珍しい?!「茶豆」のカレー | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

本日、朝から野暮用で外出。

ちょうど昼前に用は終わり、腹も減ったのでどこでランチをするか?

日曜の昼間だと、それなりに悩む。

そんな時、ふと思い出した。

以前、それなりに有名で日曜に店の前で人が並んでいる古き佳き喫茶店の佇まいの店のカレーが名物だという場所。

今日はそこへ足を運んだ。

茶豆(チャズ)」というお店。

ここは喫茶店?カレーショップ?

実は、何度か前を通ったことがあったが、いつも3人~5人が店前で待っている。

でも長い行列にはなっていない。

で、今日行ってみたら、誰も待ってない…まさかの臨時休業?!

と、思ったら、1人お客さんが出て来た。

やった!営業してる。

しかも今1人出たので、こちらも1人なのですぐ入れる!と思い、ドアを開けたら、半数以上席が空いていた。(笑)

内装からして、こちらのお店はあきらかに元は喫茶店、それも昭和の本格的「珈琲」の店だと判る。

ご年配のご夫婦と息子さん(?)3人で切り盛りしていて、皆さんとても物腰の柔らかい感じで素敵です。

で、現在はどうやらカレーだけを提供しているようだ。

そして、そのカレーも上掲画像にあるように、キーマカレー、ポークカレー、チキンカレーの3種のみ。

コーヒーとセットで、キーマカレーが1,100円、ポークとチキンが1,000円。

そして、空さもマイルド~普通~中辛~大辛と4段階あり(途中隣に座った方は「大辛の5倍」と頼んでいた)、ご飯の量も指定出来るし、おかわりも可能。

初の訪問店は、まずは最もベーシックなものを頼むので、カレーだとチキンかな?と思ったが、自分豚肉好きなんで「ポークカレー」を「普通」でオーダー。

自分がオーダーしたあたりから、続々とお客さんが入店し、あっと言う間に満席!

やはり人気店です。

 

そして、頼んだ「ポークカレー(普通)」が到着!

ごはんとカレーは別で、漬物も。(ちなみにこの漬物は、自家製キューちゃん?とラッキョウ)

ポークカレーのアップです。

いい匂いがします。

ライスにON!

いざ、実食。

ん?意外な第一印象…。

それは、「うちで食うレトルトのカレーと似てる!」でした。

うちでは、家族が気に入って取り寄せるレトルトカレーがあるのだが、それにかなり似ているのです。

もちろん、美味いのだけど、まさか自宅で食べる味みたいとは思わなかった。

ただ、自宅で食べるレトルトよりも、酸味と塩気が利いてる。

深い奥行きを感じる欧風(?)なカレーなのだけど、酸味、塩気があり、他のカレー店でお目にかかるカレーとは違う珍しい味と言えます。

豚肉も臭みもなく、絶妙な柔らかさであっと言う間に食べれてしまう。

辛さも「普通」だと辛いというほどではない。

ん~、中辛あるいは辛口で頼んでもよかったか…。

おかわりはしなかったですが、ルーがこの味と量からすると、大盛りで分量が合いそう。

 

そして、食後のコーヒー。

なんと、キューブ型の1口チョコも付いてきた。(笑)

この、お皿が猫のイラストが可愛い小さな絵皿。

そうそう!こちらのお店の店内は至る所に猫の置物、猫のプリント柄、猫のイラストの何かが多数あり、猫好きの方にも愛されそうな感じです。

肝心のコーヒーは、すっきりしていながら苦味を感じる味。

これもカレー同様、ちょっと違う味わいのブレンド具合が独自でしょうか。

また、元来喫茶店で珈琲にはこだわっていたと思える名残りのような気がしてしまう。

(もっとも、自分マンデリン派なのでコクと苦味とずっしり感が好きなですけどね…苦笑)

 

美味しくいただき、店を出たら表にやはり3人並んで待っていた。

適度な加減の人気がこちらのお店に合います。

ただ、こちらのお店は実は週3日だけ、しかも数時間だけの営業なので、かなりレアなお店のレアなカレーとなります。

ご興味のある方は、必ず事前に調べて訪店してください。