に感銘を覚えたものです。


世の中ぜんぜん捨てたものではないですねクローバー2