「難しい」を「簡単」に書き換える方法☆

脳×マインド×潜在意識を使いこなして

自分らしく自由に生きる

幸せ脳のつくりかた

西村ゆかりです。

本日は、仕事で同じミスを何度も繰り返してしまう…
というお悩みについて、
相談メッセージを頂いたので、
それにお答えしてみたいと思います。

実は、人間の脳は、
難しい！！と思った瞬間に、
動きが鈍くなって
先に進むのが困難になってしまいます。

逆に、これくらい簡単！って思ったら、
ラクに進めるようになっているんです。

失敗したらいけない…とか、
一発で決めなきゃ！とか、
これが出来なかったらダメ…とか、
失敗しやすい人は、
こういう思考に陥りやすいです。

この思考が、
脳に、これは難しい！と
思わせてしまう原因です。

そして同じ失敗を
繰り返してるってことは、
前回の失敗したイメージを
引きずったままで、
同じ仕事に、
取り組んでしまっているはず。

これを繰り返してると、
どんどん自分の中に、
その失敗イメージが
確立されていってしまうですね。

そうなったら、
引き寄せの法則で、
ますます失敗を繰り返すという
負のループに入ってしまいます。

この負のループを、
断ち切ってしまうことが大事。

では具体的に、
どうしたらいいでしょうか？

それは、脳の思い込みを
書き換えることです。

難しい！という思い込みを
こんなの簡単！に
書き換えることで、
確実に失敗が減って、
成功率がアップします。

では、難しい！を
簡単！に書き換える方法について。

①イメージを明確にする
②根拠を引き出していく
③事実確認をする
の３ステップでやってきましょう＾＾

①イメージを明確にする
まずは自分のいつも
上手くいかない事に対して、
自分がどんなイメージを
持っているのかに気づくことが必要です。

相談の例でいえば、
「いつも失敗する仕事」
に対する自分のイメージを明確にしてみること。

例えば、
・早くやるのが難しい
・細かい作業が苦手など、
自分がそれに対して、
具体的にどう思っているのかを考えてみてください。

この段階では、
気づくだけでＯＫ。

気づいただけで、
なぁ～んだ、よく考えたら、
そんなに難しい事じゃなかった！
って、思える人も
出てくると思います。

②根拠を引き出していく
次にそのイメージを持つようになった
理由や原因は何なのか？を探っていきます。

例えば、さっきの続きでやってみると…

・早くやるのが難しい
→
〇〇さんより遅い自分はダメ
早くやる人＝仕事ができる
遅い自分＝仕事が出来ない

・細かい作業が苦手
→
工程が多くて時間がかかってしまう
不器用な自分が嫌になる
不器用な自分には価値がない

といった感じで、
根拠を引き出していくと、
どんどん自分の本音と、
向き合うことになっていきます。

それはちょっぴり
自分にとって、
認めたくなかった
受け入れたくなかった
事実かもしれません。

ここで出てきたものが、
自分の思考の癖や、
こだわりや思い込みを
作り出しているものです。

人によっては、
しんどい作業になる場合もあるので、
無理せず、
ゆっくり落ち着いてやってみてね。

③事実確認をする
根拠が引き出せたら、
それは本当に間違いなくそうなのか？

それって、現実に起きた事なのか？
誰かに実際に言われたのか？
相手にちゃんと確かめたのか？
事実確認をしてみましょう。

思考の癖や、
こだわりや、思い込みは、
ちょっと厳しい言い方をすれば、
その人が勝手に決めつけてしまってるだけの事が多いです。

その心の囚われから解放されたら、
本当に自由でラクになれます＾＾

またまた、さっきの例でいくと、
〇〇さんより遅い自分はダメ
早くやる人＝仕事ができる
遅い自分＝仕事が出来ない
→これらは本当なのかな？？

確かにね、
仕事が早い＝仕事ができる
っていうイメージは、
世間一般にあるかもしれません。

だけど、世の中、
スピード重視の人ばっかりじゃない。

多少時間がかかっても、
奇麗に丁寧に仕上げてもうら方が良い

っていう人も、実際にたくさんいたりしますよね。

それに、
〇〇さんより遅い自分はダメっていう思考は、
〇〇さんと自分を勝手に比べて、
〇〇さんに視点を向けてしまっている状態です。

これはどんな仕事でも、
言えることだと思うけど、
意識を向けるのは、
同僚やライバルじゃなくって、
お客様やクライアントさんのはず。

思い込みが発生している時って、
必ず意識を向ける対象や、
視点をおく場所がずれてるから、
そこを見直してみることで、
解決の糸口を見つけていくことが出来ます。

①イメージを明確にする
②根拠を引き出していく
③事実確認をする
この３ステップは、
どんな問題にも有効です＾＾

慣れないうちは、
ひとつひとつ引き出していくのが、
難しく感じる人もいるかもですが、
最初はなぐり書きのように、
自分の中に思い浮かんだ言葉を、
書き出していくことからでも始めてみてください。

やればやるほど、
気づきが早くなっていきます。