謹賀新年~DDTプロレス観戦記後編(2019.12.28@後楽園ホール) | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

新年あけましておめでとうございます。

令和初の新年、そして2020年代初の新年を迎えました。

皆様のご多幸とご健勝を願っております。

 

 

さ、そんな新年最初のブログは、前回の続きで年跨ぎになりましたが、DDTプロレスの昨年最後の大会の後半戦の模様です。

最初にお断りしておくますが、やたら画像多いです、スミマセン!

第5試合は、とても楽しみにしていた対戦。

スーパー・ササダンゴ・マシーンvs青木真也という、プロレス・格闘技史上最大の異種格闘技戦!!!

スーパー・ササダンゴ・マシーン(以下SSM)はテレビのバラエティ番組などにも登場するタレントマスクマンで、試合の前に対戦相手の分析と試合傾向をパソコンのパワーポイントでプレゼン&説明するビジネスマン的芸風が特徴。

当然そんなキャラクターなので試合は必ず負ける。

対する青木真也は、かつての「PRIDE」でも活躍した総合格闘家で、“バカサバイバー”の異名を持つ突っ走り系のストイックな性格。

かつて、別総合格闘技団体「戦極」の代表選手である廣田瑞人との対抗戦で腕をへし折った挙句にファックポーズで侮辱したことで脚光を浴びたこともある戦闘派。

当然、この2人で試合が成り立つあろうはずがない。

そこで、いつものようにSSMが試合前にパワーポイントで解説、対策を発表する。

まずは、青木選手の説明。

結論は「絶対に勝てない。」です。

しかし、先月行なったDDT大会でSSMが試合に勝つという奇跡が起き、それに味をしめたSSM選手。

青木選手相手に、

どうしても勝ちたくなってしまった、のです。

そこで、勝つために考えあぐねた結果、特別な異種格闘技ルールを主張。

それは!

「大喜利」。(笑)

プロレスx大喜利という究極のMMAに!

本日のパワポによるプレゼンが終了。

改めて、本試合のルール発表。

大喜利の勝敗決定は、審査員として飯野、渡瀬、翔太の3選手が選ばれステージ上で見守ることに。

まずは、プロレスによる試合だが、組み合うや青木選手のスリーパーにタップするSSM選手。

ここで、ルール通り大喜利試合に突入、リング上にある机と椅子に着席し、お題の発表を待つ2選手。

お題は「大晦日の格闘技中継で夢のカードが実現!誰vs誰?」

必至に捻り出す両者。

やはり、SSMが早い!出した回答は、

「川尻vs沢尻(MMAvsMDMA)」!(爆笑!)

川尻と言うのはMMA(総合格闘技)を代表する選手の1人で、川尻達也選手。

沢尻はもうご存知の通り、最近ドラッグ(MDMA)所持で逮捕された女優の沢尻エリカ。

もうこの辺り、上手いですね。

対する、青木選手は、

「タケルvsナスガワ」。

いやいや、これは格闘技好きからしたら今本当に観たい顔合わせですよ。

タケルはK-1の現チャンピオン武尊(たける)の事で、ナスガワは昨日の「RIZIN」でも活躍した格闘家の那須川天心(なすかわてんしん)選手。

ここは、やはりMMA選手の勝ち。

続いてのお題に対する両者。

お題は、「青木真也著『ストロング本能』の続編発表が決定、そのタイトルとは」?で、早速SSM選手の答えは『グランメゾン本能』。

青木選手は、『ダディ。』。

意外やこれには場内が沸く。

しかしながら、SSM選手が判定勝利。

ここでプロレス勝負再開。

青木選手の腕ひしぎ十字固めで瞬殺されるSSM選手。

すぐに大喜利試合に突入。

ここでのお題は「2020年に向け、なんとなく気が引き締まりそうな四字熟語を教えて下さい」で、ここは青木選手がすかさず「石井館長」と答える、と場内大爆笑!

石井館長というのは「K-1」の創設者でK-1全盛期の主宰者であった空手家。

だが、その全盛期に巨額の脱税で逮捕され、身を引いた。

対するSSM選手は、腕ひしぎ十字固めのダメージが大きく、ペンを持てない。

さらには、思いのほか青木選手の回答が爆笑を取ったことに動転。

特別に、書けないなら口頭で良いと認められるも、出てきた言葉は「安全第一」…。(これも面白くはあるが)

ここは、審査員も全員青木選手を支持。

プロレス→大喜利連続勝利の青木真也選手の勝利!

試合結果の公式発表は「6分48秒 決め技“石井館長”による判定勝利」!(笑)

あー、7分足らずの試合を長々書いたもんだ。(汗)

 

続いての第6試合は4人タッグマッチで怪我で欠場していた樋口和貞復帰戦でもある。

対戦は、樋口和貞、坂口征夫vsブル・ジェームス、納屋幸男というカード。

樋口和貞が主役なのだが、個人的にはあの昭和の名横綱・大鵬の孫で元関脇・貴闘力の子供でもある納屋幸男を初観戦なので注目。

加えて、柔道家→プロレスラーとして名を馳せた坂口征二の息子と対戦するというのも感慨深い。

ただ、納屋選手は動きがスローモーで、技も大柄の身体の割りに迫力に欠け、期待ほどではなかったのが正直な感想。

試合は、復帰の樋口選手が納屋選手をパワーボムからのエビ固めで3カウント奪取で、樋口&坂口組の勝利。

 

第7試合は、スペシャル4WAYマッチで、HARASHIMAvs佐々木大輔vs竹下幸之介vsクリス・ブルックスの4選手による試合。

正直、出場選手の辻褄合わせのような感も…。

結果は、竹下選手がジャーマン・スープレックス・ホールドでクリス選手を仕留め勝利。

 

そして本日のメインイベント。

「D王 GRAND PRIX 2020優勝決定戦」時間無制限1本勝負で、対するはDDTの遠藤哲哉vsゼロワンの田中将人というカード。

田中選手もべテランながらいつも熱く全力なプロレスを見せてくれる。

が、ここのところ、生でもテレビでも田中選手を見ないで久しかったので、今回実際に観戦できるは嬉しい!

今もまだまだ全力で熱いです!!

熱い勝負を展開し続けたが、最後は田中選手の必殺技「スライディングD」を遠藤選手の後頭部と真正面への2連発からエビ固めでフォール勝ち。

田中将人選手が「D王 GRAND PRIX 2020優勝決定戦」の優勝者となった!

 

このあと、DDTの現チャンピオンであるHARASHIMA選手がリングインし、公約通り次回の後楽園大会で「KO-D無差別級」選手権の挑戦者として指名した。

 

そして、2019年最後の大会とあって、本日出場の全選手がリングインし挨拶し大団円で終了。

本大会の試合結果と詳細はこちらでどうぞ。

 

新年1発目のブログなのに、長々となり、決しておめでたい内容と言うこともなく(苦笑)、申し訳ございません。

最後に、せめてものの縁起もので、先日、世田谷線車両で見かけたおめでたいものを。

招き猫的な「招き吊り革」!(笑)

今年は幸福をしっかり掴んで下さいませ。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。