人生初の救急車は、楽園ハワイだった…! | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

前スレッドで紹介しましたが、数日前の深夜に突然の激痛に襲われ、自ら救急車を呼び深夜救急処置を受けました。

その際、急な事だったので所持金を持ち合わせておらず、ちょっとだけの金額を仮払いで支払い後日精算としました。

ようやく本日空いた時間で、病院へ行き、支払い手続き終了。

処置を受けたその日は¥13,000(!)でしたが、ずいぶん前に世話になった以降使っていない診察券も念のため持っていったせいか、¥11.260で済んだ。

でも、月の序盤でこの額は大打撃出費だ…。

 

そうそう、前スレッドの最後に人生初の救急車はハワイだったと書きました。

今回は、その時の思い出を。

1990年代前半だったかと思うが、ハワイの一人旅と洒落込み、2~3日目だったか…??

夜、ライブ(ちなみにバーシアでした)を観に行って、その帰りに小腹が減った気がして、ホテルの横にあったスーパーマーケットで軽食を買って戻るつもりだった。

当たり前だが、ハワイは常夏の島。

外は気温が高いので、屋内はどこもかなり冷房が効いている。

スーパーマーケットなんて生鮮食品も扱っているので、なおの事。

「なんか寒いぞ」と思いつつ、日本でもよくお祭りなんかで見かける透明のパランパランな容器に入った「焼きそば」を発見。

ハワイで焼きそばなんて、これはこれで可笑しいと思い、飲み物などと一緒に選んでレジに並んだ。

自分の直前におそらく日本人だと思うが東洋系の2人連れの女子観光客がドルやセントが解らないようで、支払いにやたら時間がかかっていた。

そうするうちに、こちらは寒さからか腹痛を感じ出した。

「早くしてくれ~!」と心の中で叫びつつ、我慢していたが、限界が来たのか、急に目の前の景色がなくなった!

気がついた時は、スーパーマーケットの床と床の上に立つレジ台と床の接地面が目の前にあった。

そう、床の上に横向けに寝ている状態。

すると、今度は周囲で「Are you OK?!」、「OK?!」と人の声々が聞こえてきた。

どうやら、レジ待ちしている状態で、突然気を失いその場で倒れた模様…。

意識が戻ると、若い東洋系の男子店員が自分を支えながら脇にあるスペースに移動させてくれて、「OK?!」と何度も尋ねる。

「I'm OK.」と答えると、「You Smoke?」と訊いてきた。

当時は喫煙者だったので「Yes,I’m smoker.」と言うと、何やらタバコを出せ!と言ってる感じ。

自分が吸ってるタバコを出して見せると、そのパッケージを見るや「Thank you.」と言うではないか。

どうやら、ハワイに来て初めてor多量のマリファナをやるおのぼり観光客ではないか?とまず思ったのだろう。

その証拠に、この後に救急車が来た際にも救急隊の最初の質問も同じものだった。

で、この時点で自分は意識を取り戻したのでホテルへ帰ると意向を示すと、「No!」と言われ、どうやらもう救急車を手配してしまったから、ここにいなければなりません、みたいなことを言われた。

 

救急隊員は白人の方々で、自分が日本からの観光客で英語が出来ないと判るや、ノートを取り出し、片言の日本語で質問してきて、こっちはYesかNoで答えるやり取りになった。

なので、前述の質問も「アナタ ハ タバコ スイマスカ?」、「マリファナ スッテマスカ?」ほかに「サケ ハ ノンデマスカ?」、「ウンコ ハ フツウ デスカ?」、「ハキマシタカ?」みたいな…。(笑)

 

運ばれた先の病院には、初老の女医さんがいて、いろいろ検査してくれた。

もちろん英語でしかも医療などの専門用語など、てんで解らないながらも、辞書(当時はまだ携帯電話も無く翻訳アプリなどとうてい無い時代)なんかも見せてくれて、どうやら「日射病」の可能性が高いとの事だった。

実は、ついついやらかしてしまっていたのです…。

ハワイに着いた日から翌日までは時差の関係や、こちらも気が張っていたこともあり、この日の午前中に浜辺で日向ぼっこをしていいた際についウトウトしてしまい、たかだか2時間くらいだがオチてしまったのだった。

おそらく、これが原因ではないか?と…。

やはり、その翌日から足が徐々に痛痒くなり、熱を帯びだした。

帰国したら、足じゅう大小の水膨れが無数にできておりました。

 

とにかく、あの時思ったのは事前に旅行用の掛け捨て保険に入っていて良かった!!と言う事。

実は、日本で準備してる時は「保険なんてどうせ使わないからな…」と躊躇していたのだが、以前バイト先でグアムでやはり火傷になったスタッフがいたとか、南の島だと虫がいそうだし、日本よりも強い菌持ってそうだしな、なんて事が頭をよぎり、一応掛けとくかぁ~、って感じで最後の最後に保険を掛けたのだったが、いやまさにそれが大正解となった。

 

で、翌日に倒れたスーパーマーケットで、面倒を見てくれた店員さんに(確かキムと言う、多分韓国系の人だと思う。)謝礼の商品券を持っていった。

(あいにく、彼はその日時は非番だったが…。)

 

ハワイには、スカイダイビング体験が目的で行ったのだが、まさかの救急車初体験までするとは思いませんでした!(苦笑)