子供たちを勇気づけた作曲家“渡辺宙明”氏逝く | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨日、新聞を広げて仰天!

作曲家の渡辺宙明氏の訃報…。

つい先月Eテレの「CLASSIC TV」で特集され、96歳ながらもスタジオに来てお元気に話していたのを観たばかりだったのに。

渡辺宙明=わたなべちゅうめいと読むが、これはペンネーム。

本名は同じ表記で“わたなべみちあき”さんと言う。

 

渡辺氏は主に劇伴作家として活躍し、昭和のヒーローもの作品の作曲で名を上げた。

昨年一足先に他界された菊池俊介氏と双璧のヒーロー作曲者でした。

初の子供向けヒーローTV作品は「忍者部隊月光」らしい。

観てました!

このテーマ曲が渡辺宙明さんでしたか?!

次に手掛けたヒーローものは「人造人間キカイダー」。

これも大好きで観てました!

レコードも買いましたよ。

そして何より、氏にとっての初アニメ作品が今も歌い継がれる大ヒットとなりました!

そう「マジンガーZ」です!!

この他にも、戦隊シリーズの初作「秘密戦隊ゴレンジャー」をはじめその後のシリーズものの多くや、「宇宙刑事ギャバン」なども。

ロボットもの以外にも「昆虫物語 新みなしごハッチ」や「サザエさん」(かつて火曜日に再放送的にオンエアしたバージョンの方)、等々、数多の子供向け作品の名曲を手掛けられました。

昨年もその当時の最新戦隊ものを担当されたとの事。

前述の「CLASSIC TV」では「チャンスがあれば、また一発書いてみたい」とおっしゃっていたのだが…。

ちなみにご子息も作曲家で大河ドラマなども手掛け、フォーク・グループ「赤い鳥」の最後のメンバーで、さだまさしソロデビュー時のバンマスでもあった渡辺俊幸氏だと、今回初めて知りました。

 

本当に、昭和の子供に勇気を与えてくれる音楽作品の数々をありがとうございました。

心よりお悔やみ申し上げます。