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ONもOFFもあらゆるものに興味を持つ欲張りな人のブログ

人材紹介会社の事業企画・マーケティング担当。しごと・キャリア・マーケティング・雑誌・ネット・スポーツ・デザインなど関心分野は際限ありませんが「これは」と思った情報を自由奔放に発信してゆきます!新たな気づきや共感・笑いを感じていただければと思います。

このタイトルは確か後輩が会社のスローガン向けに投稿して、
最終審査という惜しいところまでいった言葉だったと記憶しています。
今日バスケで1000円貸したので、勝手にまるぱくりさせてもらいます。


仕事でもプライベートでも、相手がお客さんでも上司でも同僚でも友達でも家族でも、
相手がいなくて、勝手に自分が思いついたものでも、

思いついたら、すぐやる

ということを意識しなくてはいけないな、と日ごろ思う機会が増えています
僕もまだまだ全然できていないので、本当に気をつけなければいけません。

「今やる、すぐやる」のメリットは以下4つ。


1、「今やる、すぐやる」しないと、それがどんどん後回しになっていって、やらなくては
  いけないことが雪だるま式に増えてゆき、やがて火の車になる

2、「今やる、すぐやる」しないと、歳のせいか最近忘れっぽくなってきたので、結局
  忘れてしまったりして、後でたいへんなことになる

3、「今やる、すぐやる」しないと、相手から「あ、あの人は『今むり、後でやる』人なんだな」
  と思われてしまう、つまり「仕事ができない人なんだ」というレッテルを貼られてしまう

4、「今やる、すぐやる」すると、物事がどんどん前に進んで気持ちがいい

同じ内容の相談でも、頼みごとでも、質問でも、相談でも、すぐにリアクションがある人と、
そうでない人がいますよね。(いるいる!)ということは相手にもどちらかの印象を与えて
しまっているわけです。

僕も色々と溜めこんでしまっているものが沢山あるので、明日からすぐやろうと思います。

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【以下、先延ばしにしていることの一部(仕事以外)】
・体育館に忘れたウィンドブレーカーが自分のものなんだという体育館への電話1本を
2週間も先延ばしにし続けている (とっくに捨てられているかもしれない)

・定期的にPCから切りだされる「あと●日でPASS期限が切れます、今すぐに変更しますか?」
に対して、いつも残1日になるまでねばっている

・1DAY使い捨てコンタクトを余裕を持って買いに行けた試しがない
(毎回、ラスト1枚の攻防)
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小学校でも中学でも高校でも大学でも何でもいいんですが、
新しい学年や学期が始まる時、新しい教科書やノートに丁寧に名前を書いたり、
新しい筆箱や靴や服で登校した記憶はありませんか。ありますよね。

あれは、「リセット」てやつなんだと思います。
それまでの結果はそれはそれとして、身の回りの物を新しくすることで、
また新しい気持ちで次のステップに臨むことができる。

社会人も一緒ですね。
一番大きなイベントといえば、正月。
1年のスタートを切るにあたって、その年をどんな1年にしてやろうかと、
色々なことをくわだて、たくらみ、期待と野望に胸膨らませる瞬間です。
(何か悪いことを考えているような言い回しになってしまいました)

正月に立てた目標がうまくいかなくても、
半年、3カ月、1ヶ月と、いくらでも気分を一新するチャンスはあります。
もっと言えば、1週間、1日がうまくいかなくても、次また気をとりなおせばいい。
要は本人次第なんだと思います。

変に失敗を引きずるよりも、リセットボタンを押してしまった方が
その後、再トライしてうまくいくことが多かったりします。

会社でも3カ月に1回、目標や組織や環境が変わったりするところは結構
多い気がします。僕が所属している会社もそうです。

ところで、明日に向けて僕が何をしたかというと、

・荒れ放題だった髪を刈った
・金にものを言わせ、いい皮を使ったバスケットボールを購入した
・そのバスケットボールを収納するための袋を購入した
・使うかどうか不明なファイルとノートを懲りずに購入した
・願いが叶うとされる、3本足の豚の置物を購入した (運だのみ…)

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とまあ、安っぽいのか安っぽくないのか良く分からないですが、
リフレッシュはできたので、明日からがものすごく楽しみなわけです。



今年秋に全米で公開予定のブラッド・ピット主演「マネーボール」が話題になっています。
先日のあるスポーツドキュメンタリー番組で知り、心踊らされました。



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原作は「マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男」(マイケル・ルイス著)
チームのGMとなったビリー・ビーンが、それまでの常識を覆す統計学的な見地から分析した戦略で、
MLBオーランド・アスレチックスを1990年代後半の経営危機から救い、強力なチームを創った
というストーリーです。アスレチックスといえば、松井秀喜選手が現在所属しているチームです。


彼の狙いは、「低予算でいかに強いチームを作るか」ということでした。
当然、打率・本塁打・打点の高い野手や、防御率・奪三振・被安打数の少なさにおいて優秀な
成績を収める投手の年俸は高く、とても球団の経営状態では雇うことはできません。


そこで、彼は何を考えたか?
ビーンは「野球は27個のアウトをとられるまで終わらない競技」と定義づけ、
それに基づいて勝率を上げるための作戦を練りました。
その結果、本塁打でも安打でも打点よりも、出塁率の高い打者の獲得や、
勝利数や奪三振数や防御率よりも、ゴロを打たせる率の高い投手の獲得こそが
「勝てるチーム」づくりに重要だという結論に達しました。

なぜなら、旧来の野球の価値観や選手の評価制度では焦点がそれほどあたることのなかった
「出塁率(四死球数)」や「ゴロを打たせる率」の高い選手は、無論年俸が低かったからです。

ビーンは膨大なデータの回帰分析から「得点期待値」を設定し、これを上げる
パフォーマンスを発揮する選手≂ 良い選手 と定義し、評価基準を抜本的に見直しました。
そして短期的な改善を繰り返すことで、アスレチックスをプレーオフ常連のチームにし、
一躍、彼の手腕は注目を浴びることになったのでした。

弱小チームが、スタープレイヤーが集う強豪チームを破るという、
漫画にありがちなドラマがわずか10年くらい前に、実際に起きていたんですね。

うまくいっている時ほど、水面下に潜んで音もなく進行する、悪い兆候に気付かない、
うまくいっていない時も、目を凝らせば、良くなるためのヒントや信号が身近にあったりする

という言葉をよく耳にします。

「重要じゃない」「常識的には度外視していい」「大勢に影響ない」「そんなもんでしょ」
など、誰しもがつい見落としてしまいがちな些細な数字にこそ、何かのヒントであったり、
逆に重大な予兆、警告が隠れているかもしれません。

それを発見し、良い方向にもっていくプロセスを存分に楽しみたいと思います。