あさひのブログ -77ページ目
リクシルギャラリーでやってる「文字の博覧会」展へ行ってきました。


印刷会社社長で文字学者の中西亮氏が世界中を旅して収集した書物や書簡資料"中西コレクション"の一部を展示。普段は大阪の国立民族博物館が所蔵しているものを、なんと無料キラキラで観覧できます。

話したその場限りで消えてしまう「ことば」を目に見える形にして残すための手段として開発された「文字」、その源流から世界中へと枝分かれして行った文字の進化の流れを追ってゆくような構成。
世界にはまだまだ知らない文字がたくさんあるんだと教えてくれます。

そして文字には意味と音の二つの情報が必要で(※意味はもちろんのこと、常用している話し言葉、つまり音とリンクしないと実用に耐えないから)、それらをどのようにして収容しているかというのが、その文字が使用されている地域によって独特の工夫があるというのが新たな発見です。文字学って面白い。もちろん歴史や文化とは切っても切り離せない。

 (広告より)
小難しいことを抜きにするならば、アルファベットでも漢字でもない言語の文字はきれいな模様のよう。音楽をやってない人には音符や楽譜がおしゃれな模様に見えるのと同じ。ペルシア地方の文字などはとても優雅だし、インド地方では棒にハーブでも干してるかのような、香りのしてきそうな文字。やたらと丸っこい文字が並んでいる言語は、紙として使用している植物の葉に文字を書きつける際に横線を引こうとすると繊維が裂けてしまうから曲線を描くようになったとか、文字の進化の理由もおもしろいです。

たったワンルームでの展示ですがとても幅広く世界中の文字を目にすることができます。文字だけでなく、その素材(粘土、皮、葉、竹など)にも注目してみてください。


文字の博覧会-旅して集めた"みんぱく"中西コレクション展
3/4(金)-5/17(火) LIXILギャラリー大阪
入場無料。4/29(祝)には講演会もあります。

LIXILギャラリー大阪
グランフロント大阪 南館タワーA12階。
オフィスタワーのワンルームです。行き方ちょっとややこしいのでホームページを見て行ってください。



長いものに巻かれろ
行ってきました名古屋の東山動物園。
さっそくイケメンと評判のニシローランドゴリラのシャバーニくんのいる北園へ。
午後だったのでゴリラは運動場にはおらず館内へ。

平日の昼下がりにこの人だかり!
しかもぎゅうぎゅうなわけではないので「立ち止まらず進んでくださーい」なんて呼びかけてくれるお姉さんもいなくて全然見えねぇッ!(´□`。)
でもここまで来て観ずには帰れないので人波かき分け前へ前へ。

暗くてよくわからない。手前の子(ヒトではなくゴリラね)は比較的よく動いてたけど表情とかわからない。

5頭くらいのファミリーで、ひと際体の大きいこれがおそらくボスのシャバーニ。

ずっと後ろを向いてたのでやっぱり顔はわからず。
屋内で観るのはちょっとムリだなぁ。やっぱりちゃんと写真とか撮りたいなら運動場にいる間がいいみたいです。

さて東山動植物園は三度目なのですが、毎回動物園だけで疲れてしまって植物園まで辿りつけません。園内が広大すぎるのと、東山というだけあって山に造られているので起伏が激しくて体力が持たない…。
動物園本園、北園、遊園地、こども動物園、植物園とエリアが分かれていて、動物園本園と北園回ったらもうお腹いっぱい…。これでスカイタワー登ったり、ファミリーなら遊園地(といっても昭和な時代の…)も回ったらとても植物園まで行く余裕ありませんて。

個人的には爬虫類や小動物を集めた自然動物館が楽しかったな。
鹿児島の動物園でしか見れないと思ってたビントロングが普通に飼育されてた!想像してたのより相当でかい!既に「小動物」の規格に当てはまらないし!中型犬くらいの体格で猫みたいにのっしのっしと枝の上を歩いてました。夜行性ぽくて暗い館内の小さなケース内で展示されてたので写真は撮ったけどまったく写らず。(当たり前ですが夜行性動物をフラッシュ撮影してはいけません。AFの赤外線もあまりよろしくないようです。)

今回は気の向くままに撮ったのでまったく網羅してませんがこちらで20枚ばかりアップしてます。
使用カメラはNikon J2。なんか思うような明暗で撮れないなぁと思ったら録画モードで撮影してたことに後から気づいたw トリミング、サイズ縮小、明暗色調で一部加工してます。


東山動植物園オフィシャルゴリラ写真集 シャバーニ!/扶桑社

¥1,080
Amazon.co.jp

東山動植物園
市営地下鉄東山線、東山公園駅下車すぐ。植物園へは星ヶ丘駅から。



長いものに巻かれろ
無印良品の店頭で見かけて、つい衝動買いしてしまった絵本。

「どこいったん」(作/ジョン・クラッセン 訳/長谷川義史)
どこいったん/クレヨンハウス

¥1,620
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原題は「I Want My Hat Back」・・・"ぼくのぼうしかえしてよ"。
文字は全て平仮名で幼稚園から小学校低学年向け。
絵は水墨画のようなやさしい色合いの版画。ぬぼーんとした表情の動物たちがかわいい。
そしてコッテコテの大阪弁絵本で人気の長谷川義史さんが翻訳をしていて、方言ならではのリズムが楽しい。(関西人じゃないと細かいニュアンスは伝わりにくいかもだけど。)

物語は、お気に入りの帽子をなくした熊さんが他の動物たちに「ぼくの帽子知らない?」と聞いて回るというもの。最終的に見つかるんだけど、最後のオチが、子供が見るとアハハと大笑い、大人が見ると、超ブラック…!絵もよく見ると…な。絵のみのページ(いわゆる間(ま))の絶妙さ。おもしろこわいお話です。

姉妹本の「ちがうねん」とどっち買うか迷った。こちらはお魚さんが素敵な帽子をみつけたけど…とやっぱり帽子にまつわるお話。こちらの最後のオチも、大人向けw

ちがうねん/クレヨンハウス

¥1,620
Amazon.co.jp



長いものに巻かれろ
去る2月22日は猫の日。ってことでキディランドでやってるという猫イベントへ行ってきました。

キディランド初めて行ったんだけど、猫フェアってわけじゃなくこのneko martは常に猫グッズを集めてるショップみたい。
猫キャラがギュッと凝縮された濃いいお店。店員さんはみんな猫耳つけてますw

メモ帖や缶バッヂなどのちょっとしたものから食器家電まで幅広く、とにかく猫!猫!猫!
猫っぽい靴下とか、猫の肉球をかたどったかまぼことか、かなりマニアなものもありました。
(※猫用品はありません。人間用品です。)

私はといえば、

「ねこあつめ」グッズを購入。小皿もかわいかったけど使い道がなくて断念。

猫好きは散財してしまいそうなお店。
私は本命鼬で猫はたしなむ程度ですのでw


ねこの日2016
2/20(土)-3/27(日) 梅田キディランド内neko mart

KIDDY LAND 梅田店



長いものに巻かれろ
「こころの湯」のチャン・ヤン(張揚)監督作品。

「グォさんの仮装大賞」(2012年 原題「飛越老人院/Full Circle」 監督/張揚 主演/許還山、呉天明)
104分
グォさんの仮装大賞 [DVD]/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

¥4,104
Amazon.co.jp

原題は「飛びだせ!老人ホーム」みたいなニュアンスかと。映画のポスターも老人たちを乗せたバスが空飛んでるw

――若い頃に家庭を顧みなかったために実の息子に絶縁されたグォ(葛)さんは、再婚相手とも死別し義理の息子夫婦に半ば追い出されるようにして老人ホーム「関山老人院」へやってきた。ここには昔の仕事仲間のチョウ(周)さんがいて、彼のとりなしでなんとか入所させてもらえた。
チョウさんは皆の前で、テレビで見た「仮装大賞」の芸を見よう見まねで披露する。今度この仮装大賞のコンテストがあるのでみんなで一芸を練習して出場しようと提案。チョウさんの考えた芸は14人必要だ。どうにかこうにか足腰のたつ男女14人が集まり練習を始めた――

[ここからネタバレ-------
14人が麻雀牌に扮する芸が完成しチョウさんは院長にコンテストが行われる天津へ行きたいと申し出るが、高齢者の遠出に安全が保障できないと反対された。全員の家族の承諾があれば許可してもいいと条件を出され、さっそく家族が呼ばれ、彼らの前で芸を披露することに。だが芸の最中に二人が転倒して怪我をしてしまい、コンテスト出場は大半の家族が反対したため却下となった。

その夜チョウさんが嘔吐し、介抱しトイレへ連れて行ってやったグォさんは、チョウさんが血尿を出していて驚く。チョウさんは実は末期の膀胱癌だった。病院で孤独死するのが嫌で皆には黙っていたのだ。チョウさんは残り少ない人生の間に、仮装大賞に出て、それから海へ行って日の出が見たいとつぶやく。

グォさんはチョウさんの夢を叶えるため、なんとしてでも仮装大賞に出ようとみんなに持ち掛ける。ただ二人が怪我をしたため同じ芸は無理だ。もう少し少ない人数でできる三面鏡を題材にした芸を考え、院長の目を盗んで練習する。そしてある夜、院長が帰ったのを見計らって8人がチョウさんが調達してきたおんぼろバスに乗り込み天津へと走り出した。初めての遠出、めずらしい風景に皆心躍らせ楽しいピクニックのはじまりだ。

天津に着き、コンテストが始まった。テレビで生中継されているのを関山老人院の仲間達もわくわくして観ている。チョウさんの体調が悪化し今にも倒れそうだったがなんとか芸はやり終え満点を叩きだした。司会者からマイクを向けられたチョウさんは言う。このコンテストに出たのは、3位以内に入賞すれば日本の本大会に出られると聞いて、本大会に出られれば日本に住むもう8年も会っていない一人娘に自分の姿を見てもらえるだろうと思って…。

一人では立ち上がれないほどに衰弱したチョウさんを連れて皆は海へ。
海岸でうっすらと夜が明けて行くのを見る。そしてチョウさんは静かに旅立って行った・・・。
関山老人院に戻った皆は本大会に向けて新しい芸の準備を始める。今度の芸は、青い海。一人一人が海の波に扮し、そこへ太陽が昇り海は次第に橙色に染められていくのだ。(終)

------ここまで]

やんわりとしたコメディタッチの人間ドラマ。
あらすじでもグォさんの話は割愛させてもらったように、これ、グォさんの視点で描いた「チョウさんの仮装大賞」なんだよねぇ。この仮装大賞は日本の「欽ちゃんの仮装大賞」の事みたい。私はこの番組まともに見た事ないんだけど、海外からも出場するものなのかな。

「親子の絆を大切にする」典型と思われてた中国がまさかここまで日本的、親子の絆が名ばかりの存在になっていようとは…というのが最初の驚き。日本とまったく変わらない「金の切れ目が縁の切れ目」、それは血縁関係ですら同じ。この小さな老人ホームには実子に邪魔者扱いされて居場所を失った老人が肩寄せあって暮らしている。そしてそう遠くはない日に最期の時がやって来る不安を隠し、かき消し、忘れながら生きている。

特に序盤に描かれているように現実を直視し受け入れることはにわかには難しい。でも目をそらしてはならない事実。この作品は事実をしっかり見据えながら、でも絶望することなくただ希望だけを見ていて欲しいという願いがこめられているように思う。コメディ仕立てで心温まる物語になっているのも、ただひたすら現実のつらさを目の当たりにさせるのではなく、「いつでも人は希望を見出していける」という可能性に無理にでも顔を向けさせようとしているように思う。そっちを見ないと生きていけないから。人は笑うために生きてる。泣くために生きるんじゃない。

エンドロールでは出演者が一人ひとり登場し、それぞれ年齢が表示される。みんな60~90代。みんな笑顔。いきいきとしてる。
グォさんを演じるシュイ・ホァンシャン(許還山)とチャン(張)さんを演じるチャン・ホァリン(江化霖)は「大秦帝国」の献公、黒伯の主従コンビだ。チャン・ホァリンさんはこの映画が上映された二か月後に病のため77歳でこの世を去られたそうです。残念です。


TSUTAYA DISCAS
26勝19敗4引分け。
勝率約6割(引き分け・連ドラ除く)。低ッ!(°д°;)
これにて休会。



長いものに巻かれろ