「全日本プロレス」初さいたまスーパーアリーナ興行~前編 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

週末に知人から招待券をいただいたのでさいたまスーパーアリーナへ「全日本プロレス」観戦に行った。

今の全日本がさいたまスーパーアリーナで?!と思う方もいるかもしれないが、実は「さいたまスーパーアリーナ」は3段階のキャパシティを持つのです。

この日は最もキャパが最小となる“コミュニティアリーナ”での開催。

こんな感じです。

ここは、中キャパ状態にした際の余白部分を使用していることになるのです。

上掲画像のオレンジ色の部分ですね。

ここで約3000席を設けることが可能らしいです。

 

で、この日のカードは、

<第1試合>

 丸山敦、吉江豊、佐野直、佐藤恵一、カーベル伊藤

  vs

 将火怒、石切、レブロン、大門寺崇、FGマスク

<第2試合>

 渕正信、中島洋平、TAJIR Ivs 西村修、ウルティモ・ドラゴン、鈴木鼓太郎

<第3試合>

 岩本煌史 vs ジョシュ・ボドム

<第4試合>

 野村直矢、KAI vs ヨシタツ、火野裕士

<第5試合>

 諏訪魔、佐藤光留、岡田佑介 vs 藤田和之、ケンドー・カシン、NOSAWA論外

<第6試合>~アジアタッグ選手権試合

 秋山準、永田裕志(王者組) vs 大森隆男、中西学(挑戦者組)

<第7試合>~世界ジュニアヘビー級選手権試合

 青木篤志(王者) vs 近藤修司(挑戦者)

<第8試合>~世界タッグ選手権試合

 ゼウス、ボディガー(王者組) vs 崔領二、ディラン・ジェイムス(挑戦者組)

<メインイベント>~三冠ヘビー級選手権試合

 ジョー・ドーリング(王者) vs 宮原健斗(挑戦者)

というラインナップ。

全く知らない選手もいれば、判る選手、好きな選手も。

 

個人的には、中盤の<第5試合>諏訪魔、佐藤光留、岡田佑介 vs 藤田和之、ケンドー・カシン、NOSAWA論外と、<第6試合>秋山準、永田裕志(王者組) vs 大森隆男、中西学(挑戦者組)に興味が。

まず、第5試合は全日本プロレスのエースを任されていた諏訪魔選手が、総合格闘技でも活躍する藤田和之と対戦したいとアピールしていたが藤田が相手にしないまま引退。

天龍源一郎引退興行の第10試合でこの2人一度しょっぱーい醜態を晒したことがある。

それがまた再燃でどうなるのか?

個人的は一筋縄では行かない捻くれ者の“ケンドー・カシン”が何をしでかすかはいつも楽しみ!

マスクに「非常勤講師」とあるが、実は大学で講義を行なっているらしい。(笑)

で、試合だがこの面子と怨恨ではもうリング上はぐしゃぐしゃ…。

最後はNOSAWSA論外が岡田佑介をキャメルクラッチで極めレフェリー・ストップで試合終了。

試合内容や遺恨がどうのと言うよりも、NOSAWA論外で“受け上手”だなぁと改めて思った次第。

全日本エースでなければいけないはずの諏訪魔はと言うと…。

リングでフレディまで参加した元新日本~IGFはぐれ軍団たちがビールで乾杯し、そのビールを仰向けの状態で浴びせられる醜態をまたも晒したのだった。。。

全日本プロレスは諏訪魔がしっかりしないと駄目なんだけどねぇ…。

 

続く試合は「アジアタッグ選手権」でチャンピオンチーム秋山&永田組と、怪我からの復帰戦とした大森は、秋山の専修大学時代の先輩であり、永田と盟友でもある同じ新日本プロレスの中西学をパートナーにして挑戦する。

現・全日本プロレス社長でもある秋山と新日本プロレスの実力者永田の2人はやはり安心して試合が見れますね。

そして裁くのは、

キョーヘーッ!!

和田京平レフェリーなのでさらに安心感を覚えます。

秋山はもうポジション的にも年齢的にもやや下り坂にいるようなイメージになりがちですが、技の的確さは一流なまま!

永田の試合作りや、中西の天然ぶり、大森の復活と、本大会でのベストバウトと思いました。

結果はリストクラッチ式エクスプロイダーからの片エビ固めで秋山選手が大森選手を下して勝利。

王者秋山&永田組の防衛。

 

試合終了後、気がつくと新日本プロレスの永田と中西がリングに残り、そこへ前の試合を終えたばかりの藤田、カシンの元新日本の2人が缶ビールを持って乾杯。

これは何か始まるのか…??

 

なお、この日の全試合の結果はこちらでどうぞ。

(次回に続く。)