この2日間で、過去のとあるスレッドにアクセス数が異常に上がっている。
そこには、当時このアポロキャップを被っていた芸能人として「アリス」時代の谷村新司氏を紹介していた…。
一昨日、仕事の確認のラインで谷村新司の訃報を知った。
自分が小学生~中学生の頃、アリスを知って結構好きだったので驚き!
最初は、「今はもうだれも」をラジオで聴いたのがきっかけ。
他にも「二十才の頃」、「青春時代」などの短調作品も好きだったが、この3曲はどれも谷村新司氏はおろか他のメンバーの作品でもなかった。
その後、堀内孝雄のリードボーカル曲「遠くで汽笛を聞きながら」(作詞:谷村新司、作曲:堀内孝雄)でハマった次第。
それから、あの「冬の稲妻」のブレイクで、一躍知名度を上げ、続くシングル曲も立て続けに大ヒットし、日本武道館3日間公演も果たした。
このライブは、当時の同級生と観に行ったし、後にライブ盤として発売され購入もした。
で、このアルバムの特典として、当時のLPレコードが複数枚入る特製ビニールバッグが付いていて、このバッグに教科書を入れて通学していた時期がある。
そんなとある日、新宿駅南口(今のバスタ新宿前)の坂を下っていたら、偶然に谷村新司が正面から歩いてきて、一瞬驚きの余りただただ見つめて唖然としていた。
せっかくだからその時も持っていたそのバッグを見せて、サインでもお願いすれば良かったのだが、その時は唖然として見ていたら、谷村氏が自分に気づき、とても怪訝な顔で慌てて目の前にあったタクシーに飛び乗られていった。(苦笑)
アリス解散後も、ソロで「昴」や今も24時間テレビで歌い継がれる「サライ」、山口百恵の代表曲となった「いい日旅立ち」など、世代を超えて知られる名曲を世に送り出した。
そして、14年前にアリス再結成して全国ツアーをした際に、久しぶりの日本武道館公演時に観に行きましたっけ。
また来年からアリスの活動に本腰を入れて活動する予定だったそうで、何とも残念である。
谷村新司、享年74歳。
心よりご冥福をお祈りいたします。