という質問を1年ほど前に偶然久しぶりに会った旧友に唐突に聞かれて、とても焦ったことを思い出しました。それもあたかも普段から色々な人に同じ質問をしていて、当然何か答えがあるのだろうね、という顔で聞かれたわけです。その時、たしか「いや休みの日はバスケやマラソンをしていてね」とかしどろもどろに答えたんだろうと思うのですが、何かすごく恥ずかしい思いをしたような記憶があります。
彼は学生の頃から大好きだった「本」をテーマに今まで誰も思いつかなかったようなユニークな商品、作品、イベントなどを個人で、あるいは企業とコラボで企画・運営していて、色々なメディアでも注目されていて活躍している素晴らしい人物です。
一方、自分は何者なのか?というと「イチサラリーマン」なわけです。
でもしびれるくらい忙しいけど充実して楽しく日々やってるわけです、忙しいけど。
毎日それなりに壁にぶつかったり新しい経験をしたりして前に進んでるわけです、忙しいけど。
て考えると、今「仕事以外に何してるの?」と聞かれても「えっと休みの日はバスケやマラソンをしていてね」と答えるだろうし、それで別にいいかもな、という気持ちになってきてしまったので全くキレも中身がないのですが、今日はこれで終わります。
ちなみに「忙しい」は僕の最も嫌う言葉の1つですが、今日は大目に見てください。
会社の部署で定期的にビジネス系の講義を視聴しています。
先日は「タレントマネジメント」の中でも「後継者育成」がテーマ。
経営者はいかにして将来の後継者を発掘し、教育し、抜擢するのか
それがなぜ最近難しくなっていると言われるのか
課題を解決するためにはどうすれば良いのか
という内容でした。
経営者や後継者というと、とても縁遠いように聞こえますが、
マネジメントや、後輩の指導といったぐっと身近なものに置き換えても
随分と参考になる点が多いように思われました。
なぜ、後継者を育成することが難しくなっているのでしょうか。
その課題とは、
●部下に権限委譲できないくらいに仕事が複雑化、難易度が上昇
●上司(先輩)が「自分がやった方が早い、自分の仕事で精一杯」と思ってる
●自分が後継者とみなされると迷惑だ(後継者になりたくない)
●後継者を開発する場(後継者として体験・活躍する機会)が設けられていない
●より高いポジションで活躍することへの動機付けができていない
などがあるようです。
注目すべきだったのは3つ目です。
なぜ後継者(≒後任)になりたくないのか?
もちろん、
今の立場で現場で専門的な仕事を続けたい、とか
特に責任の大きい仕事やポジションには魅力を感じないなど、
志向は人それぞれで異なるので不思議なことではないのですが、
実は、
◆前任者が忙しそう、つらそう、大変そう
◆前任者がやりがいを感じているのかわからない
によるところが大きいそうです。
「まずい!自分のことだ!」と思った方は僕以外にはいませんか?
自分では何気なくこぼしたグチやため息やネガティブ発言や表情を
周りはしっかりと見ているのですよ。これは気をつけなければなりません。
徹夜なんてもっての他ですね…。
仕事が終わってなくても定時で速攻帰る、とか奇妙な方向に変化するのではなく、
皆からうらやましがられる様な動きを果敢にしていきたいと思います。
先日は「タレントマネジメント」の中でも「後継者育成」がテーマ。
経営者はいかにして将来の後継者を発掘し、教育し、抜擢するのか
それがなぜ最近難しくなっていると言われるのか
課題を解決するためにはどうすれば良いのか
という内容でした。
経営者や後継者というと、とても縁遠いように聞こえますが、
マネジメントや、後輩の指導といったぐっと身近なものに置き換えても
随分と参考になる点が多いように思われました。
なぜ、後継者を育成することが難しくなっているのでしょうか。
その課題とは、
●部下に権限委譲できないくらいに仕事が複雑化、難易度が上昇
●上司(先輩)が「自分がやった方が早い、自分の仕事で精一杯」と思ってる
●自分が後継者とみなされると迷惑だ(後継者になりたくない)
●後継者を開発する場(後継者として体験・活躍する機会)が設けられていない
●より高いポジションで活躍することへの動機付けができていない
などがあるようです。
注目すべきだったのは3つ目です。
なぜ後継者(≒後任)になりたくないのか?
もちろん、
今の立場で現場で専門的な仕事を続けたい、とか
特に責任の大きい仕事やポジションには魅力を感じないなど、
志向は人それぞれで異なるので不思議なことではないのですが、
実は、
◆前任者が忙しそう、つらそう、大変そう
◆前任者がやりがいを感じているのかわからない
によるところが大きいそうです。
「まずい!自分のことだ!」と思った方は僕以外にはいませんか?
自分では何気なくこぼしたグチやため息やネガティブ発言や表情を
周りはしっかりと見ているのですよ。これは気をつけなければなりません。
徹夜なんてもっての他ですね…。
仕事が終わってなくても定時で速攻帰る、とか奇妙な方向に変化するのではなく、
皆からうらやましがられる様な動きを果敢にしていきたいと思います。
先日の日経新聞の記事、「集中力を高めるコツ」について。
集中力を上げるには、
●しっかりと目的や目標を設定する
●達成したらご褒美
●作業時間を区切る
●1日の中で集中力に緩急をつける(ずっと集中力MAXはきつい)
●運動をして体を活性化、リフレッシュ
●適度な休息とリラックス
が必要という内容なのですが、3番目の「作業時間を区切る」に関連して出てきたのが、
「パーキンソンの法則」です。
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」(Wikipediaより)
英国の歴史学者パーキンソンが英国の官僚制を研究し、帝国が縮小していたにもかかわらず、職員の数が増加するなど、組織の仕事量が変わらなかったり減っているにもかかわらず、人員が増えている様を見て提唱した法則だそうです。これは個人でも言えることだと、記事では解説されていました。
「明日まででいいよ」 → 「2日あるぞ」
「今週中によろしく」 → 「1週間あるからじっくりやろう」
「月内までに完成させて」 → 「(そんな時間かからないけど…)まずは色々調べてみよう」
上司から仕事を頼まれた時、こんな経験ありませんか?僕はしょっちゅうあります。
人間は弱い生き物なので、短い時間でそれなりの完成度で仕上げられる仕事を、
期限を設定されてしまうと、目一杯使ってああでもない、こうでもないしてしまうのです。
もちろん、時間を沢山かけるというよりは、ギリギリ(尻に火がつく)までやらない!
という意識も働きますが、これはパーキンソンの法則には含まれないのでしょうか…。
僕は入れてしまっていいのではと強く思います。
以前の上司に、「君は全ての仕事について丁寧すぎる、だからパンク状態なんじゃないか。任せたいことなんて山ほどあるんだから、100%を目指さず、もっと早く70%で提出しなさい。どんどん片づけていかないと!」と散々言われていましたが、重なるものがあります。
パーキンソンの法則には、第二法則というものもあって、
「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」
とあります。痛いところをついてきますね・・・。お金が入ったらそれだけ使っちゃうというやつです。
また、これから派生したパーキンソンの凡俗法則では、
「組織は些細な物事に対して、不釣り合いなほど重点を置く」とあります。
ある会議において、本来は非常に重要なはずの議題が、専門知識が必要で複雑な事柄であるため、一部の専門家以外には理解ができず、「着々と」会議が進むのに対して、次に出てきた「会社に自転車置き場を設置すべきか」という議題においては、屋根の素材をトタン製かアスベスト製にするか、など些細な話題の議論が中心となって意見が飛び交い、そもそも自転車置き場が必要かという本質的な議論が起こらない。
会議が進み、「コーヒー豆の購入」という参加者全員に身近な話題になると、さらに議論は白熱し、時間を浪費してしまう…。といった具合に、参加者が自分のアイデアを加えた発言をすることなどにより存在を示したがる、という傾向を皮肉っぽく表現しています。
あるある。しちゃってるしちゃってる。これも非常に納得です。
まとめると、
限られた時間を有効活用するために、今、自分や組織にとって何が重要で、
何にどれくらいのパワーをかけるべきなのかという判断力と、
自分をコントロールする力が求められているんだと思います。
これからは、会社の部署で週2回更新を掲げているブログ更新も、
毎週日曜深夜ということのないように、早めに着手するようにします。
集中力を上げるには、
●しっかりと目的や目標を設定する
●達成したらご褒美
●作業時間を区切る
●1日の中で集中力に緩急をつける(ずっと集中力MAXはきつい)
●運動をして体を活性化、リフレッシュ
●適度な休息とリラックス
が必要という内容なのですが、3番目の「作業時間を区切る」に関連して出てきたのが、
「パーキンソンの法則」です。
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」(Wikipediaより)
英国の歴史学者パーキンソンが英国の官僚制を研究し、帝国が縮小していたにもかかわらず、職員の数が増加するなど、組織の仕事量が変わらなかったり減っているにもかかわらず、人員が増えている様を見て提唱した法則だそうです。これは個人でも言えることだと、記事では解説されていました。
「明日まででいいよ」 → 「2日あるぞ」
「今週中によろしく」 → 「1週間あるからじっくりやろう」
「月内までに完成させて」 → 「(そんな時間かからないけど…)まずは色々調べてみよう」
上司から仕事を頼まれた時、こんな経験ありませんか?僕はしょっちゅうあります。
人間は弱い生き物なので、短い時間でそれなりの完成度で仕上げられる仕事を、
期限を設定されてしまうと、目一杯使ってああでもない、こうでもないしてしまうのです。
もちろん、時間を沢山かけるというよりは、ギリギリ(尻に火がつく)までやらない!
という意識も働きますが、これはパーキンソンの法則には含まれないのでしょうか…。
僕は入れてしまっていいのではと強く思います。
以前の上司に、「君は全ての仕事について丁寧すぎる、だからパンク状態なんじゃないか。任せたいことなんて山ほどあるんだから、100%を目指さず、もっと早く70%で提出しなさい。どんどん片づけていかないと!」と散々言われていましたが、重なるものがあります。
パーキンソンの法則には、第二法則というものもあって、
「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」
とあります。痛いところをついてきますね・・・。お金が入ったらそれだけ使っちゃうというやつです。
また、これから派生したパーキンソンの凡俗法則では、
「組織は些細な物事に対して、不釣り合いなほど重点を置く」とあります。
ある会議において、本来は非常に重要なはずの議題が、専門知識が必要で複雑な事柄であるため、一部の専門家以外には理解ができず、「着々と」会議が進むのに対して、次に出てきた「会社に自転車置き場を設置すべきか」という議題においては、屋根の素材をトタン製かアスベスト製にするか、など些細な話題の議論が中心となって意見が飛び交い、そもそも自転車置き場が必要かという本質的な議論が起こらない。
会議が進み、「コーヒー豆の購入」という参加者全員に身近な話題になると、さらに議論は白熱し、時間を浪費してしまう…。といった具合に、参加者が自分のアイデアを加えた発言をすることなどにより存在を示したがる、という傾向を皮肉っぽく表現しています。
あるある。しちゃってるしちゃってる。これも非常に納得です。
まとめると、
限られた時間を有効活用するために、今、自分や組織にとって何が重要で、
何にどれくらいのパワーをかけるべきなのかという判断力と、
自分をコントロールする力が求められているんだと思います。
これからは、会社の部署で週2回更新を掲げているブログ更新も、
毎週日曜深夜ということのないように、早めに着手するようにします。