こころの湯 | あさひのブログ
「こころの湯」(1999年 原題「洗澡/Shower」 監督/チャン・ヤン 主演/プー・ツンシン)
92分

こころの湯 [DVD]/ポニーキャニオン

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洗澡とは体を洗うこと。日本語でいうと「お風呂に入る」こと。でも湯船につかるかどうかは問わない。シャワーだけでも洗澡である。

――昔ながらの下町で銭湯「清水池」を営む劉。「清水池」には毎日常連客が集い大浴場でのんびりくつろぎ垢すりやひげそりのサービスを受けおしゃべりを楽しみコオロギの決闘を楽しむ。
ある日突然劉の長男の大明が帰って来た。南の大都会深センで働く大明は、知的障害の弟・二明がよこした絵葉書を見て父が倒れたのではと慌ててやってきたのだ。ところが父はピンピンしている。思い違いだったことに安堵し、数日滞在した後戻ることにした。
都会では人々は銭湯ではなくシャワーで体を洗う。街にはコインランドリーならぬコインシャワーが設置され男女問わず利用されているのだ。大明は故郷ではまだ昔ながらの銭湯に人が集っている様子を見て微妙な気持ちになるが…――

これはぜひ見てもらいたいのであらすじは割愛します。
一見地味な小劇場系の、要するに映画マニア向けな作品かと思うけど、話はすごくわかりやすいしちょこっと笑えるし、若干お涙頂戴的に感じる所もあるくらい一般向けでしっかり感動できる物語。
話の展開や撮り方が最初っからすごく日本の作品ぽくて、間違えて日本の借りてきたか?と思ったくらい。銭湯という文化が本当に昭和の日本にあったのと同じようなもので、近所の人々が集う社交場になってる。銭湯を映してるだけでいろんな人間模様が浮かび上がって来るという体。驚くべきような出来事は起こらないけどちょっとした悶着事はみんなの温かい視線に守られてひとつずつ解決していく…ほっこり心温まる作品。すごく日本ぽい、日本人にはすんなりと受け入れられるはずの物語。(ぶっちゃけ日本でも既にありそうな映画だ!)
非常に、とても、いい話。人におすすめしたい作品。

製作が1999年だなんて、そんな古いものだとは思わなかった。
まあ確かに二明を演じるチァン・ウー(姜武)がお肌すべすべでえらい若かったけどw


TSUTAYA DISCAS
2枚ずつしか借りられない。そしてひと月に4枚借りねば損…。
22勝16敗4引分け。



長いものに巻かれろ