ここんとこ連続で昭和に一瞬流行ったもの、それも文具系を紹介してきた。
今回は「カバン」の類から。
小学校に入学した際は、全員鞄は「ランドセル」でしたが、公立の小学校だともう小3くらいからランドセルは卒業してバッグを各自気に入ったものを使用するようになりました。
そんな中で、小学校4~5年くらいだったろうか、自分の周囲で流行ったものがあった。
「グルービーケース」です!
果たして、どれだけの人がご存じでしょう??
こんな感じのものでした。
ただの箱です、ハイ。(笑)
横にあるベルトに大き目なホックがあり止めるだけのもの。
でも、これがなんか大人と言うか大学生にでもなったようで、カッコよく思った当時の小学生たちでした。(苦笑)
それから、もう1つ。
遂に、「物」に入れて収納しなくなりました。(?)
「ブックバンド」です。
なんか、これだと大学生も西洋の大学生みたいで憧れました!
特に男子人気が高かった。
多分だが、肩に引っ掛けて持つという仕草が昭和の男(子)にはカッコよく映ったのでは?
こんな感じで。
このポーズは、小林旭映画あたりののマドロスものだと、波止場のボラードに片足かけてバッグを肩にかついでいたり、テレビ「柔道一直線」の主人公の一条直也が柔道着を帯で巻いてやはり方に掛けて登校したり、と何か当時の「カッコいい」象徴に思えていたのでは?と改めて思ったりする。
ただ、「グルービーケース」も「ブックバンド」も雨天には弱く、結局はお気に入りの「バッグ」をみんな見つけてきては使用する事になるのですが…。(笑)