梅雨入りですねー。
先週末は東京でも30℃を越える夏日でしたが…。
そんな日に懲りもせずに散歩に行った。
まずは、京王線「代田橋」駅のホーム。
金網に絡む緑…これは…?
眼下には、緑と水路が見えます。
今回は、この水路を歩きたいと思います。
まずは甲州街道に出ると、見逃してしまいそうなほどのスペースが。
この狭い道を入ります。
舗道の手摺越しに水路が並行してあります。
するとほどなく先ほどの代田橋駅下に到着。
駅下は階段で下がっている。
ここを抜けると、水路を管理するような施設が見える。
ちなみに最初の画像で駅ホームから見えたのはこの辺りです。
画像の真ん中に見えるレンガ塀の上は橋になっています。
その橋は「ゆずり橋」と言う。
橋の袂に、案内板があった。
かつてここに架かっていた橋は狭小でゆずり合いながら通行できるくらいのものだったところからの名称。
橋の先には児童公園らしきものが見える。
また橋の両端には水流調節用だろうかバルブがある。
橋を過ぎてから振り返ると絶景の「ゆずり橋」が見えた。
再び、先を進むため180度振り返った先は、
児童遊具もある遊歩道となり暗渠化している。
ここをしばらく歩くと、
環七にぶつかるのだが、地下へ降りる地下通路が。
入ってみましょう。
“頭上注意”とあるが、薄緑の管は結構低い場所にある。
階段を登り、地上に出ると、
「玉川上水緑道」という遊歩道となり再び暗渠化されていた。
かなり整備された舗道をしばらく歩くと、「稲荷橋」という橋の先からまたまた開渠となる。
ここから、水質が俄然きれいで透き通っていた。
水面には“アメンボ”が何匹も。
アメンボなんて久しぶりに見ましたわ!
そして再び暗渠化する。
ここはもう「笹塚駅」。
笹塚駅高架下に、
道路があるのですが、その脇に古い石柱がひっそり佇む。
「南ドンドン橋」の橋柱跡ですね。
それにしても「ドンドン橋」って?!(笑)
調べたら、意味がちゃんとありました。
実はここで、水路が直角に曲がるのです。
つまり上掲画像を撮影した状態で真後ろを向くと水路が続く。
で、この“ドンドン”はかつては水流があったので、ここで水の方向が90度曲がる際に、激しい激突音が“ドン、ドン!”と鳴ったらしい。
だが、すると“北ドンドン橋”とかもあったのか…?
さて、180度振り返ります。
画像左の大きな建物は新しく笹塚駅ビルとして造られた「フレンテ笹塚」で、ここを過ぎるとまたまた開渠になる!
暑いので鳥たちが水浴びをしていました。
そして間も無く、暗渠になります。
ここからずっと暗渠となります。
遊歩道が延々と続きます。
色とりどりの花が綺麗でした。
この遊歩道が途切れるのが、中野通りとぶつかり「大山町」のバス停ポイントになります。
中野通りを超えた先の緑が、この先に続く暗渠化の遊歩道の続きで、この後に甲州街道と沿って新宿駅南口まで続く。
とりあえずこの日はここで終了。
いずれ、玉川上水源流から江戸城までの水路を散策してみたいな、と思いながら帰宅したのでした。