特別展「見えているのに見えていない!立体錯視の最前線」@明治大学 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

もう丸々1ヶ月前の話だが、明治大学を訪れた。

懐かしき我が学び舎!(嘘、そして良い学校を訪れる度にこう書く芸の無さ…)

訪れた理由はこれ。

「見えているのに見えていない!立体錯視の最前線」という展示会。

これは、一度当拙ブログでも軽く紹介した明治大学の杉原厚吉教授が研究・発表する錯視を使ったある意味エンタテインメント。

 

まずは錯視(錯覚)の代表的なものを。

「線」の描き方次第で大きさや歪みが見えるというもの。

このような錯視をこの杉原教授は計算式で導き出すというのだから恐れ入る。

方程式があるんですね?!すごい。

 

あと、面白いのが実際に肉眼で見るとさほど錯視をおこさないので、ちょっと拍子抜けするのだが「携帯電話のカメラを通して見て下さい」という案内文があり、そのようにするとあら不思議?!錯視を起こすのです。

ただ、そうなると皆さん写メしたくなるので、展示の列が進まない!進まない!

私の前にいた妙齢のご夫婦と思わしきカップルは撮るのに夢中で、その前に列の隙間が出来ちゃったので、そこに入って次を見ようとしたら、先に入られたのがあまりに悔しかったのか、写メ撮りながら器用にケツで俺の事を押して圧をかけて来やんの!

ま、そんな困ったちゃんにイラっとしながらも、この錯視展は素晴らしくて充分満喫できました。

 

では、ここからは方程式で導き出された「立体」の錯視とそのネタばらし(?)をご覧下さい。

           こちらが「錯視」状態       →    こちらが実際の状態

  

  

  

  

判りますか?

見る角度を変えると全く違うのが判るのです。

ある角度から見ると、現実にはありえないものに見える、方程式の魔術!

 

そして、この杉原教授の錯視には鏡に映すと全く違う形で映ると言うものもあります。

そんな作品の数々も。

すごいでしょ?!

ちなみに最後の作品のネタばらしもオマケに!(笑)

また、このような展示会の機会があれば、是非伺いたく思っております。