あさひのブログ -86ページ目
今観てる連続ドラマ「巾幗大将軍 -MULAN-」オープニング曲。

『不繍牡丹繍江山』 演唱:張赫宣 / 作曲:撈仔 / 作詞:甄妮



風は激しく吹き荒れ 別れの時を急き立てる
娘は綿の様にまとわりつく(故郷や親きょうだいへの)思いを一刀の元に断ち切る
その顔は埃にまみれ その目から涙は枯れ
ここからたった一人で進んでいく

いくつもの川と山を越え 弓の弦と矢のようにあっという間に離れて行く
故郷ははるか彼方
(父母は元気でいるかと)心配する気持ちを口に出さずに眠る
(戦の)血の雨が雲煙となり
(人生の)苦楽のすべてを思い知る
常に生死を試され
(天は)平然として笑って見ている(※接続詞がないのでわからないが、ここは「それでも(私は)平然として笑っていよう」かもしれない。)

細いその肩に敢えて(厳しい運命を)担う
押しつぶされても倒れることなく 天と地の間にまっすぐに立つ
心に怒りのように湧き上がるのは英雄の志
(刺繍によって)描くのは牡丹ではなく この国のあるべき姿


実際の日本語字幕版では戦乱ものの雰囲気を出すためかお堅く翻訳されてて男目線にも見えるけど、中国ドラマの主題歌はちゃんとドラマに合わせて作詞されるので、これは戦に向かう女主人公の事を歌っているはず。
タイトルでもある最後の一節がすべてを物語ってる見事な歌詞。


ムーランDVD-BOXI/エレイン・コン,チェン・スーチェン,ユエン・ホン

¥10,800
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長いものに巻かれろ
豊中の服部緑地都市緑化植物園へ行ってきました。
温室
温室。

ストレチリア
この花、鳥みたいに見えませんか?

ストレチリア2
ストレチリア。別名「極楽鳥花」だとか。


温室以外は自然の雰囲気を重視した「森」になってます。


コスモス満開!


ところどころに固めて植えてあるけど柵も何もないのね。






この日は「シェフの屋台」というイベントをやっていて沢山の人でにぎわってました。


広場では豊中市民のビッグバンド「AQUA Jazz Orchestra」のステージが。


田舎出身の私としてはこの「裏山」的な木々の植え方や展示はそこらへんにありそうな風景というか、ものっすごく地味に感じたのですが、本当の山を知らない都会育ちの人々には新鮮に感じるのかもしれません。もちろん植物園だけあって無造作であってもきっちり手入れがしてあって、自然にありそうな見た目の悪いツタ類や雑草が野放しになってるような風景がありませんでした。


服部緑地 都市緑化植物園
植物園は服部緑地から少し外れているというか、南東の端にあります。



長いものに巻かれろ
「こころの湯」(1999年 原題「洗澡/Shower」 監督/チャン・ヤン 主演/プー・ツンシン)
92分

こころの湯 [DVD]/ポニーキャニオン

¥2,700
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洗澡とは体を洗うこと。日本語でいうと「お風呂に入る」こと。でも湯船につかるかどうかは問わない。シャワーだけでも洗澡である。

――昔ながらの下町で銭湯「清水池」を営む劉。「清水池」には毎日常連客が集い大浴場でのんびりくつろぎ垢すりやひげそりのサービスを受けおしゃべりを楽しみコオロギの決闘を楽しむ。
ある日突然劉の長男の大明が帰って来た。南の大都会深センで働く大明は、知的障害の弟・二明がよこした絵葉書を見て父が倒れたのではと慌ててやってきたのだ。ところが父はピンピンしている。思い違いだったことに安堵し、数日滞在した後戻ることにした。
都会では人々は銭湯ではなくシャワーで体を洗う。街にはコインランドリーならぬコインシャワーが設置され男女問わず利用されているのだ。大明は故郷ではまだ昔ながらの銭湯に人が集っている様子を見て微妙な気持ちになるが…――

これはぜひ見てもらいたいのであらすじは割愛します。
一見地味な小劇場系の、要するに映画マニア向けな作品かと思うけど、話はすごくわかりやすいしちょこっと笑えるし、若干お涙頂戴的に感じる所もあるくらい一般向けでしっかり感動できる物語。
話の展開や撮り方が最初っからすごく日本の作品ぽくて、間違えて日本の借りてきたか?と思ったくらい。銭湯という文化が本当に昭和の日本にあったのと同じようなもので、近所の人々が集う社交場になってる。銭湯を映してるだけでいろんな人間模様が浮かび上がって来るという体。驚くべきような出来事は起こらないけどちょっとした悶着事はみんなの温かい視線に守られてひとつずつ解決していく…ほっこり心温まる作品。すごく日本ぽい、日本人にはすんなりと受け入れられるはずの物語。(ぶっちゃけ日本でも既にありそうな映画だ!)
非常に、とても、いい話。人におすすめしたい作品。

製作が1999年だなんて、そんな古いものだとは思わなかった。
まあ確かに二明を演じるチァン・ウー(姜武)がお肌すべすべでえらい若かったけどw


TSUTAYA DISCAS
2枚ずつしか借りられない。そしてひと月に4枚借りねば損…。
22勝16敗4引分け。



長いものに巻かれろ
宋代の護国の英雄・岳飛を描いた伝記もの。

「岳飛伝 -THE LAST HERO-」(2013年 原題「精忠岳飛」 監督/ジュ・ジュエリァン 主演/ホァン・シャオミン)
全69話
岳飛伝 -THE LAST HERO- DVD-SET1/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

¥17,280
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この邦題は北方謙三のベストセラーに便乗あやかって、かな。

――中原は宋の時代。宋は北の民族・遼や金と常に国境を争っていたが、朝臣らはその脅威をただの小競り合いだと皇帝に報告し、皇帝も政治よりも芸術に没頭する日々。
国境では勢いづく遼の軍勢にもはや宋の力だけでは対抗できず、金に同盟を持ち掛けることに。劉韐将軍の部下の岳飛は将軍の供として金の軍営へ赴く。金の将軍らは中原で大きな顔をしてきた宋王朝の弱体ぶりを嗤うが、岳飛が見せた弓術の素晴らしさに目を見張り、協力しようといって彼らを帰す。
遼の軍勢が攻めて来て宋軍は包囲される。もはやこれまでか…岳飛も覚悟を決めたその時、金軍が姿を現わした。彼らは約束を守ってやってきたのだ!――

いやこれは一話目からイケメンが神業なアクション(ワイヤー有り)をキメまくってて迫力満点で間違いなく面白い!!
・・・と思ったのに最初だけだった。

「新水滸伝」のジュ・ジュエリァン(鞠覚亮)監督ということで、アクションはもう間違いなくカッコイイ!ワイヤーを使っているとはいえその迫力はカンフー映画にも匹敵する。そしてキャストもばっちりイケメン揃い、しかもナヨナヨしたキレイ系な男の子じゃなく細マッチョのイケメンときてるのでおばちゃん大興奮w もちろん女性は美女揃い。これは間違いないだろう!
・・・なのに、話の展開がつまらなさすぎ。かったるい。(´д`lll)
例えばヒロインの李孝娥、出て来たの最初の方だけだし岳飛と何の障害もなく結婚し出産する…これじゃ女子のハートはつかめない。
岳飛はなんでこいつがこんなイマイチな上司の下で働いてんだ?と疑問すぎるほど強いし賢い。いつでもどこでもスーパーマンすぎて、窮地に立たされても視聴者としてはちっとも不安に思わない。どうせお前なら余裕で切り抜けるだろう、と。要するに主人公をあまりに出来過ぎに設定してるのでドラマが生まれないのよ。困難に陥らないとそれを乗り越えた時の喜びは生まれないし、主人公はそこそこ出来そこないの方がいいのだよ…。

決闘とか戦闘の場面になると途端に生き生きとして描かれる、本当にアクションだけはカッコイイ作品だけどそれ以外はもう…陰謀も恋愛も人情も平坦で退屈。結局13話まで見てリタイア。
一応…主人公の岳飛を演じるのは「趙氏孤児」のイケメン暗殺者・韓厥を演ってたホァン・シャオミン(黄暁明)、ヒロインの李孝娥は「美人心計」の主人公・雲汐を演ってた美女ルビー・リン(林心如)。素晴らしい美男美女カップル。せっかくのキャスティングなのに…。


ドラMAXアリーナ
一話目無料。


岳飛伝 一 三霊の章/集英社

¥1,728
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本ドラマとは無関係です。



長いものに巻かれろ

日本を代表する影絵作家、藤城清治の作品展へ行ってきました。
誰もが一度は絵本やポスターなどで見た事あるはずの、黒い小人さんの絵でおなじみの作家さんです。

影絵といってもカラーなので私も初めて展覧会行った時はびっくりしたものです。
ただ今回のような規模の大きいのは初めてで、とにかく大型の作品が多かったです。

序盤はやはりモノクロの、影絵らしい影絵から。(この辺りは過去にも見た事のある作品が多かったです。)そして年代を追ってカラー作品を紹介、リトグラフとして販売されているような大型で喜びに満ち溢れたカラフルな作品が大半。2014年に24時間テレビのために描いたという、壁いっぱいの巨大な作品も。
絵の前に水盤を設置してゆらゆらと映し出している作品が一点ではなく何点もあり、今回の展覧会のテーマを象徴する鏡を用いた空間そのものが作品となっているものも。数か所で影絵のDVDが上映されててさらには大掛かりな装置を組んだ実際の影絵の仕組みを見られるコーナーも。

1/4くらいは写真での展示だったけど残りは原画に後ろから光を当てているもので、モノクロ時代もそうだけど特にカラーでちょっとしたグラデーションを表現する手法がすごいのです、職人です。ぜひ実物を見ていただきたい。煙を表現するのに綿を使っていたり、画面上でぼやけて見えるようにする技が、アイディアとして本当に凄いし、光を自在に操ってる感があります。
動物の毛、鳥の羽根、巨大な木の葉の一つ一つ、雑草の一本一本、玉ねぎのすじの一つ一つ…丁寧に時間をかけて描かれたものばかり。芸術家であり職人です!

そして私が最も感動したのはTV用影絵芝居「銀河鉄道の夜」の制作で実際に使用されたという装置の展示。もうこうなるとただの"絵画"じゃあありません!こんな立体的で大掛かりな装置が組まれて作られるのかと、驚きのひと言に尽きます。
藤城さんの絵のタッチはほんわかとしてやさしい子供のための童話の世界。この絵と宮沢賢治の物語は元からセットであったかのようにぴったり。展示されてた「やまなし」("クラムボンはかぷかぷ笑ったよ"でおなじみの)や「セロ弾きのゴーシュ」が素敵だった。もちろん「銀河鉄道の夜」も!賢治ファンには是非一度見てもらいたいです。

会場外に大阪を描いた巨大作品の下絵が展示されてて、これは撮影可だというので撮りました。

細かいとこまで大阪してるんですよw



愛と平和の祈り 藤城清治展
10/10(土)~12/20(日) 大阪文化館・天保山

大阪文化館・天保山
海遊館のすぐ南隣。旧サントリーミュージアムです。



長いものに巻かれろ