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ONもOFFもあらゆるものに興味を持つ欲張りな人のブログ

人材紹介会社の事業企画・マーケティング担当。しごと・キャリア・マーケティング・雑誌・ネット・スポーツ・デザインなど関心分野は際限ありませんが「これは」と思った情報を自由奔放に発信してゆきます!新たな気づきや共感・笑いを感じていただければと思います。

最近、念願の皇居ランデビューしました。
勤め先最寄りの永田町駅から徒歩1分のところに、シャワー、ロッカー完備の便利なスポットができたのです。(1年前くらい?)

adidas RUNBASE(ランベース)。皇居ランナーたちの基地です!外見はこんな感じ。↓↓

adidasの
$ONもOFFもあらゆるものに興味を持つ欲張りな人のブログ-RUNBASE

adidasショップも施設内にあり、最新ウェアやシューズがチェックでき、初心者ランナー向けの体験コースもあるようです。メアド登録するだけで共和国の一員になることができ、1回600円で利用可能。

なぜみんな皇居ランに夢中になるのでしょうか?まだ2回走っただけですが、その理由についてあれこれ考えてみました。

①都心を周回するコースなので交通の便がよい(どこからでもスタートOK!)
②1周ちょうど5kmで目標を決めて走りやすい
③信号がないので自分のペースを守れる
④大勢の人たちが走ってるので頑張れる
⑤見晴らしが良くてゆるやかな下り坂が多くて快適(急な上り坂が一部ありますが…)


などがいえると思います。なかなか同じようなコースは都心にはないのでは?

この RUNBASE、利用者からの収入やテナント料、諸経費を考えると単体では収益出ないか赤字なのではないかと思いますが、話題づくりやブランディング、大勢の皇居ランナーたちを adidasファンにしするには巧い作戦だと思います。現にぼくも次にシューズを買うなら adidasを検討するかもしれません。

皇居周辺にはたしか asics もランナー向けの施設があります。NIKE は今度の湘南国際マラソンの協賛で、「SHONAN MARATHON Nike+ VIRTUAL RACE」 という NIKE+を使って誰でも参加できるイベントを企画していますね。各社のサービスがもっと充実すれば、もっとランナーの人口も増えるでしょう。

次は3周(15km)に挑戦です。

前のブログで、「自分の担当領域を決め付けず、一見関係なさそうなものでもアンテナを張り興味を持って貪欲に首をつっこんでいけば、新しいアイデアがひらめくきっかけになるから大事なんだ」といったことを書きました。

「が!」おいしそうだと思ったら片っ端からつまみ食いしていたのではすぐに肥えてしまい、消化不良で身動きがとれなくなってしまいます。「インプットだけでなくてアウトプットが大事」というのは良く言ったものだなと思います。

$ONもOFFもあらゆるものに興味を持つ欲張りな人のブログ-思考のダイエット

アート/クリエイティブディレクターとして、数々の心にとまる広告を世に送り続ける佐野研二郎さんの著書を手にとりました。それまで恥ずかしながら名前を存知あげなかったのですが、その作品たるや、au「LISMO」、TBS「Tブー!S」、資生堂ザ・コラーゲン、フランフランpigmug、山形県新米「つや姫」など、「あ、これは知っているぞ」という印象的なものばかり。

彼が過密スケジュールのなか、完成度の高い作品をつくり続けることを可能にしているのは、その思考法にありました。

1、シンプル(単純)に
2、クリア(明快)に
3、ボールドに(太く)


たったこれだけです。

広告によりターゲット(消費者)を魅きつけるには、単純で分かりやすくて芯のあるものでないと、結局何がいいたいのか分からないような広告や企画になってしまいます。これは広告業界だけでなく、ぼくたちが関わっている仕事でも言えること。プレゼン1つにしても、一生懸命話しているのはわかるけど、主張が曖昧になってしまったり、ページ数だけ異様に多くて結論のない企画書なんかがあてはまると思います。(自分も思い当たるふしがあるので直さなければ…)

また、タイトルにもある「思考のダイエット」ですが、冒頭にも書いたとおり「あれもこれも」ではなくて力を入れるべきものに照準を絞り、常にトップスピードで成果を出すために、無駄な贅肉はそぎ落とさなくてはなりません。あまり時間をかけなくても良いもの。自分でなくてもできる仕事。実はやらなくても誰もそんなに困らなかったりする仕事。これらを勇気をふるってやらないことで、仕事の効率とクオリティがUPするよ、と新しい気づきを与えてくれています。

今のぼくは興味は人一倍あるのですが、それもあってか色々なものをかかえてしまい、完全な肥満状態。ランニングで体を身軽にするだけでなく、思考も身軽にしなければなりません!


本著では色々な作品が紹介されているのですが、中でも気に入っているのが豊島園の広告です。夏場のプールの楽しくなるような感じを消火用のホースで放水しまくる消防士たちの姿で表すなんて素敵すぎます!


$ONもOFFもあらゆるものに興味を持つ欲張りな人のブログ-トシマエンプール
ここ数年でトライアスロンが随分とメジャーになってきたような気がします。ぼくが愛読している雑誌「GQ」でも2、3年前くらいから、ビジネスセレブ(エグゼクティブ)たちのOFFをとりあげる特集などで、彼らがトライアスロンのサークルを作り、休日には皆で集まってトレーニングをし、大きな大会で結果を競い、達成感を得る様子がたびたび紹介されてきました。「成功者たちの間ではトライアスロンが流行ってるんだな、時間もお金もたくさんある人じゃないと挑戦できないからなんだろうな」くらいにしか考えていませんでしたが、実は彼らを夢中にさせる理由があったのです。

$sideburnzのブログ-仕事ができる人はトライアスロン

この本では、最も過酷といわれる競技トライアスロンの魅力と、仕事との共通点を示し、9人の経営者たちがトライアスロンの魅力や想い、成功、失敗談を語っています。

多かったのは、

●ストレス発散、ゴールした時の何にも替え難い達成感
●年齢関係なく挑戦でき、トレーニングの成果が確実に出る点。
●3種目それぞれの練習方法やフォーム改善など最も効率的に結果につながる戦略を立てる知的ゲーム性と、セルフマネジメント力が磨かれる点。


などです。確かにスイム、バイク、ランと1つ1つでもかなりの体力を消耗する競技を3つやり遂げた際の喜びは想像しただけでもすごいものです。経営者たちはどうしても仕事の結果が半年後、1年後などロングタームで決算という形でしか見えづらいのに対し、数時間で結果が出る競技性も刺激的だとのことでした。

 
「1回くらいやってみてもいいかな」という今の僕程度の気持ちではスイムすら途中で溺れかねないでしょう。バイクも高そうだし…。まずは11月末に迫った河口湖マラソン(1週27km)に向けてがんばることにします。今まで10km以上しっかり走ったことがないのでかなり心配です。。。