第52回明治神宮野球大会(2021.11.23) | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨日は、久々に神宮球場へ!

今年初の学生野球観戦に。

同じく野球好きの知人に誘われ、知人の奢りでペアシート観戦。

知人が早起きして、先に買っていてくれました。(感謝!)

当初、昨日は3試合予定だったが、前日の雨天中止の1試合がこの日にずれて4試合に。

なので、かいつまんでの印象を記す程度で…。

 

その第1試合は、高校の部から花巻東高校vs広陵高校!

いやー、甲子園で見るようなカードです。

自分が到着した時には、この日の第1試合の1回が終了のタイミング。

注目としては、メジャーMVPのあの大谷翔平を、他にも多くの名選手を輩出した花巻東の監督のご子息ですでに大スラッガーぶりを発揮し注目の佐々木麟太郎選手でしょう!

先日の日本シリーズも映画を観てるかのような展開でしたが、この試合もこの主役で映画を観るような感覚か?

しかしながら、疲労骨折を押しての出場だそうで。

なのに、さらにデッドボールを受け、ベンチに一旦引き下がる事に…!

代走が出たものの、次の守備から走って1塁へ登場!

もう、場内拍手喝采!!

だが試合は序盤で広陵に5-1と差をつけられ、その後も5回終了時点で9-2と大差へと広がる。

ところが、6回表にその佐々木のヒット出塁をきっかけに1点返すと、7回表にはまた佐々木のタイムリー・2ベースヒットで2点を、8回表には同点打となる3ランホームランまで放つスターぶりを発揮!!

いや、まさに映画!

主役が相手にやられるも終盤反撃に出るストーリーみたい。(笑)

しかし…だがしかし!相手を広陵高校だというのを忘れていた…。

9-9の同点で迎えた8回裏、2死1塁で、主将の川瀬くんがなんとタイムリー3ベースヒットで逆転!

これが、決勝点となり、10-9で広陵高校の勝利。

でも、佐々木麟太郎選手の存在感とスター性は見事でした!!

 

続いて、第2試合は高校野球の王と言える大阪桐蔭高校と、神宮大会初出場の九州国際大学付属高校。

もう、泣く子も黙る(?)天下の大阪桐蔭。

間違いなく高校野球のトップでありキングと言える強さ。

ジャイアンツやホークスの高等学校版と言う感じか。

故にアンチも含めてファンは多いし注目度も別格。

対する九州国際大付属高は、正直よく知らないし、この大会にも初出場なので何とも言えない。

先発投手は、大阪桐蔭が前田投手で、一緒に行った知人が今一番注目したい高校生と言っていた。

対する九州国際付高は、野田捕手。

…え?捕手?!

大会プログラムを見ると、登録は捕手になっている!

他にも、結構登録ポジションではない配置というトリッキーな野球部。

これはこれで、キング大阪桐蔭に秘策を用いそうな高校の対決で楽しみ!

そして、その先制は九州国際付高だった!!

2回表九州国際付高の4番の佐倉選手のバットが火を噴いた。

また、この佐倉選手の佇まいがもういいんだ!!

いや、こんな感じの4番だと嬉しくなっちゃうよ!(笑)

で、思い切りライトスタンドにホームランをぶち込む!!

すぐ裏に大阪桐蔭も1点取り返すが、3回表1番黒田選手もホームランで2-1とする。

その後はしばらく両軍とも互角に勝負で0更新が続く。

やるじゃん、九州国際付高!と思っていたが、6回裏の大阪桐蔭が本領発揮。

代打田井選手がヒット出塁をきっかけに、伊藤選手の2ランなど打者一巡の猛攻。

(途中、九州国際付高がピッチャー交代になるが、場内アナウンスで「ピッチャーの交代で、ピッチャー野田君がキャッチャーに…」と告げられる。いやぁ、これは投手と捕手の新たな二刀流か?笑)

で、一気に7点を取り、7回裏にはさらに1点追加し、9-2のコールドで大阪桐蔭の勝利。

第1試合が「映画」なら、この第2試合はまさに「横綱相撲」を観た感じでした!

 

そして、第3試合から大学の部。

第3試合は、本来なら前日の第4試合で行う予定が雨天順延でスライドしてきたカード。

神奈川大学vs中部学院大学。

ゆかりがあるので神奈川大を応援しつつ観戦。

しかし、前半は中部学院大が優勢に進めて、3回表終了時で4-0と差が付く。

その裏、神大が2点返し4-2と巻き返しを図るが死闘に…。

両軍ともケガ人が出て、試合中断続出。

終盤7回に入り、中部学院大が1点返し、いよいよ神大を仕留めに来たかのように見えた。

が、その裏の神大は1死1、3塁で、有安選手がなんと!セーフティスクイズと言う渋い技を決めて、5-5の同点にした後に、ベンチが動き前田投手の打席で代打登場小林選手。

代打の仕事を見事に果たし、レフトへ勝ち越しのタイムリーヒットで7-5とする。

続く8回裏にも、佐古選手、渡邉選手、本田選手のタイムリーで、5点を挙げコールド勝利。

この試合は、もうプロレス・格闘技!

そんな印象の試合でした。

 

で、この第3試合から寒さに震え、第4試合の東都大代表の國學院大學vs九州産業大学の試合も観たかったのだが、、、日本シリーズもあるし、泣く泣く諦めて帰途につく。

しかし、この3試合と昨夜の日本シリーズも含め、面白い野球を4試合も観れて、今年野球観戦率が低かったのだが、それを帳消しにしてくれる野球デイでした!

ああ、満足、満足。(笑)