去る10月28日にロカビリー・ミュージシャンのジェリー・リー・ルイス氏が他界した。
スーパースターのエルヴィス・プレスリーや、自分の好きなエディ・コクラン、バディー・ホリー、チャック・ベリー、ビル・ヘイリー、カール・パーキンスらの時代のR&Rスターの一人。
多くのロカビリーズたちがギターを持ちシャウトしていたが、彼と、リトル・リチャードはピアノでのパフォーマンス。
リトル・リチャードに負けないクレイジーなパフォーマンスぶりは多くのティーンを熱狂させた。
大ヒット・ナンバーの“Great Balls Of Fire(火の玉ロック)”は今もロック・アンセムとして生き続けている。
彼のデビュー曲にして、こちらも人気の高いナンバー“Whole Lotta Shakin' Goin' On ”も。
問題児っぽいルックスとパフォーマンスから、ティーンは好き、大人は許せない、と思われていた代表格なミュージシャンだったと思います。
さらに、13歳のいとこと結婚し、その前の結婚に蹴りが付いていなかったとかゴシップも現れ、ロカビリー・シーンも低迷してからは、カントリー系のフィールドでの活躍が増えていった。
1986年には「ロックの殿堂」入りを果たし、今年は「カントリーの殿堂」入りも果たした。
しかしなんだなぁ、ロカビリー全盛期のリアルタイム・スターも、彼が存命した最後の人になったのかも知れない…。
ジェリー・リー・ルイス 享年87歳。
心よりお悔やみ申し上げます。
R.I.P & R&R!