映画「紫 MURASAKI 伝説のロック・スピリッツ」 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

海外ミュージシャンの訃報に続き、国内も高橋幸宏氏が亡くなられたとの報…、心よりお悔やみ申し上げます。

昨日(あ、もう一昨日になった…)、日本人でもまだまだ元気な老齢ロッカーの映画を観た。

」と言うバンドの映画だ。

正直、自分はその名と、リーダーがジョージ紫で70年代のハードロック系によくあったオルガン奏者で、沖縄のバンド、と言うことくらいしか知らないレベル。

何故、このタイミングで映画を撮ったのか?と思ったが、沖縄本土復帰50年というのが引き金のよう。

ちなみに作品名は「紫 MURASAKI 伝説のロック・スピリッツ」。

これが、なかなか面白かった!

ライブ観たくなりましたもん。

かつてのレイジーやラウドネス、聖飢魔Ⅱ、X Japan、といったお茶の間にも進出したハードロック・ヘビーメタルのバンド・メンバーが紫へのリスペクトを語ったり、セッションしたり、またアメリカ統治下時代の沖縄での生き様や、何度もバンドの崩壊~再生を繰り返して、沖縄の宝とさえ言われるほどの存在感を示す。

アメリカのハードロックと沖縄人の魂とがどう彼らの音楽を作っていったか、丁寧に描かれている。

キャリアの有るミュージシャンだと、どうしてもナウ&ゼンを描く事になるが、そこにこのバンドの未来へ続く場面で映画が終わるも良い!

上映後には、メンバーでリーダーのジョージ紫と最年少メンバー(自身はまだ紫のメンバーとなったとは言っていないと言うが)のクリスが登壇し、元『ヤングギター』編集長の山本隆士氏が司会でのトークショーも。

ただ、山本氏も高齢なので、かなりグダグダ感あるトークショーに…。(苦笑)

しかしながら、紫が今後も前へ進み続ける意思はひしひしと伝わるし、山本氏もそれを応援しようと言うところは声を大にしていた。

詳細発表はまだ時間がかかるらしいが、今年は東京公演が内定しているというところまで明かしてくれた。

まだまだくたばらない爺ロッカーが健在だという頼もしさを見せつけてくれました。

東京は、19日までテアトル新宿で上映し、その後は吉祥寺アップリンクで、さらに大阪、名古屋、他各地域でも上映が決まっている。

最後に予告編を。

ご興味ある方は映画館へ足を運んでみて下さい。