後継者になりたがらないということについて | ONもOFFもあらゆるものに興味を持つ欲張りな人のブログ

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人材紹介会社の事業企画・マーケティング担当。しごと・キャリア・マーケティング・雑誌・ネット・スポーツ・デザインなど関心分野は際限ありませんが「これは」と思った情報を自由奔放に発信してゆきます!新たな気づきや共感・笑いを感じていただければと思います。

会社の部署で定期的にビジネス系の講義を視聴しています。
先日は「タレントマネジメント」の中でも「後継者育成」がテーマ。

経営者はいかにして将来の後継者を発掘し、教育し、抜擢するのか
それがなぜ最近難しくなっていると言われるのか
課題を解決するためにはどうすれば良いのか
という内容でした。

経営者や後継者というと、とても縁遠いように聞こえますが、
マネジメントや、後輩の指導といったぐっと身近なものに置き換えても
随分と参考になる点が多いように思われました。


なぜ、後継者を育成することが難しくなっているのでしょうか。
その課題とは、

●部下に権限委譲できないくらいに仕事が複雑化、難易度が上昇
●上司(先輩)が「自分がやった方が早い、自分の仕事で精一杯」と思ってる
●自分が後継者とみなされると迷惑だ(後継者になりたくない)
●後継者を開発する場(後継者として体験・活躍する機会)が設けられていない
●より高いポジションで活躍することへの動機付けができていない


などがあるようです。

注目すべきだったのは3つ目です。
なぜ後継者(≒後任)になりたくないのか?

もちろん、
今の立場で現場で専門的な仕事を続けたい、とか
特に責任の大きい仕事やポジションには魅力を感じないなど、
志向は人それぞれで異なるので不思議なことではないのですが、

実は、


◆前任者が忙しそう、つらそう、大変そう
◆前任者がやりがいを感じているのかわからない


によるところが大きいそうです。

「まずい!自分のことだ!」と思った方は僕以外にはいませんか?
自分では何気なくこぼしたグチやため息やネガティブ発言や表情を
周りはしっかりと見ているのですよ。これは気をつけなければなりません。

徹夜なんてもっての他ですね…。
仕事が終わってなくても定時で速攻帰る、とか奇妙な方向に変化するのではなく、
皆からうらやましがられる様な動きを果敢にしていきたいと思います。