第50回記念 明治神宮野球大会決勝戦(2019.11.20@明治神宮野球場) | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

ここんとこ、“学生野球観戦の神”に見放され(どんな神じゃい?)、行こうと決めていた日に仕事やら天候やら体調やらで悉く観戦出来ずということが多かった。

(高校野球は、意地で秋季都大会を神宮第2球場最期の日に行ったが

 

今回も意地で、「明治神宮野球大会」の決勝戦へ行ってきた。

平日なのでとてもスケジュール調整が微妙だが、今回は古くから世話になっている兄貴分からも誘いを受けていたので頑張りましたー!

しかも、今回は記念すべき第五十回という節目ですし。

先に着いた兄貴分の知人がテーブル付きの指定席(俗に言うポンタボックスシート)を購入していた。

2人なんで2名席なのだが、ネーミングが「ペアシート」ってなんかカップル席みたいで…。(苦笑)

実際、他の「ペアシート」は男女カップルばかりで、そんな中にジジイ2人でやたら盛り上がっている。。。(苦笑x2)

ちなみに、こんな席です。

知人は元来 “ガタイ”が良い上に最近は運動(ソフトボール)を辞めたことなどもあり、少し太ったと言い、神宮球場の席と通路が狭いと言うことで、この席を購入。

さらに、通常で¥1,300だが、ここは¥1,500と200円差。

だったらこちらの方が断然、居心地良く観戦できお得かも。

それに眺めもちょうど良い。

 

さて本題の決勝戦、まずは高校の部。

今年の決勝戦進出は、中京大中京高校(愛知)と健大高崎高校(群馬)。

本当なら、大会1日目の明徳義塾vs星陵と言うあの甲子園にて初暴動が起きた因縁の2校の再試合を観たかったけど…仕事でした。

本題に戻して、決勝戦両校の先発メンバー発表。

中京大中京の先発投手は左腕松島クン。

エースの高橋君は温存なのね。

対する健大高崎は191cmの長身、橋本投手。

試合は、意外な感じで初回に動いた。

まず1番西村選手安打出塁~二盗~橋本投手暴投で三塁~今度は戸丸捕手パスボールで西村生還での1点先取となった。

しかしその後序盤に攻防激しく、2回に健大高崎は下位打線が活躍で、橋本野手が安打出塁すると、戸丸捕手、橋本投手の連続タイムリーで2点を返し2-1と逆転に成功。

でもでも、中京大中京は3回裏、1死から9番村上クンが中前安打出塁すると、またも1番西村クンの右前安打で一、三塁に。

2死後、3番中山選手が見事に三塁打で3-2と逆転し、さらに4番印出選手の適時打で4-2とした。

ところがところが、健大高崎は4回表、5番木川クンが三塁線を破る二塁打で出塁すると、その後、一、三塁の好機に7番戸丸捕手は二ゴロながらその間に1点返し3-4とし、次なる逆転となるか?と思わせつつもここでストップ。

そこから流れが止まって行く。

5回終了して中京大中京が4-3と1点差で優位。

そして6回に中京大中京はここでエース高橋投手をマウンドへ!

来た!来た!やっぱ観たいもんね、高橋クン。(笑)

早くも松阪超えとか千賀2世とか言われてますよ。

あと、ここまで観てきてショートの中山選手が結構良いですよ。

余談になるが、決勝なのに中京側スタンドは、おじさん二人が張り合いながら、また時に結託しながら声を張り上げて応援。

しかし、中京関係者陣はひたすら黙止。(苦笑)

おじさん2人は歌詞を間違えないように、スマホを見ながら大声で歌う。(笑)

X Japanの「紅」やら、今年ヒットの「パプリカ」まで!(笑x2)

閑話休題、、、試合は後半、出塁は1度だけあったが完全に前半と打って変わって0更新が続く。

結局、4-3で中京大中京が勝利!

明治神宮大会初優勝を飾った!

中京大中京も健大高崎もよく戦いました。

 

 

 

続いて、大学の部決勝戦!

こちらは、関西大学(関西5連盟第1代表)vs慶應義塾大学(東京六大学)の顔合わせ。

東京vs大阪みたいな古えのベタな戦いが50周年のアニヴァーサリーには良いかも?

(本当は、大学だと個人的には、4日目の中央大(東都大リーグ)vs東海大(関東五連リーグ)辺りを観たかったかな。)

まずは両チームのスターティング・メンバー。

先発投手は、関西大が森クン。

対する慶応大は少し変わったフォームが特徴の高橋投手。

この日、快晴ではあったが北風が強く、正直ブルブルと震えながらの観戦だったが、高橋クンは両軍合わせて唯一半袖!(笑)

若いなぁ。

慶応大では、柳町選手が福岡ソフトバンクホークスに指名5位でプロ入り決定し、

郡司捕手が中日ドラゴンズから4位指名を受けてます。

その郡司が初回から見せてくれました!

ランナー1人置いて、レフトスタンドへの2ラン!!

大学もこのまま5回終了までで2-0で動かず。

ここまで慶應の初回の安打2本だけ。

投手戦です。

そして、慶應高橋投手はここまで無安打…!

後半動きは8回表、慶應攻撃時で、二、三塁という場面で、またも4番郡司クンが右前に落とし2者生還で4-0。

さらに2死二、三塁から8番瀬戸西の適時三塁打で6-0に。

そして!ここまで高橋投手はパーフェクトピッチング!!

が、しかし…関大は8回裏、4番野口が完全試合を阻止する初安打を左前に落とし無死一塁。

いやぁ、ここまで来たら完全試合観たかったねー。(笑)

しかし、関大は後続をピシャリと抑えられ無得点。

対する慶応大は9回にも2点を加え8-0とすると、9回裏の関西大の攻撃時ランナー出すも返せずに高橋の完封で慶應義塾大学が優勝!

19年ぶり、4度目の優勝ですと。

そしてこの試合を最後に同大学監督の大久保氏は勇退。

勝利監督インタビューでは、目を潤ませ、声を震わす場面も。

有終の美を飾りました。

どうもお疲れ様でした!

今年の慶大は本当に強かった!!

 

そして、今年の野球も全て終わってしまった…ちと寂しい…。