あさひのブログ -81ページ目
今愛知県美術館で開催されている「ピカソ、天才の秘密」展へ行ってきました。
春になれば大阪でやるので急ぐ必要はまったくないのだけど時間があったので…。

ピカソ、実は興味ないんだけどね!(´Д`;)
でもこれだけの有名な画家なのでシロウトでも何か感じるものがあるのではと思い行ってみました。

少年時代、青の時代、バラ色の時代、キュビズムとその後、という四部構成で展示されていて、最も有名な「ゲルニカ」(※展示ありません)はキュビズムと呼ばれるスタイル。ピカソというとこの三角や四角で構成された積み木のような絵のイメージが強いかと思いますが、それはほんのごく一部です。基本的にはもっと普通の写実的な油彩が多く、肖像画、人間を描いたものが殆どです。
いっとき画面を青で占める作品ばかりを描いてた頃がありそれを「青の時代」と呼び、そこからまた他の色が戻ってきたころを「バラ色の時代」と呼ぶようです。まぁ詳しくは会場の解説を見ていただくとして、個人的な感想として、案外普通でつまらなかった。元々肖像画に興味がないのと、キュビズムも抽象的すぎてなんともかんとも…。ただ最後の最後、母子像の線の力強さなんかは好きな感じでした。

うーん・・・やっぱり絵画は好みが大きく左右するなぁ。
ピカソ好きはどうぞ。


ピカソ、天才の秘密 展
1/3(日)-3/21(月) 愛知県美術館
4/9(土)-7/3(日) あべのハルカス美術館
会期中一部展示作品の入れ替えがあります。

愛知県美術館
同じチケットで観覧できるコレクション展が個人的に面白かったです。シュールレアリスム特集で、P.デルヴォーの教科書レベルの名画「こだま」がありました!

あべのハルカス美術館
春になったらハルカスへ。



長いものに巻かれろ
ルビー・リン(林心如)プロデュースのラブ史劇。

「傾城の皇妃 -乱世を駆ける愛と野望-」(2011年 原題「傾世皇妃」 監督/梁辛全、林峰 主演/林心如)
全42話
傾城の皇妃 ~乱世を駆ける愛と野望~ DVD-BOX1/ポニーキャニオン

¥15,120
Amazon.co.jp

相変わらずこの手のドラマの邦題ダサいよ。野望はいらんやろ、語呂が悪い。

――各国の思惑入り乱れる五代十国時代。楚国の王女フーヤーは人助けのために法を犯し城を逃げ出す。追っ手が迫る中助けてくれたのは漢国から使節としてやって来ていた王子レンチョンだった。城に戻ったフーヤーはレンチョンの口添えもあって減刑される。心優しく奔放で美しいフーヤーに一目惚れしたレンチョンは彼女に求婚するが、フーヤーは政治の道具として結婚させられるのだと嫌がる。
フーヤーの従姉妹のシァンユンは端正な顔立ちのレンチョンに一目惚れ、代われるものなら自分が彼に嫁ぎたいと言うが…。

レンチョンら各国使節が集った宴の席で、国王の杯に毒が盛られる。国王の弟イーファンがクーデターを起こしたのだ。宮殿には火がかけられ人々は逃げ惑う。レンチョンはフーヤーの姿を見つけるが、彼女は父や弟を探すためレンチョンの腕を振り切って火の海の中へ飛び込んで行った――

一回一回が盛り上がってよくできたドラマだと思う。思うけど、あざといわー。
ヒロインも相手役もライバルも見事なモデル系をずらりと並べていて配役だけで視聴率稼げる豪華ラインナップ。視聴者(20~40代女性)が求めているものをきっちり受け止めて作られている感じ。そこは数々のドラマ主演を経て来たルビー・リンの磨き上げられたセンスなのかもしれない。きらめく色とりどりの豪華衣装、華やかな宮殿の暮らしぶり、視聴者が自己投影するヒロインは誰かれから慕われるお姫様、そしてこれ以上ない美形の王子様たちとのめくるめく恋…コッテコテや。(´д`lll)
でもこういう王道をいくものこそが一般大衆(の女子)が求める物語だと、分かってるなーこの制作者は。あざといわー。

物語自体は本当にありきたりな"波乱万丈恋物語"で、先も読めるし意外性はない。はっきり言ってつまんない、けどルビー・リンのあざとすぎる芝居がなんだかおもしろくて6話まで見ちゃったよ。往年の聖子ちゃんみたいだなー。
アイドル好きにオススメ。ルビー・リン、イェン・クァン(厳寛)、ウォレス・フォ(霍建華)、ホン・シャオリン(洪小鈴)、トニー・ヤン(楊祐寧)…美男美女しか出てこないドラマです。ある意味濃ゆい。

フーヤーをいつも助けてくれる宦官のホア爺、コメディキャラだけどこういうキャラって女子は大好きなんだよね。優しくてよく気が付いて尽くしてくれる、そしてオネエなので親友のようになんでも相談できる…演じるミャオ・ハオジュン(苗皓釣/苗海忠)は「隋唐演義」の隋の皇太子・楊勇だわ。あのダメ兄貴がこんなステキオネエだとはw


TSUTAYA DISCAS
2枚ずつしか借りられない。そしてひと月に4枚借りねば損…。



長いものに巻かれろ
「食べなきゃ損!ヨーロッパへ行ったら絶対食べたい14のモノ」
http://news.xinhuanet.com/food/2016-01/14/c_128616164.htm
(前編はこちら


7.ドイツのカレーソーセージ(カリーヴルスト)
ベルリンに来たら絶対街頭で買って食べるおやつ、シンプルだけどどこかしら懐かしい味で、都市部ではさらにサクサクのスティックポテト(フライドポテト)を追加して街歩きしながら食べるのよ。

8.スペインの馬鈴薯と炒り卵のサンドイッチ(トルティーヤサンド)
溶いた卵を馬鈴薯と玉ねぎに加えて一緒に焼いて、片面に切り込みを入れたパンにはさんで一緒に食べる、これだけで充分においしい一食。

9.フランスのハムとバターのフランスパン(ハムとバターのバゲットサンド)
シンプルだけどこれ以上美味しいものはない、このサンドイッチはフランスの素晴らしい食材…フランスパン(バゲット)、バター、ハムが一堂に会してて、地元のパン屋さんでも数ユーロで(手軽に)買えるわ。


10.ハンガリーの煙突ロール(チムニーケーキ)※日本語でクルトシュ
煙突ロールはハンガリーに古くからあるケーキの一種で、シンプルなやわらかい生地に香ばしくサクサクした皮で、散歩しながら食べるのにピッタリのスイーツ。

11.オランダ・ベルギーの揚げボール(オリボーレン)
オランダやベルギーでは、この揚げ団子には普通砂糖がまぶされていて、さらにドライフルーツをふりかけたりあるいはマーマレードをつけたりして食べるの。普通の(基本的な、凡例的なもの)を食べたら今度はこんなに美味しい揚げ団子を作れるもっといいお店はあるかなってどんどん探し始めちゃうわよ。

12.イタリアのライスコロッケ(アランチーニ)
ボール状にしたご飯に溶き卵とパン粉をつけて油鍋に入れて揚げてあって、黄金色のサクサクでアツアツで噛むと濃厚なクリームとご飯の香りに糸引く(とろけた)チーズが。おいしくってもっと早くこの素晴らしい料理の存在を知りたかったと後悔するわ!


13.ギリシャの表面をカリッと焼いたチーズ(サガナキ)
ギリシャは世界的に有名な料理が多いけど、一番おいしいのはこの焼きチーズで間違いないわね、外はサクッとしてて中は濃厚で柔らかく、もうやみつきになるおいしさよ。

14.イギリスの肉包み(ミンスパイ)
イギリスの肉包み(の歴史)は13世紀頃で、長い歴史を経て、古くから親しまれているイギリス人の大好きなおやつ。クリスマスには必ず食卓に並べられ、一年の終わりを前にして人々が最も楽しみにしてるおやつなのよ。

*  *  *  *  *

中国語では味の表現や調理法の表現がたくさんあって、でも対応するぴったりの日本語がなくて訳そうとするとみんな同じ言葉になってしまうから、日本語として読むと幼稚な文章になってしまいますね…。



長いものに巻かれろ
中国現代語に親しむために現代文の翻訳を練習していこうと思います。
雰囲気重視の意訳です。間違いは多々あるかと思います。


新华网掲載の食にまつわる記事。
http://news.xinhuanet.com/food/2016-01/14/c_128616164.htm



「食べなきゃ損!ヨーロッパへ行ったら絶対食べたい14のモノ」

あなたもヨーロッパ旅行を計画してる?(その土地の)建物を眺めて(その土地の)文化を楽しむのもいいけど、その土地の食を味わうことはとっても大切よね!(→おいしい物を食べたいよね!)それぞれの国、さらにはそれぞれの都市には独自の料理があって、Foodie Traveling("食べ歩き旅行"の意か)はお腹を満たすだけでなく心も満たすパーティよ。


1.スペインのチョコ浸け揚げ棒菓子(チョコレートチュロス)
スペインには絶品料理が沢山あるけど、この王道のお菓子は絶対間違いない!丸めた生地を油の鍋に入れて揚げたこの味は人を引き付けてやまないわ。場合によっては肉桂粉(シナモンパウダー)を振りかけることも。でも一杯のチョコレートソースに浸して食べれば、これはもう罪なくらいシアワセな美味しさ。

2.スイスのあぶりチーズ(ラクレットチーズ)
スイスと言えばチーズ鍋(チーズフォンデュの事か)が有名だけど、ぜひ食べてほしいのは、フランスとスイスにまたがるアルプス由来の半硬質のチーズ・ラクレットチーズをあぶったもの!(このチーズは)なめらかですぐにとろけるの。地元の人はいつもチーズを平たい皿に入れて、トマト、きゅうり、玉ねぎ、肉類などを乗せて一緒に加熱して、冬にピッタリな心まで温まる料理に仕上げるのよ。

3.イギリスのコーンウォール地方の肉包み(コーニッシュ・パスティ)
イギリスのコーンウォール由来の肉包みの一種で、サクサクした皮で牛肉、馬鈴薯などの食材を包み、手で握れるくらいのほどよい大きさに成形。(ほどよい大きさだから手に持って気軽に食べられるよ、かも?)絶対一口で(その美味しさに)とりこになるわ。


4.スウェーデンのクリームパン(セムラ)
このクリームパンは一見私たちがよく食べてるシュークリームみたいだけど、中の餡はナツメグが効いてて、クリームも杏仁(キョウニン)に新鮮なクリームを混ぜたような風味で、シンプルでありながら人を惑わせる(素晴らしい味の)地元のお菓子よ。
※キョウニンはあんずの種。アーモンド(扁桃)ではありません。

5.スペインのロメスコソース
ロメスコソースを味わったらもう(普通の)トマトソースは食べられないわ!このスペイン伝統のソースは常に各種料理に添えられてて、トマトをベースにヘーゼルナッツ、炒った赤唐辛子とニンニクを配合したソースよ。

6.オランダの粒チョコを乗せたパン(ハーゲルスラハ)
Hagelslag(ハーゲルスラハ)はオランダ語で粒チョコレートの事なんだけど、確かに、彼ら(オランダ人)は本当にごく普通に、クリームを塗ったパンの上に粒チョコを直にばらまくの!初めて見た時はヘンだと思ったけど、これが本当に絶妙の組み合わせなの!


後編へ続く




長いものに巻かれろ
チャン・イーモウ(張藝謀)監督、チェン・ダオミン(陳道明)、コン・リー(鞏俐)主演の人間ドラマ。

「妻への家路」(2014年 原題「帰来」 監督/張藝謀 主演/陳道明、鞏俐)
111分
妻への家路 [DVD]/ギャガ

¥4,104
Amazon.co.jp

――1970年代、文化大革命のさなか。タンタン(陸丹丹)は所属するバレエ団で主役の座を目指し日々練習に励んでいた。だがテストで優秀な踊りを見せたにもかかわらず主役にはなれなかった。それは彼女の父が、革命に背く右翼分子だとして投獄されていたからだった…。
その父ルー・イェンシー(陸焉識)が脱走したという報せが。母ワンユイ(馮婉瑜)はもう10年以上会っていない夫にひと目逢いたいと思うが、タンタンはそれが国に背く行為であるばかりか、自分の人生をも狂わせたと父を憎んでいた――

[ここからネタバレ-------
イェンシーはやはり戻ってきた。ワンユイのいる部屋の戸を叩くが、ワンユイはその戸を開けることはできなかった…イェンシーは「明日8時に駅の橋脚で待つ」と書いた紙を戸口の下に差し込みその場を去る。
翌日、人で混雑する駅の橋上に妻ワンユイの姿を見つけたイェンシーは大声で名前を呼ぶ。だがその場を張っていた党員が彼の姿を発見し、イェンシーはワンユイとタンタンの目の前で捕捉され連れ去られて行った…。

文化大革命が終わり、イェンシーは無実の罪を解かれ名誉回復し帰宅する。
だがワンユイはイェンシーを見てもぼんやりとしていて、ご近所さんにでも会ったかのような反応だ。夫のルー・イェンシーだと名乗るも、あなたはファン(方)さんでしょうと言われてしまう。
タンタンや党の世話役の話によると、彼女は1年前から心因性の記憶障害になってずっとこんな調子だという。幸い迷子になったりするようなことは今の所ないようだが、彼女はなぜか娘タンタンを遠ざけておりタンタンは勤務先の寮で暮らしていて毎日様子を見に来るが心配している。

自宅の近所の空き家を借りて住み始めたイェンシーはなんとかしてワンユイの記憶を取り戻そうとこころみる。昔の写真や昔好きだった音楽がきっかけで記憶が戻ることがあると聞いたイェンシーは昔の友人を訪れ写真を譲ってもらいワンユイに見せるが、写真の人物はイェンシーだと分かるようだが目の前に立っている人物をイェンシーだとは認めなかった。
音楽教師だったイェンシーはピアノの調律師を名乗って彼女の前でピアノを弾くが、それでも彼女の記憶は戻らなかった。

イェンシーはワンユイ宛てに手紙を送る。5日に戻るよ、と。すると5日の早朝ワンユイは駅へ出掛けて行った。そして駅の出口でイェンシーが出てくるのを一日中待っていた。すぐ目の前にイェンシーが立っても、彼女の目にはまったく映っていないようだった。
それから毎月5日になるとワンユイは駅へ出掛けて夫のルー・イェンシーが戻って来るのを一日中待っていた…。

イェンシーはワンユイ宛てに、収容されていた頃書き溜めていた大量の手紙を送る。そしてご近所さんと名乗って目の悪いワンユイの代わりに手紙を声に出して読んでやる。ワンユイはとても嬉しそうにそれを聞いた。
イェンシーはこれは最近の手紙だと言って、娘と一緒に仲良く暮らしなさいと書いた手紙を読む。翌日ワンユイはタンタンを呼び戻し、一緒に暮らすことになったタンタンはようやく安堵する。
だがある夜、タンタンに夜食を差し入れに行ったイェンシーを見たワンユイはひどく怯えた様子で「ファンさん、今すぐ出て行って!」と叫ぶ。ファンさんとは一体何者なのか…タンタンを問い詰めると、ファン氏はイェンシーが投獄された際に減刑を図ってくれた党員らしいが、その見返りにワンユイを暴行したようだ…。
怒ったイェンシーは翌日ファン氏の自宅を訪れるが、そこには彼の妻が一人で暮らしており、無実の罪で投獄された夫を早く返してくれと怒鳴り散らすのみだった。

そして何年もの月日が過ぎた。
雪の降る早朝、イェンシーは荷台付き自転車を準備する。タンタンに支えられてワンユイがそこへ乗り込む。今日は5日、"ルー・イェンシー"を駅へ迎えに行く日なのだ。駅の出口でワンユイとイェンシーは並んで一日中、やって来ることはない"ルー・イェンシー"を待っているのだ。(終)
------ここまで]

厳歌苓という作家の「陸犯焉識」という小説の終盤をモチーフにした物語らしい。最初は邦題の意味が不思議に感じるけど、半分くらいくるとなるほど!と思ってしまう。
単なる感動の再会物語ではない、正直つらく苦しい物語。

[ここからネタバレ含む----
この物語ではワンユイの病気が特殊な記憶障害として描かれているけど、でも普通に認知症だとしても何ら不思議のない、現実の残酷さを目をそらさずに描いている。----ここまで] そして忘れられることはとてもやりきれず哀しいことだけれど、「いつまでも覚えられていることのつらさ」という視点にははっとさせられた。覚えててほしいと願ったりもう忘れてほしいと思ったり、人間て身勝手な生き物で、その分だけ多くの悲しみを背負って生きて行かなければならない。[ここからネタバレ含む----でもそういう残酷な人生のなかでも人はちゃんとどこかに幸せを見出すんだな、というラストシーン。----ここまで] 涙なしには観れない。

まーしかしチェン・ダオミンはやっぱりオーラがね…絶対的善人オーラが隠せないから、もちょっと凡な目立たない人が演った方がリアリティあってさらによかったかもしれないw
コン・リーもさすが貫録のお芝居。病気の役は難しい。でもすごくリアルだった、視線とか。

あとこの作品、セリフがすごく聞き取りやすいです。勉強にもなります。日本語字幕とは若干ニュアンス違うなって部分もちょこちょこみられます。


TSUTAYA DISCAS
2枚ずつしか借りられない。そしてひと月に4枚借りねば損…。
23勝17敗4引分け。

妻への家路/KADOKAWA/角川書店

¥2,268
Amazon.co.jp
原作「陸犯焉識」の翻訳本。映画とはちょっと内容が違うようです。



長いものに巻かれろ