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「墨攻」(2006年 監督/張之亮 主演/劉徳華)
113分
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原作は日本の作家・酒見賢一の同名小説を元にした日本の同名漫画(作/森秀樹)。元々「墨守」という、墨子が宋国を楚軍の攻撃から九度守ったという逸話があり、墨家の守りに対して今度は攻めを見せるという意味合いなのだろうか。

墨家とは元々は人類友和を主張する墨子の教えを信仰する人の事だがやがて独自のコミュニティを形成し自衛するために武術を身に着けるようになったようで、中国の伝奇もの任侠ものでは暗殺集団や秘密結社として登場することが多い。

――戦国時代。趙国は燕国に侵攻するため先ずその間に位置する梁国へと攻め込む。梁王は墨家に助けを求める。ところが墨家からやって来たのは革離という男一人だけだった。だが彼は攻めて来た趙国の兵の将軍をたった一本の矢を射て驚かせ、見事軍を撤退させた。梁王は革離に国の兵権を預け再度やって来るであろう趙軍を退けよと命じる――

[ここからネタバレ------
趙軍が攻めてきた。革離は糞尿を利用して硫黄ガスを発生させ城外に撒き、城門の内側に罠を仕掛け突入して来た趙軍を油爆弾で一網打尽にする。
梁の百姓らが趙軍に捕まってしまった。彼らは妻や子供を人質に取られスパイとなることを強要され男が梁城へと帰された。百姓の男は家族に会いたいがため革離を殺そうとする。毒を塗った短剣を手に革離に近づき切りかかった。だが革離は躱し、戦う事に慣れていない百姓の男は誤って自らを傷つけてしまい毒が回って死んでしまった。

梁の将軍の娘・逸悦は梁を救ってくれた革離に好意を抱き新しい靴や食べ物を贈るが、革離は墨家は他人から施しは受けないと固辞する。
革離は単身偵察に出向くがそれに気づいた逸悦がついてきた。仕方なく彼女を連れて趙軍の動向を探る。趙軍は密かにトンネルを掘り梁城内に侵入しようと図っていた。
趙軍は闇に紛れてトンネルを通り梁城内へ。ところが待ち構えていた革離と梁軍に取り囲まれ矢の雨を浴びトンネルには火が投げ込まれた。趙兵の悲鳴が響き渡る。防衛のための戦はいつしか虐殺の様相を呈していた…。

斉国が趙国を攻める動きを見せたため趙軍は急ぎ引き返し始めたとの報せ。大臣らはすぐに革離から兵権を取り戻すべきだと梁王に進言する。彼らは革離が城内の百姓らの信頼を一心に集めていることを危惧していた。革離を王に祭り上げて謀叛を起こす可能性がある…。
革離は趙軍と通じていたと弾劾される。革離は彼を敬愛する梁公子の手助けでなんとか城外へ脱出した。だが梁軍は非情にも矢を放つ…梁公子は幾本もの矢を受けて死亡した。革離を擁護する兵士らは皆捕えられ処刑された。逸悦は公衆の面前で梁王を罵倒したため憤慨した梁王は逸悦に死刑を言い渡す。
その夜、かがり火が灯される中で逸悦の処刑が執り行われようとしていた。だがその時突然空から火の矢が飛んできた!なんと撤退したと思われていた趙軍が闇に紛れて気球を飛ばしそこから矢の雨を浴びせて来たのだ。不意打ちに混乱を来した兵らは逃げ出す。趙軍は城を制圧し梁王は投降した。趙将軍は革離が既に城を離れたと知り、戻って来なければ梁国民全員を殺すと広報させる。
革離は城から離れたところで逃げてきた梁軍の弓兵隊と共にいた。梁民を救うため革離は城へ戻る決意を固める。

革離は単騎で梁城へと戻って来た。そして趙の将軍に、もう勝ったのだからわざわざ自分を殺す必要があろうかと説く。そして趙の将軍と1対1で話し合うことに。だが実はそれは時間稼ぎで以前の地下トンネルを利用して水脈を掘り当て、城内に水を引き込んだ。さらに弓兵隊や百姓らが外から一気に攻め込む。将軍の指揮のない趙軍は乱れ逃げ出し、将軍は負けを悟る。
革離はすぐに逸悦を探す。彼女は牢の柱に繋がれていたが水が流れ込んですっかり水没している。革離は潜ってやっと逸悦の体を抱きかかえたが、彼女が息を吹き返すことはなかった。
梁軍らは趙軍を追い払ったと歓声をあげ梁王万歳を唱える。

革離はこの戦で親を失った子供の手を引いて城を後にするのだった。(終)
-----ここまで]

なんとアイドル映画だった…。若いアンディ・ラウ(劉徳華)がカッコイイのはわかるんだけど。いやイケメンはどうせ何をしてもカッコイイんだけど。うん、カッコイイなぁー。(*´Д`*)

中国大陸で最初に上映されたみたいたけど監督は香港人だし中身も香港映画くさい。物語はいかにも漫画らしくスーパー主人公が大活躍するアクションものの色が濃く、戦争ものとして見るとちょっと安っぽい。あまりにも政治駆け引きが下手というのか幼稚すぎるというのか、こんな王様は寓話の中にしかいねぇ!(´Д`;)
さらに主人公の革離が奇策で大軍を追い払うというのをやりたいのだろうけどこれがまた下策なのがどうかと…はっきり言って革離のアイディアが凄いのではなく運が良かっただけ。籠城戦でわざと城に入らせてやっつけるっていうのは最後の手段であって最初に使う手ではない、侵入させる前に潰さなきゃ!ましてや百姓らを避難させずに前線に出してる時点でダメすぎ。この時代の百姓って国王に対して忠誠心があるわけじゃないから前線に出すなんてことしたら逃げちゃうよ。民は財産。
革離が博愛主義の墨家なので兵士が沢山死んでいくさまを見て虚しさや怒りを感じるっていう展開も、いやいや敵が大量死すること想定した罠作っておいてどの口が言うよ!ってツッコミ所満載。安いわぁ…。
ま、それもイケメンだから許されるってか。

にしても、城攻めにしては規模がこぢんまりとしてる気が。中国の城っていうのは日本で言えば平安京みたいなもので、王様の宮殿も大臣の住まいも商店街もみんなまとめてぐるっと壁で取り囲んでしまってる一つの都市なんだけど、この映画で描かれているのは日本のお城みたいに王様の宮殿プラスアルファ程度しかなさそう。これは原作が日本人だからなのかな…。


「三国機密之潜龍在淵(全54話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第四十三集]
曹操に司空や太尉を上回る丞相の位を与えればもはや止められる者がいなくなる、伏完と楊彪は劉平に撤回を求めるが、劉平は司馬懿を救うための取引であり、しかし決して曹操に飲まれるような真似はしないと言う。
司馬懿には赦免し丞相の元で働くようにと通達が。自分に曹操の下につけと命じたのが劉平だと知り、司馬懿は憤慨するが、長く会えなかった唐王妃との密会の場を設けてもらい機嫌を直した。

劉平は郭嘉の祭壇に参る。そこへ曹操もやってきた。郭嘉が生前、漢皇室と曹操が手を取り合って世界を平和に導いてほしいと言っていたと劉平は告げる。そして曹操の南征も漢皇室は支持し許都を守っていくと。曹操は、ならば郭嘉が生前に提案していたこと(曹節を皇后に迎えること)も受け入れてくれるのかなと問う。だが劉平はそれは絶対にできないと即答するのだった。

曹操は江東へ出兵する。曹丕、曹植、楊修などが皆ついて行ったため司馬懿はのんびり羽を伸ばす。故郷から父と兄がやってきて弟を心配するが、司馬懿は自分の力でやっていけるので大丈夫だと答える。
父が土産として持ってきてくれた菓子を持って司馬懿は参内し、劉平も懐かしい故郷の菓子に舌鼓を打つ。司馬懿は曹操が今回の戦から帰ってきたらおそらく後継者を決めるだろうと言う。後継者は曹操が可愛がっている曹植になるだろうと思われるが、伝統を重んじるなら曹丕であり、しかしいずれにしても命がけで共に戦った仲間なのでうまく協力して行けそうだと劉平は言う。だが司馬懿は首を振る。お前はわかっていない、曹丕は野心家だ。油断すれば取って食われるぞ…。

[第四十四集]
曹操が赤壁で劉邦・孫権軍に大敗したことを独自に掴んだ司馬懿は朗報として劉平に伝えた。だが劉平は曹操が敗ければまた天下は定まらず人々の平和な暮らしが遠のいたと呟く。未だに曹家との協力を考えている劉平に司馬懿は改めて警告する。曹丕が最も排除したいと考えているのは実の弟である曹植だ。兄弟だろうが支配者という一つの椅子を狙って醜く争うものなのだと。

曹操は荀彧と崔琰を呼び、誰が後継者に相応しいかと問う。二人とも曹丕よりも曹植が適していると答え、崔琰が自分の娘を輿入れさせることで河北勢力の支持を受けようと提案し曹操も即決する。
弟が崔琰の娘を娶ると知った曹丕は激しく嫉妬する。その様子を見て甄宓は袁家で見た光景とそっくりだわと嗤いその火に油を注ぐ。
結婚式ではしかし弟の幸せそうな顔を見て曹丕も顔を綻ばした。だが曹操がその祝いの場で曹植に平原君の爵位を発表し、傍らの司馬懿はニヤリとして丞相の意思はもう定まっているようだなと曹丕に囁く。そこへ劉平と皇后も祝いに駆け付けた。兄の結婚式にやってきた陛下はやはり皇后と仲良く手を繋いでいる、その光景に曹節は傷心する。
劉平は一人佇んでいる曹節を見かけ声をかける。曹節は陛下の事が好きだと告白するが、劉平は戸惑いつつも、自分が愛しているのは皇后ただ一人で、もし曹操の言う通り曹節を娶ったとしても心が変わることはないだろうからかえって君を傷つけてしまうだろうと答えた。
結婚式を終えた曹植に曹操は言う、おまえと陛下が苦難を共にしたことは知っているが、漢皇室と曹家は両立できないということを忘れるな、と。それがこの乱世の掟なのだ…。

元気のない曹節を曹丕は心配する。陛下が妹の輿入れを拒否していることは彼も知っていた。郭嘉がうまく図ってくれるはずだったが陛下の答えを待つ前に死んでしまったのだ…。と、曹節が郭嘉からもう一つ小袋を託されたことを明かす。そこには天下の秘密が記されていると言われたと。曹丕は思い当たるふしがあった、宛城の変の真相だ。兄が殺されたのは実は母の陰謀だった、それも兄が自分をかばって殺されることで自分が父に憎まれ、後継の位が弟に回るようにするためだ!
その話を聞いて曹節は仰天する。曹節は曹植も呼んで三人で郭嘉の袋を開けてみた。中の書に書かれていたのは予想していたものとは全く違い、楊平が今の陛下であるということ、そして彼は劉協の双子の弟だという事実だった。こんなことが父に知れたら大変なことになる、彼は本当に皇帝に相応しい名君なのに!曹植はすぐに書を焼き捨てようとするが曹丕が制止する。陛下と皇后は夫婦ではなく親族…世間では絶対に許されない破廉恥な関係だ。曹節は書は見なかったことにして袋に戻しておくと言う。

[第四十五集]
卞夫人、曹丕、曹植、曹節の親子四人で食事をとっている時、曹節は母に「愛は規則に縛られないという詩があるけれど、もしある人が兄のお嫁さんの事が好きになったら、それは許されるのかな。」と尋ねる。曹植はぎょっとして、くだらない市井の噂話を持ち出すんじゃないと叱る。曹節はすねて出て行った。驚く母に曹丕は曹植の事じゃないよと言う。まさか弟が甄宓の事を好きだなんてそんな話じゃないよ、と。

曹節は皇后に会い、郭嘉の遺書によって陛下と皇后が本当の夫婦ではないこと、陛下が本当の陛下の双子の弟だということを知ってしまったと告げる。自分の他に曹丕、曹植の二人の兄が知っていると。皇后は蒼白になる。
同刻、曹植も劉平を書庫へ呼んで、郭嘉の袋を差し出し真相を知ってしまったと告げる。しかし自分は陛下を本当の陛下として支えていきたいと拝礼する。だがそこへ突然曹操が現れた!曹操は曹植を殴りつけ劉平を睨みつける「わしを騙しておったな!」だが劉平は平然として郭嘉の書を見てみるとよいと促す。曹操は袋の中から書を取り出して読み、目を見開く…。
劉平は自分が先帝から遺詔によって帝位を譲位された正当な皇帝だと言う。だが曹操は劉協だと偽っていたことは事実だと突きつける。しかし劉平はその郭嘉の書を根拠にするというのなら、その書が皇帝を侮蔑する意図を示す証拠となると返す。そこへ満寵が司馬懿を拘束し温県の司馬家全員を捕らえるため兵を差し向けたとの報告が。「証拠というのなら、楊平の兄上に聞いてみようではないか。」曹操は劉平に同行を促す。
劉平の目の前で司馬懿は拷問を受けるが楊平は死んだと言い張った。三日後には温県の司馬家も連行されて来て再度尋問が行われる。こうなったら皇帝の名で挙兵し曹操と戦うしか…焦る劉平を皇后が引き留める。まだ三日ある、絶対に何か方法があるはずだ。

曹操は曹植に怒りをぶつけるが曹植はなおも劉平を庇い続ける。人々に平和な暮らしを与えるために曹家は漢皇室と協力するべきで曹家が私利私欲に走るべきではないと言い切った。曹操は曹植に手を振り上げるが、その手を力なく下ろす。「わしは本当にお前を後継者にするつもりだったのに、お前には、本当に失望した。」そう言って肩を落とし帰っていくのだった。

曹操は曹丕、曹仁、満寵を呼び郭嘉の書を見せる。曹仁はすぐに兵を出してニセ皇帝・楊平をひっ捕らえるべきだと言うが、そんなことをすれば曹家が叛乱を企てたという口実を作らせるだけだと曹丕が止める。曹操は即刻城門を閉じ宮殿を封鎖し、司馬家から証拠を吐かせるまでは劉平には今まで通り皇帝として敬意を払えと命じた。


[A] 劉平
字は義和。亡き皇帝・劉協の双子の弟。劉協になりすまし世界の平和を取り戻すため戦っている。
[B] 伏寿
皇后。劉平の兄嫁にあたる。劉協の身代わりである劉平をいつしか愛するように。
[C] 司馬懿
字は仲達。劉平と兄弟同然に育つ。
[D] 曹操
丞相。現在の漢帝国の実質的支配者。
[E] 曹丕
曹操の次男。字は子桓。父の後継者となるため司馬懿を参謀として引き入れようと画策している。
[F] 曹植
曹操の四男。字は子建。曹操のお気に入りの息子。
[G] 曹節
曹操の娘。亡き軍師・郭嘉から「天下の秘密」が記された小袋を受け取った。
[H] 荀彧
尚書令。荀令君と呼ばれる。曹操に次ぐ朝廷の権力者。
[I] 崔琰
尚書。河北の多くの勢力を抱える名家の当主。
[J] 満寵
許都令。満府君と呼ばれる。字は伯寧。郭嘉を崇拝していた。

→インデックス
「三国機密之潜龍在淵(全54話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第四十集]
日ごとに城外の胡軍の軍勢は増えていく。郭嘉の死は隠されていたが彼が何日も姿を見せないことで兵の間にも不安が広がってきた。曹植はやはり自分が囮となって打って出るのでその隙に劉平が救援を要請しに行ってほしいと申し出る。劉平はそれはできないと言うが曹植の意志は固い。明日出撃するので救援要請に行くかは陛下にお任せするといって出て行った。
曹節は剣を磨く。兄はあれでいて頑固な性質だ。陛下が反対しても出撃するだろう。もし兄に何かあれば自分が曹操の娘として盧竜城を守る…。その様子を見た皇后はある仕事を手伝ってほしいと声をかける。

皇帝皇后両陛下の危機だというのに兵一人すら動かせない、荀彧は頭を抱える。そこへ潘揚が司馬懿を連れてやって来た。足の怪我で歩けなかったのではなかったのか?睨みつける荀彧に司馬懿は兵符を渡す。もちろん偽物だ。こんなものを使うなど重大な軍令違反。だが司馬懿は今が漢皇室の危機、曹操曹家の危機、そして国土国民の危機であり、後で責められることはないと断言する。司馬懿は自分が兵を率いて行くと言い出した。

翌朝劉平が目覚めると皇后が皇帝の衣装を差し出す。昨晩曹節と徹夜で作ったのだと言う。
劉平は兵達の前に出て皇帝であることを明かし、盧竜の民を守るため最後まで戦うと檄を飛ばす。
明日中に援軍が来なければ間に合わないだろう…その晩、劉平は皇后と二人だけの結婚式を挙げる。

[第四十一集]
胡軍の城攻めが始まった。激しい投石攻撃にさらされる。その時後方にのろしが挙がった、援軍が近づいている!しかし胡軍はひるむことなく攻撃を仕掛けて来る。劉平は自ら兵を率いて出撃した。善戦するも胡軍に取り囲まれてしまう。そこへようやく司馬懿の軍が駆け付け胡軍は撤退を始める。また曹丕の兵が到着し後を追う。
胡軍と戦う兵の中に潘揚の姿を見つけた曹丕は混乱に乗じて口封じのため刺殺。そして胡軍の頭を殺し胡軍を投降させた。
胡軍の捕虜は、袁紹の配下であったとある高官から盧竜城の情報が伝えられたと吐いた。劉平は二度と戦をしかけてこないことを誓わせ彼らを全員解放するのだった。

劉平は司馬懿を郭嘉の墓へと連れていく。郭嘉は皇帝と曹操が協力して長いこの戦乱の世を終わらせることを望んでいたと話す。いくらお前が協力しようと思っていても向こうはそうは思わないだろうと司馬懿は言う。劉平はこう考えていた、まずは戦争を終わらせること、世の人々が傷つかないようにすること。その後の皇帝の座を逼る戦いも負けるつもりはない。曹操はもう高齢だ、後継の曹丕は自分と心を交わしている…。しかし司馬懿は曹丕を簡単に信用してはならないと警告する。
実は兵を率いてきた司馬懿はこの機に乗じて曹操と戦うつもりだった。盧竜では自ら先頭に立って戦った皇帝の威光はこれ以上になく高まっている。曹操の子女を殺して檄を飛ばせば皆必ず漢皇家についてくる!
宴の席で皆は力を合わせ勝利を勝ち取った喜びに浸っていたが、屋敷の周りには司馬懿の命を受けた兵士が潜伏しその合図を待っていた…。彼の謀を事前に知ってしまった皇后は顔色が冴えない。皇后は気分が悪いと言い劉平は彼女に付き添って退室する。
曹丕は司馬懿に酒を注ぎ改めて自分の参謀になってほしいと頼むが、司馬懿は今はそのような話は置いておこうと躱す。そしてゆっくり立ち上がると、やにわに杯を床に叩きつけた。皆が一斉に振り向く。
…だがやって来たのは一人だけ、劉平だった。皇后から話を聞きすぐに兵を引かせ何事もなかったかのように戻って来たのだった。

司馬懿は劉平を別室に連れ出し思い切り殴る。だが劉平は共に戦った仲間を殺すのは許さないと一歩も引かない。ここで今彼らを殺せば曹操と同じではないか!司馬懿は言う、ここは戦場だ、天下は救うものではなく平定するものだ、と。お前は必ず後悔することになる、そう突きつけて司馬懿は出て行った。

[第四十二集]
劉平らは許都へ凱旋する。帰るや否や曹操は司馬懿を逮捕拘束した。話が違う、と劉平は曹操を呼び出すが、代わりに曹丕がやってきた。曹丕は父がもし司馬懿を放してほしければ曹節を娶れと要求していることを知らせる。

唐瑛は司馬懿を脱獄させ二人でどこか遠いところへ逃げようと考え牢に潜入する。だがちょうどその時曹丕が司馬懿の見舞いにやってきて唐瑛は身を隠した。曹丕は改めて司馬懿に自分を補佐してほしいと頼むが司馬懿は無理だと答える。曹丕は見透かしたかのように、誰かの助けで脱獄し逃げて山里に隠居でもしようとすれば、せっかくのその才能の使い道もなく腐らせ退屈な一生に自己嫌悪に陥ることだろうと言う。しかし司馬懿は聞く耳持たず曹丕を追い返した。曹丕が去った後に苛立った様子の司馬懿を見て、唐瑛はそのまま戻って行くのだった。

劉平は朝議で司馬懿は皇帝である自分の窮地を救ったのだから罪を帳消しにすべきでないかと提案する。孔融は漢皇室を救った大恩人でむしろ褒美をやるべきだと訴え、曹仁は兵符偽造や足を怪我したなどといって司空を騙したことは突き詰めれば陛下への不敬だと訴える。そこへ唐瑛が弘農王の位牌を持って現れた。もしあの時司馬懿が兵を率いて駆け付けなければ漢皇室は途絶えてしまったかもしれないと涙ながらに訴える。荀彧が膝をついて司馬懿を赦免するべきでしょうと申し出るとすべての文官と、曹植をはじめとした現地で戦った武官の多くが賛同し膝をついた。劉平はこの皆の意見を司空に伝えよと曹丕に命じる。

劉平は曹操を丞相に昇格させる。北伐の功という名目だが実際の所は司馬懿を放免するための取引といったところだ。


[A] 劉平
字は義和。亡き皇帝・劉協の双子の弟。劉協になりすまし世界の平和を取り戻すため戦っている。
[B] 伏寿
皇后。劉平の兄嫁にあたる。劉協の身代わりである劉平をいつしか愛するように。
[C] 曹植
曹操の四男。字は子建。曹操のお気に入りの息子。盧竜城の留守を任されている。
[D] 曹節
曹操の娘。亡き軍師・郭嘉から「天下の秘密」が記された小袋を受け取った。
[E] 曹操
司空。現在の漢帝国の実質的支配者。袁家と決着をつけるため烏桓へ進軍する。
[F] 曹丕
曹操の次男。字は子桓。密かに王越から王氏剣法を伝授されている。烏桓へ行く父に同行。
[G] 荀彧
尚書令。荀令君と呼ばれる。曹操不在時の許都の全責任を負う大臣。
[H] 司馬懿
字は仲達。劉平と兄弟同然に育つ。曹操に仕官するよう命じられたが足を怪我したと偽り拒否していた。唐瑛と結婚の約束をしている。
[I] 唐瑛
弘農王妃(未亡人)。身分を捨て司馬懿と新しい人生を送ろうとするも結局都に呼び戻されてしまった。
[J] 孔融
少府。儒教を重んじ漢皇室を支持する有力な大臣。

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「三国機密之潜龍在淵(全54話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第三十七集]
許都では曹操が陛下を戦場に連れ去ったのではないかという噂が広がっていた。河北の書生らが宮殿前に集まり陛下に会わせろと声を挙げる。荀彧が説得し書生らを帰したが、実は噂を焚き付けたのは司馬懿だった。
朝議が休みになること10日、ついに孔融が陛下は曹操に連れ去られたに違いないと声を挙げる。皆で追いかけ曹操の手から陛下を取り戻そう、と。曹司空が連れ去ったのではなく陛下自らの意志で行かれたのだが、今そんな事を言っても誰も信じないだろう…荀彧はため息をつく。

賈詡からの文で郭嘉は全ての真相を知った。霊帝の子が双子であったこと、司馬家と楊家が噛んで漢皇室を守ろうと図ったこと。この事を知れば曹操は必ず漢皇室を滅ぼす、そう逼る郭嘉に、ではお前はどうするつもりだと劉平は問う。
その頃伏寿は冷寿光を呼び、郭嘉との交渉が決裂したら服毒自殺をするつもりだと明かす。曹操が皇后を謀殺したと噂すれば反曹操派が立ち上がる充分な名目になる…。
劉平は郭嘉に、許都の騒ぎを抑えるために親征を詔を書くと言う。ここで都や陣中で混乱が起こり戦が長引くことを願ってはいない、漢皇室のためではなく民のために早く戦を終わらせなければならないのだ。郭嘉は自分は曹操の配下であるから異論はないと答える。

密かに王越の元で修業を続けていた曹丕。今夜いよいよ奴を殺す…己が手にしたいと思う全て、それは、彼を消さねば手に入れられないのだ!
皇帝が刺されれば人々は曹操がやったと考える、お前は漁夫の利を得るということか。王越はニヤリとする。

郭嘉の部屋から出てきた劉平らを王越が襲う。任紅昌がかばい応戦するが胸を刺された。冷寿光が死に物狂いで王越に飛び掛かり毒粉を投げつける。衛兵が集まってきて王越は逃げ出し、予定通り曹丕を人質に取り衛兵に対峙する、だがその時曹丕が王越を刺した。まさか初めからこうするつもりで…王氏剣法は恨みの心を元とする、一度会得した以上お前の心に二度と安らぎはやってこない、これが王氏剣法の呪いだ…そう言って王越は事切れた。

[第三十八集]
劉平は任紅昌を運び込むが傷は深く助かりそうにない。駆け付けた郭嘉の腕の中で彼女は息を引き取った。郭嘉は慟哭し血を吐く。伏寿はすぐに冷寿光を探しに。そういえば彼も王越に殴られ負傷したのだ。
冷寿光は書庫にいた。血を吐きながらやっと目的の書を手にする。伏寿が発見し彼を抱き上げるが、冷寿光は彼女にその書を託し、側に仕えることができただけで幸せだったと言って息絶えた。

任紅昌を失いさらに体調が悪化した郭嘉の元に曹丕が見舞いにやってきた。郭嘉はいつから王越に師事していたのだと睨みつける。曹丕はかつて命を狙われた王越に師事するわけがないと笑ってごまかす。
冷寿光が最期に託したのは華佗の書だった。劉平は書に従い郭嘉の治療を試みるが郭嘉は日に日に弱っていく。郭嘉は曹操と二人だけで話がしたいと言う。
翌朝、曹操は病人らを盧竜に残し主軍を率いて烏桓へ向かった。長居しても病の兵は増え糧食は減っていくばかり、今は一刻も早くこの戦いに勝利する事。速戦速決を郭嘉は提じたのだ。
楊修は密かに伏完に会いに行き、今が曹操を倒すチャンス、胡軍を使って盧竜を攻めれば曹操は退路を断たれると唆す…。

死期を悟った郭嘉は曹節に小袋を渡す。もし盧竜に攻めて来る者があればこの袋を開けなさい、と。そしてもう一つ小袋を渡す。「この中には天下の重大な秘密が書かれている、もし将来あなたのお父上と陛下がどうしても折り合わなかった時、天下にこれを示して何が正しいかを民に選ばせなさい。」

[第三十九集]
高台から敵地を視察する曹操。そこへ潘揚が単身現れ襲い掛かって来る。父を守って応戦する曹丕。その剣筋を知り潘揚は動揺する。「お前は王越から剣法を伝授されたのか?!」劣勢と見て潘揚は馬を奪い逃走した。
曹操は曹丕を呼び出し誰に剣を教わったのだと追及する。曹丕は王越に捕まった時に彼の剣術を盗み見て覚えた、強くなって父を守りたいと思っただけで他意はないと答える。

劉平は任紅昌の墓の隣に郭嘉を埋葬させた。胡軍が南下し近くの村を襲っているとの報せ。すぐに曹植と共に向かう。
潘揚は逃げる途中で村人が胡軍に襲われているのを見て助けに入る。そこへ曹植の兵が駆け付け胡軍は撤退していった。潘揚は袁紹の配下だった男、しかし劉平は曹植に彼を城へ入れるようにと命じる。
まだ若い曹植は胡軍が同盟を破って侵略してきたことに不安を抱く。劉平は郭嘉がいなくなったこのタイミングは確実に内通者がいると踏む。皆が暗い顔をする中曹節だけは嬉々として、懐から小袋を取り出して見せた。盧竜が襲われた時の策がここに入っているというのだ。そこにはこう書かれていた。「私は既に司空に伝えております、決して盧竜を救援に戻ってはなりませんと。」
曹植は自分が死守するので陛下は脱出するべきだと申し出るが、劉平は民あっての帝であり、民を守るのが帝の務めだと言い切る。

胡軍が盧竜城の前に現れ、捕えた捕虜を見せしめに投石器で投擲する。その残忍さに曹植や伏寿は打ち震える。胡軍は挑発を続けるが劉平は城門を固く閉ざし籠城する。そして許都に援軍を要請するため潘揚を使いに出した。
潘揚は荀彧に盧竜の危機を伝えるが、しかし兵権は全て曹操が握っており荀彧ですら動かせる兵はない。潘揚から盧竜の危機を知らされた司馬懿は自分に任せろと言って立ち上がる。


[A] 劉平
字は義和。亡き皇帝・劉協の双子の弟。劉協になりすまし世界の平和を取り戻すため戦っている。
[B] 伏寿
皇后。劉平の兄嫁にあたる。劉協の身代わりである劉平をいつしか愛するように。
[C] 曹操
司空。現在の漢帝国の実質的支配者。
[D] 郭嘉
祭酒。字は奉孝。曹操の第一の軍師。実は冷寿光と同門の医師。
[E] 任紅昌
郭嘉の愛人。
[F] 冷寿光
皇帝の侍従。冷常侍と呼ばれる。神医・華佗の最後の弟子でもある。劉平に医術を教える。
[G] 曹丕
曹操の次男。字は子桓。密かに王越から王氏剣法を伝授されている。将来は父の後を継ぎ権力を手にしたいという野望を持つ。
[H] 曹植
曹操の四男。字は子建。曹操のお気に入りの息子。
[I] 曹節
曹操の娘。優しい皇帝に恋をしている。
[J] 王越
江湖にその名を知られる剣豪。自分の剣術を後世に遺すため、弟の仇人でもある曹丕をその後継者に選ぶ。
[K] 潘揚
袁紹のスパイ組織「西園衛」の一員だった男。
[L] 荀彧
尚書令。荀令君と呼ばれる。曹操不在時の許都の全責任を負う大臣。

→インデックス
「三国機密之潜龍在淵(全54話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第三十四集]
任紅昌から「楊平何在」の四文字を聞いた劉平は郭嘉を召喚する。楊平は袁紹との交渉役に出したがそこで殺されたのだと告げるが、郭嘉はそんな答えで司空は納得しないとため息をつく。
曹操は袁紹の残党を刈るため烏桓へ出征することに。出征前に憂い事は無くしておくべきだと郭嘉に司馬家の抹殺を命じる。郭嘉は満寵と楊修にこの仕事を託す。
曹操の命で司馬家を潰す…話を聞かされた徐福はきっと父上の楊太尉が反対するからと楊修を止めるが、楊修は今消しておかないとこの陰謀に楊家が関わっていることに曹操が気づいてしまうと言う。

楊修と満寵の兵が司馬府を取り囲む。司馬防と共に出てきたのは楊彪。楊彪は楊修に馬鹿な真似はするなと制止するが満寵は上の命令であると突撃を命じる。両者激しい戦いが繰り広げられるが、楊彪が目くばせすると徐福が突然満寵の首に剣を突きつけた。徐福にとって楊彪は恩人、恩人の命には逆らえない。だが満寵は己の命など人質にとっても無駄だと言う。人質は殺せ、それが曹操のやり方だからだ。司馬懿は一日待てと言う。一日以内に必ず陛下から兵を引くよう命令が下るからと。

劉平は鄴城から逃げてきた書生らの署名を元に、曹操が出征中に河北で反乱を起こされたくなかったら司馬家襲撃をやめろと郭嘉に逼る。ならばご自身で曹操に頼みに行けばよいと郭嘉は流すが、劉平は臣下であれば世の元へ馳せ参じよと突きつける。
郭嘉からその話を聞いた曹操。あの小僧がそんなことを言うのか…どうも、以前とはまるで別人のようではないか?曹丕がやってきて、司馬懿は命の恩人なのでどうか助けてほしいと土下座する。曹操は奴が何故お前を救ったのかその理由を考えろと冷たく突き放す。父に駆け寄ろうとする曹丕を郭嘉が押しとどめ、その時密かに彼の手の中に文を滑り込ませた…。

[第三十五集]
参内した曹操に劉平は司馬家を助けるため取引をしようと言う。出征の際に気になるのは許都でまたクーデターが起こることだろう、ならば私がまたお忍びで司空について行こう、と。
曹操は郭嘉に司馬家襲撃を止めるよう命じる。が、郭嘉は既にその報せを曹丕に持たせて出発させておいたと言うのだった。

夜が明けた。満寵は自分に構わず殺せと命じる。楊修は兵に号令をかけるが、司馬懿はまず自分から殺せと進み出る。その時曹丕が駆けこんできた。曹操の命令書を携えて。そこには司馬懿の官渡での活躍に免じ司馬家を赦す、司馬懿はその才能を国に役立てるため文学掾に復帰せよ、とあった。仕官せよと…やっと唐瑛と二人幸せになれるはずだったのに…。司馬懿は楊修に向かい、親族の恩を忘れ父に背く不孝者と誹る。楊修は逆上し剣を司馬懿の腹に突き刺した!傷は浅かったが、司馬懿は左足が動かないと言い出した。

車椅子に乗せられて許都へ連れてこられた司馬懿。楊修と郭嘉が鍼を打たせるが司馬懿は足にまったく感覚がないと言う。腹を刺されたのに足が動かぬなど聞いたことがない、曹操に仕えたくがないために仮病を使っているのだろうと郭嘉は逼る。その時、劉平が冷寿光を連れてやってきた。そしてその鍼は治療ではないと医者や郭嘉らを追い出す。
足が動かないというのはもちろん嘘だった。劉平はほっとする。劉平が曹操と共に出征すると聞いた司馬懿は充分注意するようにと心配する。

唐瑛…唐王妃のために宮殿の近くに新たに住まいが作られた。郭嘉は王妃をぼろ屋敷に住まわせるわけにはいかないからだと言うが司馬懿に対する人質であるのは明らかだ。
曹操は陛下が共に行くと言うのは果たして本気で手を組むつもりなのだろうかと郭嘉に問う。「わしは袁紹とは違う、本気で協力するつもりならまず誠意を見せてもらわねば。伏皇后を廃し、わしの娘を娶らせる…!」

曹丕は司馬懿を自分の参謀にしたいと父に申し出たが、曹操はお前にはまだ早いと言う。あいつを制御できる力量がお前にはないと。それでも曹丕は諦められず司馬懿に直々に力になってほしいと頼む。司馬懿は歩けない事を理由に断る。

[第三十六集]
曹操は烏桓へと出発する。劉平と皇后はまた平民に扮して車に乗って付いて行く。行軍中長雨に遭い病気が発生し、曹操の娘・曹節も熱を出して倒れてしまった。曹操は盧竜城へ駐留し兵を休ませることに。曹操の参謀ということになっている劉平は連れてきた冷寿光と共に兵士達の看病に当たる。

ようやく雨の止んだある日。郭嘉は劉平にさりげなく、曹操と手を組まないかと提案する。以前の陛下は仇人の事しか見てなかったようだが今は天下の平和を見ている、それは司空の目指すものと同じだ、と。劉平は曹操の"戦を止めるために戦をする"やり方に協力はできないと告げる。しかし郭嘉は曹操が娘を陛下に嫁がせる、伏皇后を廃して曹節を新たな皇后に立てるつもりだと知らせた。愕然とする劉平。そこへ一人の兵士が近づいてきた。それは昔司馬懿と二人で山賊狩りをしていた時に命を助けてやった少年だった。命の恩人だと言う兵士に、劉平は人違いだと言って立ち去る。
郭嘉はすぐに少年兵を呼び出す。劉平の事を誰だと思ったのかと訊かれた少年兵は温県の楊公子だと答えた。楊公子…楊平!!
待っていると予想通り劉平が現れた。郭嘉はあの火事の日に陛下が楊平にすり替わったのだと突きつけるが、劉平はそもそも楊平という者は存在せず、自分の正体が何であれ漢皇室が認めているのに曹操が認めない理由はないだろうと平然として答える。郭嘉は10日後に曹節を皇后とすることに同意しなければ曹操に正体をばらすと逼る。急ぐことはない、よくよく考えて答えを出すことだな、と…。


[A] 劉平
字は義和。亡き皇帝・劉協の双子の弟。劉協になりすまし世界の平和を取り戻すため戦っている。
[B] 伏寿
皇后。劉平の兄嫁にあたる。劉協の身代わりである劉平をいつしか愛するように。
[C] 曹操
司空。現在の漢帝国の実質的支配者。
[D] 郭嘉
祭酒。字は奉孝。曹操の第一の軍師。実は侍従長・冷寿光と同門の医師。
[E] 司馬懿
字は仲達。河内の名家・司馬家の次男で劉平の親友。王妃・唐瑛と相思相愛となり結婚するため故郷へ戻って来た。
[F] 唐瑛
弘農王妃(未亡人)。スパイ組織「西園衛」の一員だったが組織を抜け司馬懿と新しい人生を送ることを決める。
[G] 満寵
許都令。満府君と呼ばれる。郭嘉を崇拝している。
[H] 楊修
主簿。字は徳祖。彼の目的はもはや漢皇室を守ることではなく、郭嘉や司馬懿といった才子を打ち負かすこととなっている。
[I] 徐福
楊修の配下。暗殺術に長けるようだ。
[J] 楊彪
太尉。楊修の父。霊帝妃王氏から劉平を託された当人。司馬家とは古い付き合い。
[K] 曹丕
曹操の次男。字は子桓。密かに王越から王氏剣法を伝授されている。将来は父の後を継ぎ権力を手にしたいという野望を持つ。
[L] 曹節
曹操の娘。優しい皇帝に恋をしている。

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