中国語でドラマを見る-軍師聯盟 #6 | あさひのブログ
「大軍師司馬懿之軍師聯盟(全42話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第十一集]
子桓は子建の事を好きな甄氏が自分を陥れるためにわざと酒席にやってきたのだと怒る。甄氏は誤解だと言うが、どうしてあの酒席の話が母に伝わるのだ。悪意ある者が密告した以外に考えられない。
実は密告したのは甄氏の小姓。楊修が彼女に金を積んで子桓を陥れようと図ったのだ。残念ながら司馬仲達は罰せられなかったが子桓の手足となる仲間らを排除できた。これで少しは子建に有利な流れを引き寄せられよう。

仲間を流刑に処され、周囲に心を開いて話せる人間が少ないと嘆く子桓。そして仲達に阿照をよこしてくれないかと頼む。阿照を子桓の元へ上げる、すなわち子桓の側室にする事には春華が猛反対。だが話を聞いて阿照はぜひともと飛びつく。春華は怒って阿照を部屋に閉じ込めた。話を聞いた叔達は傷心するが、子桓なら阿照を本当に幸せにしてくれるだろうと己は身を引き阿照を逃がしてやるのだった。
好きな人と一緒にいられると幸せに酔いしれる阿照だったが、子桓から仲達が変な行動を起こしたらすぐに知らせてほしいと言われた。子桓は自分を見初めたのではなく、義兄を監視するために娶ろうとしている…そしてそれを子桓は否定しなかった。だが阿照の事は本当に好きだから真実を話したと言って子桓は出て行った。
あまりのショックに動けない阿照の元に甄氏がやってくる。甄氏は何でも協力するので子桓に笑顔を取り戻させてあげてとやさしく声をかけるのだった。

荀令君は劉楨の減刑を曹操に願い出る。劉楨は身分こそ低いが漢王室の血を引いており、南方の劉表らが彼の血筋を利用して旗印にする恐れがあるからだ。また子桓の側近を罰したことで丞相が後継を長子ではなく次子末子にするのではという噂も立っている。それを聞いて曹操はふと思い出して袁紹との決戦前に荀令君と郭嘉に書かせた竹票を見せた。跡継ぎは誰がいいかと問うた答えとして、荀令君は「長子が継ぐべし」と書いた。郭嘉が記したのは…「賢子が継ぐべし」。さて賢子とは誰を指すのか、郭嘉亡き今それを知るすべはない。

曹洪将軍が南征に出発するにあたり東門から出立し令旗を届けるようにという命令を受けた子桓。将軍は南門外にいるのにわざわざ東門から出るのか?子桓は不審に思う。すると子建が同じように西門から令旗を届けに出ることになっているというのだ。
子建の元にも命令が届いた。楊修はこれは丞相のテストに違いないと踏む。東門、西門から南門までの距離は同じ。曹洪将軍は先に届いた令旗を持って出発する。馬の速さを競わせるわけでもなかろう、おそらく道中でなにかしら行く手を阻む者が現れる、そして二人の息子が臨機応変に事態に立ち向かえるかを試すに違いない。そしてはっきりしているのは、この争いに負けた方が命に背いたとして軍法で罰せられる。楊修はこうなったら明日現れるであろう邪魔者は有無を言わさず殺そうと言い出す。子建は罪のない者を殺すことなどできないと反対するが、楊修はこの乱世で自分の理想を実現するためには綺麗事だけでは進めない、この両手を血で染めることも必要なのだと説く。今我らの争いはただ勝敗を賭けているのではなく己の生死を賭けているのだ!

阿照はやはり出て行くことにした。子桓は無理には引き留めないと言う。やっぱり全部ウソだったんだと怒って出て行こうとする阿照の腕を子桓は掴み、普段から人を疑ってばかりで本心を表に出すことができない、本当は行かないでほしいと思っていると言う。その言葉に阿照は喜び機嫌を直す。

子桓は仲間らを集め良案を探る。子丹は行く手を阻むものを片っ端から切ってやると言うが、しかしその行く手を阻む者は丞相の部下だ、彼らを傷つけることは重罪。打つ手がない。そうして皆いつの間にか寝てしまい朝を迎えた。目覚めた子丹が慌てて兵を整えに出かけようとするのを仲達が制止する。何か良い策があるのかと思えば、何も思いつかないと言う。ただ、臣下の礼をわきまえ子としての礼をわきまえねばならない、と。それはつまり勝敗を争うなと?子桓は半信半疑ながらも落ち着いて出発の準備を整える。

子建と楊修は朝早く出立し西門へ行くが、丞相の命令で城門はすべて閉ざされていた。楊修は立ちふさがる門衛を刺し強引に門を開けさせた。
子桓と仲達は東門へ行くがやはり城門は閉ざされている。かっとなった子桓が剣を抜くのを仲達がなだめ、諦めて馬頭を返す。
はたして曹洪将軍の元には子建が令旗を届けた。

[第十二集]
この試練は二人の公子を試しているようで実のところは司馬懿と楊修の力量比べ…楊修は強引に門を突破し司馬懿は引き返させたという報告を聞いた荀令君はニヤリとする。

子桓と仲達は戻り丞相に命令を達成できなかったと陳謝する。曹操は軍令を帯びた身なら門衛の一人や二人殺して通ればよかろうと言うが、子桓は城門を閉めろという父の命令に背くような真似はできなかったと言い、自分が令旗を届けられずとも弟が必ず届けてくれると信じていたと答える。二人は自ら大理寺(拘置所)へ赴き沙汰を待つ。
子桓と仲達は何とはなしに兄弟の話になった。子桓には曹昴という勇敢な兄がいた。子桓が十歳の時、兄は宛城の戦いで自分をかばって矢の雨を受け戦死した。今でも兄の代わりに自分が死ねばよかったと思う、兄が生きていれば間違いなく父の後を継ぎ今こうして兄弟が争う事態にはならなかったはずだ…。子桓は仲達に自分に付いて来たことを後悔しているかと自嘲気味に尋ねるが、仲達は決して後悔はしないしこれからも付いて行くと答えた。

崔尚書は荀令君に、丞相の跡目となるべき子桓が投獄されるという一大事に朝臣がこのまま黙ってていいのかと詰問する。いくら丞相が子建を贔屓にしているといっても世の観念は長子が後継になるものでそれを崩しては人々の支持は得られずあの袁紹と同じ轍を踏む!すると荀令君はその言葉を待っていたと言う。部屋の奥から朝臣が次々と現れた。皆考えは同じだったのだ。崔琰を先頭に皆は丞相へ諫言に向かう。
甄氏と阿照に子桓の救出を頼み込まれた卞夫人は、あの日東門を閉じ子桓を追い返した門番を丞相への元へ連れていく。門番はあの時殺されても文句は言えない立場であったのに子桓が自分に老いた父母や幼い兄弟がいることを鑑みて引き返されたのだと、今子桓公子の代わりに自分が死罪になりますと申し出た。曹操は門番を赦してやるが、しかし未だ子桓を釈放しないのだった。

曹操自ら南征へ出立する。その見送りのため特別に釈放された子桓に、仲達は父の前で泣きなさいと指示する。
鎧に身を包んだ曹操がゆっくりと近づいてきた。子建が進み出て勇壮な詩をうたい見送る。士気を鼓舞するその勇ましい言葉に子桓はとても泣く気持ちにはなれない…。と、突然仲達がぴしゃりと顔を殴った。不意の痛みに思わず涙がにじむ。そのまま父の前へと押し出された。
子桓は涙を浮かべ、父が国の重責を担って出陣するというこの時に何の役にも立てず申し訳ない気持ちで一杯ですと土下座する。


[A] 司馬懿(仲達)
子桓に頼み込まれて彼の軍師となる。役職は文学掾(文学の教官)。鋭い洞察力の持ち主。
[B] 曹丕(子桓)
五官中郎将。曹操の長男。後継の座を弟と争っている。
[C] 曹植(子建)
曹操の三男。詩や音楽に長け、曹操のお気に入りの息子である。
[D] 楊修(徳祖)
主簿。子建の軍師。知識と野心に溢れた才人。
[E] 曹操(孟徳)
丞相。漢朝廷の事実上の支配者。司馬懿が己をも凌ぐ才能の持ち主ではと警戒している。
[F] 甄宓
子桓の妻。常に孤独を漂わせる子桓に惹かれていくが彼の心は固く閉ざされている。
[G] 張春華
仲達の妻。元は江湖の剣侠のようだ。二児の母。
[H] 郭照
張春華の義妹。阿照と呼ばれる。子桓に恋する。
[I] 曹真(子丹)
霊寿亭侯。子桓の従兄弟で腹心の将軍。子桓が仲達を重用していることに半信半疑。
[J] 荀彧(文若)
尚書令。令君と呼ばれる。曹操の古くからの臣下。


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