「柿の日」にちなんで(?)杮落しって何故「柿」? | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

10月26日は「柿の日」だそうで。

実は、俳人である正岡子規があの有名な「柿食えば、鐘が鳴るなり法隆寺」と言う句を詠んだのが、1895年10月26日だったので「柿の日」に認定したとの事。

 

柿は、東京の住宅地でも良く見かけるものの、今年はまだあまり実が成っていない。

成っていても、まだ青々としていた。

 

で、前から思ってたことで、よくホールなどの新規開場時に「こけらおとし」と言う言葉があるが、感じで書くと「杮落し」。

なんで「かきおとし」と書いて「こけらおとし」と読むのか?

いい機会なので調べたら、意外な事実が判明!

こけらの「柿」と、かきの「柿」は実は違う漢字だったのです。

パッと見ではどちらも木へんに市というつくりなのですが、果物の「柿」は「木へん」に「なべぶた」を書き「巾」を書くそうです。

では、木へんに市で「柿」のこけらって何??

「こけら」と言うのは「木屑」、「木片」を指す言葉のようで、「こっぱ」(←「木端微塵」の木っ端だ!)などとも言われていた模様。

昔は「柿萱き」と言う屋根で劇場を作っていたことから、開館を前に屋根などに落ち残った木屑を払い落して、ようやく完成に至るというところから「杮落し(こけらおとし)」という言葉が、新規開館の際に使われるようになったようです。

ふーん、知らなかった…。