昨夜、と言うか、今日の超早朝、1時近くなっての事。
1時には仕事が終了するので、あともう少しと言うところで、背中の左下に突然痛みが…。
一瞬、「え?こんな所をつった??」と思う痛みに襲われた。
さほど時間が経たないうちにその痛みは尋常でなくなっていった。
顔から変な汗がどんどん出てくるし、立っているのも辛い。
何とか仕事をやり過ごし帰宅。
そもそもは23時台に胃が痛くなったのが、思えば発端か?
帰宅してすぐに、胃薬と痛み止め(解熱剤)を飲み、横になる。
しかし一向に痛みが引かない。
背中が痛いのに、胃や腸も痛く感じ、次第に吐き気や排便がしたくなるようなどうにも落ち着かない状況に。
寝返り打ったり、色んなポーズで少しでも楽になるところはないか探すも、そのうち呼吸そのものに合わせ痛みがズンズンと出るようになり、ついにギブアップ。
仕方なく救急車を呼んだ。
救急車は7~8分くらいで到着したか?
救急車に乗り、痛みが押し寄せるも、救急隊の方の質問がどんどん飛んでくる。
また、同じ質問を何度もされる。
お仕事の一環なので十分に理解出来るが、とりあえず車を走らせて、質問と目的とする救急病院を決めてくれたら…思わずにいられなかった。
(まあ、コロナで大変な時に対応してもらえるだけでも本当はラッキーなのだろうが。)
そして、以前ストレス性膀胱炎で検査したことのある大型病院へ向かうことになる。
救急車から降り、病院の入り口に行くまでのちょっとの距離をまともに歩けず、救急隊員の方に支えていただいて何とか入館。
ストレッチャーに横になるも、痛みは治まる気配もなく、どんどん辛くなり、ついには体感温度が暑いのか寒いかの判らず、汗を流しながら体中がブルブル震えて止まらない。
また病院で、救急車内で訊かれた質問を繰り返される。
正直答えることさえ辛い状況に…。
さすがに看護師さんが「ちょっと辛いようですね。質問は後でまたしますね。」と言ってくれた。
救急とは言え、大都会東京ではそんな人々は毎日日常茶飯事で、先客の救急で運ばれた患者たちがいるようで、「順番が来たら、移動するので、もう少し頑張ってください。」と声掛けされた。
それからどの位時間が経ったろう?
ストレッチャーに衝撃が伝わったと思うや、「CTを取りますからお部屋に移動しますよ。」との事。
ここで、4回くらいか?息を吸って、止めてを繰り返す。
そこからまた元の場所であろう応急室に戻った。
ここで暫く、スキャン結果が出るまで待つことになる。
ようやく宿直医が来て「結石が見つかりました。」と教えてくれた。
だいぶ前に「尿路結石」の経験が一度ある。
確かにその時の痛みに似ていたが、その時は痛くても歩いて医者へ行けた。
さて、処置だが「痛みを取るのに、一番良いのが座薬です。こちらでよろしいですか?」と訊かれた。
これまでも、高熱や、痛み止めで座薬を出されたことは何度もあるが、正直効かない。
なので「これまでも熱や痛みで座薬を貰いましたが、効いたことはない。」と伝えるも、「座薬でも種類が違うだろうから、まず試しましょう。」と結局座薬になった。
しかし、案の定効かない。
医師が「じゃ、お注射しましょう。」と。
「だったら、最初から注射にしてくれ!」と心の中で叫んだ。
それで、注射も医師や看護師でなく、どうも見習いの実地訓練にされ、注射を打つまでに「まずアルコール」、「そこをそう持って、次は」などの指示が色々聞こえる。
「いいから、早く打て!!!」そう心の中でまた叫んだのでした。
それからしばらくすると痛みが徐々に引き、かなり落ち着いた。(ホッ!)
そこで、帰宅となるのだが、深夜の救急と言うことで費用が1万3000円!!
当然、持ち合わせも無いので、あるだけ支払い、後日またきちんと支払いに来院することに。
そして、病院を出たら、あら、また少し痛みが…!
とりあえず、ここはタクシーが来たら乗っちまえ!と思うも明け方午前4時とか。
一向にタクシーは走っていない。
そこで、東京無線に電話して、繋がったその時!屋根の上に光る物体を乗せている車がかろうじて見えた。
東京無線さんには悪いが慌てて「また電話します」と言い切り、道路に出て手を上げた。
近づいてくる車は…やった!タクシーだった!!!!
これで、何とか帰宅して、痛みも落ち着いたので速攻で横になる。
朝、目覚ましが鳴るよりも先に目が覚めたが、痛みは…無い!(ホッ!)
若干、腹部に膨満感のような違和感があるものの、何とか午前にやらなければならない仕事もこなせ、とりあえず安堵。
まさか自分で救急車を呼ばないとならない状況に陥るとは…。
人生で初めて救急車呼びました。
日本の救急車も初めて乗った。
実は、自分…救急車に乗ったのはこれで2度目。