DDTプロレスリング「Ultimate Party」(2023.11.12@両国国技館) | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

前スレッドでプロレスラー赤井沙希引退試合に関して記したが、その試合が行われた興行について。

DDTプロレスリング「Ultimate Party」と称された大会で、会場は両国国技館。

思えば、この団体の国技館大会は初めての観戦となる。

 

一番安価な2階席の向こう正面席のど真ん中辺り。

問題無く観戦出来そうです!

問題でした!!(涙)

前の席のヤツが椅子の背ににもたれずに終始身を乗り出して観てるので、こちらもそれに対応すべく身を乗りだしてずっと観戦に…腰が痛かった…。

さて、この大会のカードは、

第一試合 KO-Dタッグ選手権試合

高尾蒼馬&翔太<王者組>vs高梨将弘&アントーニオ本多<挑戦者組>

第二試合 時間差ランブルタッグ戦

出場チーム:KANON&MJポー、土井成樹&須見和馬、岡田佑介&高鹿佑也、小嶋斗偉&石田有輝、夢虹&瑠希也

第三試合 東京女子プロレス6人タッグマッチ

荒井優希&宮本もか&鈴木志乃vs鈴芽&遠藤有栖&上原わかな

第四試合 スペシャル8人タッグ~ジャパニーズ土下座マッチ

高木三四郎&彰人&大石真翔&川松真一朗vsヨシ・タツ&ヨシ・ヒコ&男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン

第五試合 スペシャル・シングルマッチ

黒潮TOKYOジャパンvs正田壮史

第六試合 スペシャル6人タッグマッチ~DDTvsVOODOO-MURDERS

秋山準&HARASHIMA&納谷幸男vs斉藤ジュン&斉藤レイ&歳三

第七試合 第七試合 スペシャルシングルマッチ

佐々木大輔vs遠藤哲哉

第八試合 赤井沙希引退試合~強く、気高く、美しく~

赤井沙希&坂口征夫&岡谷英樹vs丸藤正道&樋口和貞&山下実優

第九試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権試合~お楽しみデスマッチ

高橋ヒロム<王者>vs平田一喜<挑戦者>

第十試合 DDT UNIVERSAL選手権試合~ノーDQマッチ

マット・カルドナ<王者>with ステフ・デ・ランダーvsMAO<挑戦者>

ダブルメインイベントⅠ ドラマティック・ドリームマッチ

クリス・ジェリコvsKONOSUKE TAKESHITA

ダブルメインイベントⅡ KO-D無差別級選手権試合

クリス・ブルックス<王者>vs上野勇希<挑戦者>

と盛り沢山!

全て紹介はさすがに出来ないので、幾つかの試合を掻い摘んで…。

 

DDTのエンタメ担当と言えば、スーパー・ササダンゴ・マシン、男色ディーノ、高木三四郎は欠かせない。

この3人が塗れる試合が第4試合。

その名も「ジャパニーズ土下座マッチ」!(笑)

土下座させられた方が負け…と言う超下らない内容!!(笑x2)

リングインする前のVTRからもう可笑しい。

プロレスよりトークの応酬が勝負。

結局、団体社長である高木三四郎が無残に(?)土下座させられ決着。

馬鹿らしくていいですね~!

プロレスの持つコミカルな要素だけで終始しちゃうのだからすごい。

ここまでやられると痛快な気分になります!

 

そして、この日のダブルメインよりも本来ならメインであるのが第8試合。

赤井沙希の引退試合である。

こちらは前回記したので省略。

 

自分としては、この赤井選手の引退試合と並んで、楽しみにしていたのが11試合目にあたるダブルメインイベントⅠのクリス・ジェリコvs竹下幸之介。

クリス・ジェリコ登場です!!

現在は米マット「AEW」で闘っているクリスが、DDTからその「AEW」へ飛び出た竹下幸之介=KONOSUKE TAKESHITAがDDTのリングで闘うのだから、これはもう「AEW」の試合を1つ観戦出来ることになる。

メインもワキもどちらもこなせるスーパースターで、やはり華があります!

クリス選手は元々日本のプロレス団体で研鑽を積んだので、日本のプロレスファンを熟知しているし、世界メジャーの「WWE」でも長らく活躍して来たことから、魅せるのが上手い。

そのクリスと現AEW所属でもあるTAKESHITAの一騎打ち。

やはり、ジェリコの貫禄と動きに目が行く展開。

必殺技「ウォール・オブ・ジェリコ」(逆エビ固め)を極めて、貫禄の勝利を得たクリス・ジェリコ。

この2人のAEWでの今後の絡みがどうなるか気になるところです。

 

そして最後となる試合が、KO-D無差別選手権試合となるクリス・ブルックスvs上野勇希と言うカード。

DDTマットで若手から中堅へとそのキャリアを積んでいる同期2人の試合。

DDTプロレスリングの現在~未来を託す一戦。

この試合が語り草になるほどのものになれば良いのですが。

個人的見解は、よく頑張った、けどまだまだ伸びしろが見える分、もっと良くなるでしょう。

ホント細かい間や技の出し受けなどがきっともっと良くなれば、違った印象を受ける気がしました。

結果は、上野選手が王者クリスを破り、新チャンピオンに。

クリス自ら、そのベルト上野選手に巻いてあげてました。

上野選手の世代から下が、DDTを支えていく時期もやってくるので、そんな時代のチャンプとしたファイトを見せ続けて欲しいと願っています。

マイクで「自分やクリスの試合で、もっとお客さんを増やしたい」と言ってましたが、ホントそこを目指して欲しいです。

この日の大会は、これが真のメインの試合で、赤井選手の引退試合、クリス・ジェリコを招聘、新日本プロレス、プロレスリングノア、全日本プロレス所属の選手参加も、この日お客さんの入りは6割5分くらいだったのでは…?

今現在、振れ幅の広い団体だけに、DDTプロレスリングの未来がどうなるか?

見守っていきたいと思います。

 

本大会の全試合の結果はこちらでどうぞ!