3日前には神宮球場で学生野球観戦したばかりにもかかわらず、昨日は東京ドームでプロ野球観戦!
巨人戦でなく、今年のプロ野球日本シリーズの第5戦目を観戦。
今年の対戦は、セリーグが東京ヤクルトスワローズ、パリーグがオリックスバファローズ。
両軍とも昨年まで2年連続最下位だったチームが、今年はともにリーグ優勝し、CSも勝って堂々の日本シリーズ進出。
今年でなかったら、プロ野球で最弱決定戦ですよ!(笑)
しかしながら、両軍の今年の動きは予想を上回る活躍で、この日本シリーズもここまで毎試合が面白く手に汗握る攻防戦。
ここまで、スワローズ3勝、バファローズ1勝で、東京ヤクルトスワローズが日本一に王手をかけた状態。
この日に勝利すれば東京ヤクルトスワローズが晴れて日本一となる。
実は、自分過去に2回だけ日本シリーズを生観戦したことがあるが、そのどちらも目の前で日本一が決まったゲームでした。(東京ヤクルトスワローズvs大阪近鉄バファローズ戦、東京ヤクルトスワローズvs福岡ソフトバンクホークス戦)
また、自分の目の前で日本一が決まるのか?!
でもね、スワローズを贔屓にしているのでそれもうれしいが、前述のように毎試合がこんな面白い日本シリーズなら第7戦までこの調子でやって欲しくもあるんだよなぁ。
この日は、1塁側2階席での観戦。
そして、スターティング・メンバー発表。
先発予告をしないスワローズ高津監督は原樹里投手をマウンドへ。
予告をするが、王手をかけられ今回は「ヤマ!」としか言わなかった中嶋監督は、エース山本ではなく山﨑投手を持ってきました。
この日も、取って取られて取り返してのジェットコースターのような次から次へと展開が変わる面白いゲームとなりました!!
序盤はちょっとづつ1点を返し合う展開。
バファローズ4番の“ラオウ”杉本選手の適時打で点を取ると、
スワローズの若き4番の村上選手も目の覚めるようなホームランで返す。
だが、バファローズもかつての4番で今季5番のT-岡田選手の適時打でまた点を取るなど、
まさに両者互角の試合ぶりで、6回終了までで2-2のイーブン。
いい緊張感ある力の拮抗がホント面白い!
しかし、7回にもなると歯車が変わりだすのが野球の醍醐味。
ここから加速を付けて目まぐるしいい展開に…。
まず、7回表バファローズ攻撃時に今回初めてスタメン起用の若き伏兵の太田選手がタイムリー3ベースヒットで1点返し勝ち越しに成功する。
ここで、本大会初日に奥川投手からホームランを打ったモヤ選手が代打登場し、3塁の太田をきちんと返し4-2とする。
さらに8回表にもこの日マスクを被った伏見捕手のタイムリーもあり、5-2と8回の3点差はちょっとこのまま行きそうな雰囲気になる。
一緒に観戦した友人も「ああ、こりゃ、行かれそうですね。」と口にする。
8回裏スワローズ攻撃時、マウンドにはヒギンズ投手が上がる。
だが、このヒギンズが不調でストライクを取れない。
先頭バッターの塩見、青木と2者連続フォアボールで、ノーアウト1、2塁でスワローズの顔!山田選手を迎える。
いざ、勝負!
すると山田がレフトスタンドへ同点の3ランホームランを放った!!
いやぁ~、出来すぎでしょ?!?!
もう、面白すぎる!!何?この展開!!!
こうなると、9回ラストでどちらも何とかしないとなりません。
その9回表に、初戦で押さえに失敗しつつその後しっかりセーブを果たしたマクガフ投手がマウンドに上がる。
すると、先頭バッターに変えて代打ジョーンズを送るオリックス中嶋監督。
初戦では、このジョーンズ選手にフォアボールを与えたのが敗戦のきっかけとなった。
アメリカではジョーンズはスター選手の1人、マクガフは3Aなどを渡り歩いたタイプなので、日本人には解らない思いがありそうです。
そして、その軍配は?
なんと!先頭打者勝ち越しホームラーーーーン!!
ホント!何?この展開?!
面白れぇ~~~~~~~!!
これで6-5とバファローズが1点リードで9回裏へ突入。
マウンドには、守護神平野が登場。
無死1塁で代打王の川端登場もライトフライ…。
続く塩見は審判の微妙な判定でアウトにされ、最後はベテラン青木が2死1塁で同点には出来るチャンス!
しかし2ゴロに倒れ、試合終了!
6-5でオリックスバファローズが意地の勝利。
3度目の正直で、今回はスワローズの日本一を目の前で見れなかったのは確かに残念とも思うが、もうね、こんな面白い試合してくれる両軍の戦いをもっともっと観たいと言う気持ちの方が、自分の中で勝っています。
7戦目までやって、勝ったチームが日本一でいいよ!
そんな試合ばかりの日本シリーズなら球史に残る名勝負、名シリーズとなるでしょう。
いやぁ、本当に面白かった!!